子どものラッシュガードって必須なの?その理由は?どんなタイプがオススメ?

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  • 子どもがプールで泳いだり海水浴するときにラッシュガードって必要なの?
  • 子どものラッシュガードはいろいろあるけどどんなタイプがオススメ?
  • 通販で購入するときにチェックするべきはどんな点?

そんな疑問に答えます。

子ども・赤ちゃんにラッシュガードが必要な理由

ラッシュガードをきてプールに向かう男の子

今や夏のプールや海水浴に行ったらほとんどの子どもが来ているラッシュガード。

でも、子どもってすぐに大きくなるし・・・
年に数回しか使わないので買おうか迷う

そんな親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

特に、今年はコロナ禍で海水浴も行く予定ないし、おうちプールくらいだしもういいか・・と

結論から言うと、子どもたちを守るためにもラッシュガードは今や必須アイテムです。

まずは、子どもや赤ちゃんにラッシュガードが必要な理由を見ていきましょう。

理由を知ることでどんなラッシュガードが必要なのかが見えてきますよ。

理由① 子どもの肌は薄くて日焼けしやすいから

日焼けする男性とラッシュガードを着たこども

親の私たちが子どもの頃ってラッシュガードを着ている人なんてほとんど見なかった気がします。

夏に海やプールに行けば、真っ赤に日焼けしてその後皮がむけ、夏休み開けにはみんな真っ黒になっていたと記憶しています。

その結果、今や顔にはシミ・ソバカス&背中にもシミが・・・

ひゃー!恐ろしいですよね(/∇\;)

日焼けっていわゆる火傷の一種です。

太陽光線に含まれる紫外線が皮膚の細胞に炎症を起こして、赤くなったり水泡ができたりしてしまいます。

ひどい場合は、頭痛や嘔吐、発熱を引き起こします。

また、細胞の奥まで届くエネルギーの強い種類の紫外線が皮膚の新生活動を阻害してシミやシワの原因になったり、さらに細胞内のDNAを破壊して癌化することもあります。

日焼けをするのは、肌を黒くすることによって、この紫外線の攻撃から自分の身を守るためなんですね。

子どもや赤ちゃんのお肌は大人の3分の1以下とも言われており、大人と比べてもとっても薄くてデリケートです。

紫外線から受ける影響は大人以上と言っても過言ではありません。

最悪エネルギーの強い紫外線によって体力を消耗してぐったりしてしまうこともあります。

一方で、紫外線の本当の影響は何年も経ってから表出するとも言われています。

こどもを紫外線から守り、将来の健康を守るためにも、水遊びをさせる際にはぜひラッシュガードを着せてあげましょう。

肌が弱くて強い日焼け止めを塗れない赤ちゃん・お子さんでも着ることで日焼け対策をできるのでとても便利なんですよ。

・・・特に赤ちゃんはラッシュガード必須です!

理由② 怪我防止のため

岩場と男の子

「ラッシュ」とは、サーファー用語で「すり傷」の意味があります。

ラッシュガードは元々はその名の通り

ラッシュ(rush)=すり傷
ガード(gaurd)=守る

すり傷などから身を守るために、サーファーが来ていたものが由来となっています。

裸に等しい格好で遊ぶプールや海・川では壁や石、岩などで怪我することが多くなります。

特に子どもの皮膚は柔らかいので傷つきやすく、また濡れていると怪我も大きくなりがちですよね。

また、海ではクラゲなどの生物に刺されることもあります。

そう言った怪我から身を守るためにもラッシュガードは着ておくべきでしょう。

ラッシュガードに求める機能は?通販で購入するときはこんな点に注意しよう!

サングラスとラッシュガードを身につける女の子

ラッシュガードを着る理由として、UV対策と怪我防止をあげました。

その上で、ラッシュガードを選ぶ際に求める機能としては以下の項目が考えられます。

こどものラッシュガードに求める機能
  • UVカット率
  • 伸縮性
  • サイズ

日焼け防止として着るからにはUVカット率は気になるところですよね。

ラッシュガードを選ぶ際には必ずUVカット加工してあるものを選びましょう。

UVカット効果が高いラッシュガードには「UPF値」の記載があります。

UPFは衣類の紫外線保護効果係数と言って、その衣類が紫外線からどの程度守ってくれるかを表した値です。

UPF50+と表記されている商品は最大で98%以上のカット率があります。

最低でもUPF30は欲しいところです。

ラッシュガードのサイズとしては、ゆるすぎずキツすぎないぴったりサイズがオススメです。

どうしても長く着せたくて緩めのサイズを選んでしまいがちなんですが、ゆるいとガード効果が薄まってしまうだけでなく、水の中でラッシュガードがフワフワと遊んでしまい、子どもにとっては動きにくかったり遊びにくくなってしまいます。

なので、ラッシュガードはジャストサイズもしくは少しだけ大きめがベストです。

その上で、ラッシュガードの伸縮性も着心地に関わってくる大事な項目になります。

ぴったりに着るラッシュガードなので、動きやすいように、伸縮性が高い素材のものを選びましょう。

デザインで選んでしまった挙句、Tシャツ素材で全く伸び縮みしないものを選んでしまったことが私はあります。ご注意くださいね。

通販で購入することも多いと思いますから、以上の項目&口コミは必ずチェックして購入するようにしましょう。

子ども・赤ちゃんにオススメのラッシュガードはどのタイプ?

ラッシュガードをきて海水浴する兄弟

子どものラッシュガードを見てみると、主に以下のようなタイプに分けられます。

  • フードあり・なし
  • ジップアップあり・なし
  • 半袖・長袖
  • 長ズボン

どのタイプを購入するのがいいのか迷ってしまいますよね?

私としては、

おすすめのラッシュガード
  • ハイネックでフードなし
  • ジップアップあり
  • 長袖タイプ
  • できれば長ズボンまで

のタイプのものがオススメです。

ただ、子どもが嫌がる場合もあるので、嫌がってきてくれないと本末転倒ですよね。

できるだけお子さんの嫌がらないタイプで選ぶのが大事かなと思います。

以下に、その理由を見ていきましょう。

フード付きのメリット・デメリット

ラッシュガードにはフードが付いているタイプのものもたくさん販売されています。

フードが付いているものは、首回りの日焼けを防いだり、かぶれば頭皮まで日焼けから守ることができます。

ただ、子どもってフードを被るの嫌がりませんか?

特に、水遊びで濡れたフードは肌に密着したり耳を塞いで不快なのですぐに脱ごうとする子が多いです。

そうなってしまうと、帽子としての機能は期待できません。

逆にひさしのついた帽子を用意してあげたほうが子どもも快適です。

また、フードが付いていると遊んでいるうちにどこかに絡まって首を絞めてしまう可能性もあります。

紐の付いているものも危険度が高いです。

学校によっては、水泳の授業にラッシュガード着用可だけどフードはNGというところもありますね。

フードありのラッシュガードのメリット
  • 首元まで日差しをガードできる
  • かぶると頭皮の日焼け防止になる
フードありのラッシュガードのデメリット
  • フードをかぶるのを嫌がる子が多い
  • フードが絡まってしまい、首締め事故の原因になる可能性

以上から私的には、フード付きはおすすめしません。

首の日焼けを防ぐためには、襟の詰まったものがいいと思いますので、ハイネックタイプがオススメです

ただ、首が詰まっていると特に月齢が小さい子は首がチクチクして気になったり嫌がったりするので、お子さんの様子を見て決めてあげてくださいね。

ジップアップのメリット・デメリット

ジップアップがあるラッシュガードは、何せ脱ぎ着がしやすいです。

普段ファスナーを閉めることができるお子さんなら一人でもお着替えができるのでママやパパも助かりますよね。

特に、遊んだ後に水に濡れた状態だとファスナーなしのものはとても脱ぎにくいです。

着脱に手間取っていると、子どもがぐずってしまったりして楽しい気分も台無しになる可能性も否定できません。

また、水から上がった状態で長くラッシュガードを着ていると体が冷えてしまいます。

水から上がったらラッシュガードをさっと脱いで水気を拭いてあげることで体温を上げることができます。

そういう点でもジップアップのついたラッシュガードの着脱のしやすさが便利になります。

逆に、ファスナーがあるものを着せるときは、特にファスナーを閉めるときに注意が必要。

ラッシュガードの中は裸ですから、子どものお腹のお肉を挟まないように気をつけてくださいね。

ジップアップのあるラッシュガードを選ぶときは、ファスナーでお腹を挟まないように工夫してある商品を選ぶと安心です。

ジップアップがついていないラッシュガードも販売されているんですが、実はあれってサーファーの人がウエットスーツのインナーとして着るものだったんですよね。

ウエットスーツを着ないでラッシュガードでサーフィンやボディボードをする場合は、ボードを傷つけてしまう&お腹にファスナーが当たって痛くなる可能性があるので、この点でも注意が必要です。

ジップアップありのラッシュガードのメリット

水に濡れた状態でも着脱しやすい

ジップアップありのラッシュガードのデメリット
  • お腹のお肉を挟んでしまわないように注意が必要
  • ボードを使う場合は、傷つかないように注意

以上から、ジップアップありのラッシュガードがオススメになります。

長袖・半袖のメリット・デメリット

半袖のラッシュガードは着脱のしやすさと動きやすさから小さいお子さんに人気なようです。

長袖の場合は、サイズアウトして袖がちょんちょんになってしまうと不格好ですが、半袖の場合は多少サイズが大小しても長く着られるのもママにとっては嬉しい点ですよね。

ただ、安全性と日焼け対策という点では長袖の方がメリットがあります。

袖が長いラッシュガードの方がそれだけ広い面を守ってくれるので、プールサイドや岩場での怪我やクラゲに刺されるのを防止してくれる安全性が高くなります。

また、手首まで覆ってくれている分、日焼け防止にも高い効果を発揮してくれますよね。

半袖のラッシュガードのメリット
  • 動きやすい
  • 着脱しやすい

半袖のラッシュガードのデメリット
  • 袖の位置に日焼けの跡がついてしまう
  • 長袖に比べて広範囲をカバーできない(日焼け・怪我)

以上より、長袖のラッシュガードがおすすめです。

長ズボンまで必要?

ラッシュガードには長ズボンタイプもあります。

イヤイヤ、流石に長ズボンまではやりすぎやわ!

と思って読み飛ばそうとしてませんか?

イヤイヤ、私的にはできれば長ズボンも用意して欲しいところです。

というのも、プールや海で意外と脚を怪我することって多くないですか?

水中に入っている脚は視界が悪く、石ころなどを踏んでしまったり、思わぬ岩場があったりと怪我が多くなります。

また、幼児はよく膝をついたり転んだりするのですが、水に濡れた状態では怪我がひどくなりやすく思いも掛けない大きな怪我につながってしまうこともあります。

なので、日焼けもそうですが、怪我を防ぐといった意味からも長ズボンはあった方がいいですよね。

長ズボンタイプのラッシュガードのメリット
  • 怪我しやすい脚を守る
  • より高い日焼け対策

長ズボンタイプのラッシュガードのデメリット

動きにくい

なので、長ズボンもあったほうがベストになります。

まとめ

暑い夏の子どもの遊びといえば水遊びですよね。

毎年プールや海に行かれる方も多いのではないでしょうか?

子どもは成長も早く、年に数回しか使わないラッシュガードは買うべきなのか?迷ってしまうこともあるかと思います。

しかし、子どもにとっては紫外線や怪我から身を守るために必須のアイテムです。

今回は、子どもにとってラッシュガードが必要な理由とオススメのラッシュガードを紹介しました。

子どもたちが快適に水遊びできるようサポートになれば幸いです。

ぜひ、夏を涼しく安全に楽しんでくださいね。

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