- 京都らしい体験プログラムが知りたい。
- 子どもに京文化を体験してほしい。
- 子どもと一緒にできるものは何かある?
そんな疑問に答えます。
亀屋良長の「京和菓子手づくり教室」はインターネットから申し込めます
京都に暮らしていると、いわゆる「京都らしい」体験教室に参加する機会は少ないです。
いつも観光客で混んでいると言うイメージや、観光客向けと言う固定概念があり敬遠していたのかもしれません。
このコロナ禍で、京都も観光客の数が激減し、普段はそういった体験教室に目が向かない一般市民である私たちも参加するハードルが低くなったように思います。
子どもたちに、自分たちの住む京都の文化に興味を持ってもらいたいと言う気持ちもあり、最近は「京都らしい」体験教室に目が向いています。
その中でも、今回は、亀屋良長の「京和菓子手づくり教室」をご紹介したいと思います。
亀屋良長の「京和菓子手づくり教室」の内容としては、練り切り2点、きんとん1点の制作体験になります。
全てプロの職人さんが教えてくださいます。
作った和菓子は、職人さんが作ってくれたお干菓子とお抹茶(学生はほうじ茶)とともにいただくことができます。
※緊急事態宣言や蔓延防止などが出ている場合などは、教室内での試食は中止となり、作った和菓子は持ち帰りになるそうです。
最後に、当日お店の商品が10%オフになるクーポンをいただくことができ、これを使用してお得にお土産を購入することができます。
私も当日クーポンを利用させてもらいました。
地元のお菓子をなかなか買う機会も少ないので、とても勉強になりました。
通常の和菓子も美味しかったですが、吉村和菓子店のお菓子もとても個性的で美味しかったです。
価格は
一般か学生かで作るものは変わりません。
最後の試食の際にお抹茶がいただけるか、ほうじ茶かの違いになります。
亀屋良長の「京和菓子手づくり教室」はインターネットから申し込むことができます。
https://kameya-yoshinaga.com/?tid=2&mode=f3(亀屋良長さんのサイトへ飛びます)
お子さんでもお抹茶が平気な場合は、一般で申し込むこともできるそうです。申し込みフォームから相談してみてください。
また、お友だち家族と誘い合わせて参加することもできます。
その場合は、席を近くにすることも対応可能なようなので、こちらも申し込みフォームから相談してみてください。
【体験談】亀屋良長の「京和菓子手づくり教室」の内容は?一人2500円は高い?
さて、実際に亀屋良長の「京和菓子手づくり教室」に参加してきたので様子を詳しくレポートしていきますね。
まずは、店舗で参加料金のお支払をします。
教室会場は、店舗の上階になります。店舗奥よりエレベーターで向かいます。
こんな感じの会場で教室が開かれます。
手洗い場もしっかりと完備されているので安心。
一つの長机に2〜3人座ります。
後方に荷物置き場も用意されているので荷物が多い方でも安心です。
この日の参加者は、14名くらいでした。
通常は定員36名で開催しているそうですが、現在は、新型コロナの影響で定員を半分の18人に減らして開催しているそうです。
その日の参加状況にもよるそうですが、子どもだけが手づくり体験をして、大人はお手伝いや写真撮影などに徹してもいいそうです。
実際に3つも生菓子を作れるので、食べることも考えると大人は子どもの作ったものをいただくので十分かなと思い、我が家でも子どものみの参加(大人は見守り参加)としました。
※本当は手づくり体験したかったけど・・・
この場合は、手づくり体験する子どものみの料金でいいそうなので、なんとも良心的ですよね。
さて、実際の和菓子手づくり教室なのですが、なんと、実際に現役のプロの職人さんに教えていただくことができるんです!
その都度、作り方を画面で説明してもらうのですが、
作りながらわからないところを質問したり、コツを伝授してもらうこともできます。
贅沢ですね〜
机の上には、和菓子の材料や道具がセットされています。
子どもたちがたちが見た事もない道具を使うので興味津々!
和菓子の完成見本も置いてあり、これをみながら作ることもできます。
作る和菓子は季節によって変わります。
その時期、時期で来たくなりますよね〜
子どもたちも、しっかりとお話を聴きながら思い思いに作っていくのですが、うまくできたり、できなかったり・・・
職人さんは簡単そうに作っていくけれど、実際はバランスよく見栄え良く作るのは、結構難しいんですね。
練り切り2点、きんとん1点を作って作業は終了。
違う種類のものを作ることができると言うのもとても良かったです。
最後に、試食タイムがあり、作った和菓子をいただくことができます。
食べない分はお箱に入れて持って帰ることができます。
箱に入れると一気に高級感!!
私も、子どもから一つ分けてもらっていただきました。
形はちょっと不格好でしたが、子どもが一生懸命に作った可愛さと、材料はさすが亀屋良長さんですから、とても美味しかったですよ。
一般料金の参加者にはお抹茶、学生にはほうじ茶を用意してくれますが、一般の方でもお抹茶が苦手な方はほうじ茶をいただけるようです。
職人さんがその場で作ってくれた出来立てのお干菓子を一緒にいただきました!
子どもたちがわらわらと集まってきて、職人さんが「こんなにギャラリーが多いのは初めて!」と照れていましたw
これが、通常売っているお干菓子と違い、乾燥していないのでしっとりとしていてホロホロと口の中で解けてめちゃくちゃ美味しかったです。
1日に1回14時からのみの開催で、所要時間は70分ほどです。
開催時間内に、和菓子を作成し、試食タイムがあり、70分あっという間でした!
この開催時間も、おやつの時間にちょうどよく、自分で作った和菓子をいただけで贅沢なおやつタイムとなりました。
職人さんへの質問タイムもあったのですが、子どもたちの質問がまた面白いw
職人さんのトークも上手でしたし、京和菓子の特徴を教えていただいたりしてとても勉強にもなりました。
職人さんの人柄や意外な日常の様子も垣間見えてめちゃくちゃ楽しかったです。
以上が、亀屋良長さんの「京和菓子手づくり教室」の内容になります。
価格は
です。
実際に体験してみた感想としては、
決して高くない!!
と感じました。
生菓子は4~500円くらいはしますし、職人さんに直接教えていただける贅沢感、作り立てのお干菓子の特別体験、10%オフクーポンと、むしろお得な感じがしました。
子どもとしても、京都の伝統文化や本物に触れ、また、職人さんに教えていただいたりお話しをきく貴重な機会となりました。
機会があればぜひ体験することをお勧めします。
もっとリーズナブルにおうちで楽しめるキットも体験しました!
この記事にまとめていますので、興味のある方はぜひ見てみてください。
亀屋良長のアクセス【「かめやよしなが」は2つあるから気をつけて】
京都で有名な亀屋良長さんですが、実は「かめやよしなが」というお店は京都市内に2軒あります。
「亀屋良永」さんは京都市役所前にあり、御池煎餅で有名な和菓子のお店です。
一方で「今日和菓子手づくり教室」が開催されているのは、四条堀川にある「亀屋良長」さんです。
両店舗とも京都の市街地にありますから、当日間違えたことに気がついても取り返しがつかないほどの距離ではありませんが、遅れて到着するとせっかくの体験時間が短くなってしまったりできなくなってしまっては大変です。
私も当日、そういえばどっちやったっけ?って気がついてちょっと焦りました。
同じ読みの違う店舗ですから、間違えないように気をつけてくださいね。
亀屋良長
〒600-8498
京都府京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
TEL:075-221-2005
- 市営地下鉄「四条駅」、阪急「烏丸駅」より西に徒歩10分
- 市バスの「四条堀川」バス停からすぐ。
教室が始まる前に、料金のお支払いや教室への移動、準備などがありますから、特にお子さん連れの場合は早めに到着しておくのがオススメです。
まとめ
今回は、亀屋良長の「京和菓子手づくり教室」を紹介しました。
- 京生菓子3点
- お抹茶
- 10%オフクーポン
1日に1回14時からのみの開催で、所要時間は70分ほどの体験になります。
価格は
- 一般 2500円
- 学生 2000円
でインターネットから申し込むことができます。
京都らしい京和菓子を職人さんから直接教えていただける貴重な体験ができました。
子どもに対しても丁寧に教えてくれ、時間も取ってくれたり分かりやすく説明してくれて、楽しく参加することができました。
子どもにとってもただ、和菓子を作るだけでなく、京都の文化に触れたり、職人さんに質問する貴重な体験となりました。
普段、観光客向けと思ってなかなか参加する機会がなかった体験教室ですが、これからも色々な教室に参加していきたいと思います。
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