- 子どもがすぐに怒り出す。
- 正直、こちらもイライラしてしまう。
- どう付き合ってあげたらいいんだろう?
- どう接してあげたらいいんだろう。
そんなお悩みに答えます。
ちょっとしたことでイライラしてしまうムスコは「負けず嫌い」?それとも・・・
ムスコは、普段の性格は穏やかな方だと思います。
だけど、
- ゲームで負けた
- ブロックがうまくハマらなかった
- 洋服が裏返ってしまった
- ボールが変な方向に飛んでいった
そんな些細に思えることですぐにイライラしてしまうことが多いです。
沸点が低いと言うのか・・・
もちろん、同じような出来事があっても機嫌が良くてイライラしない時もあります。
でも、機嫌が悪い時、眠い時、イライラが重なったときなんかは最悪で、発狂して泣き叫びまくってます(;_;)
私がなだめても、
「ちがーーーーう!!!ぜんぜんダイジョーーーーーーぶじゃなあああーーーーーいい!!」
となってしまったり・・・
感情を吐き出すことはぜんぜんOKでなんの問題もないのですが、頻繁にこうだとこちらも参ってしまいます。
私も余裕がある時は、ゆったりした気持ちで接することができますが、余裕がない時や次に予定が迫っているときには次第にイライラしてしまうこともあって悩んでいました。
こんなに些細なことで発狂してたら、幼稚園や小学校のお友だち関係で揉めたりトラブル起こしたりするんじゃなかろうかという心配もありました。
- これは生まれ持っての性格なのかなあ?
- 負けず嫌いなんだろうか?
- どう声をかけたらいいものか・・・
- 成長とともに落ち着くのかなあ?
- もうちょっと我慢強くなって欲しいなあ
悶々としながらも付き合っていくしかないか、と諦めにも似た気持ちでいました。
【ムスコの気持ち】あるムスコのひとことで気がついた。ムスコのイライラは私の接し方のせいだった!
ある時、またムスコがイライラし始めました。
成長とともに、少しずつ自分の気持ちを言えるようになってきた3歳くらい。
ここは思い切ってムスコと向き合ってみようと思い聞いてみました。
「どうしてムスコくんは、イライラしちゃうのかな?
ムスコくんはどんな気持ちかな?」
泣きながらムスコは教えてくれました。
「だって、うまくできないから・・・」
ハッとしました。
失敗するのが許せないんだ!
ムスコの言葉を聞いて、直感的にそう思いました。
ママである私自身が昔そうだったから、その気持ちがよくわかりました。
失敗しちゃいけない
うまくやらなくてはいけない
そう思って生きてきて、行き詰まっちゃったこともありました。
若かりし頃のある出来事をきっかけに、今はだんだんと失敗も受け入れられるようになりましたが、子どものためにも完璧にしなくては!と追い詰められることが今でもあります。
自分は過去の経験から「失敗したっていい。やり直せばいい」と思っていながらも、本当は許せない自分もいて、知らず知らずのうちにそれが子どもたちを苦しめているのかもしれないと思ったらやるせなくなりました。
イライラしてしまうのは、大人も子どもも辛いもの。
ムスコも辛いのだろうと思うとやりきれなくなりました。
【子どものイライラ】私が自分の失敗談を言葉にして話すようにして子どもが変わった
上のようなことがあってから、私も日々の子どもとの接し方を見直すことにしました。
若い頃の経験から
「失敗はしてもいい。」
と思いつつも、言葉にして伝えることはあまりなかったように感じます。
そして、子どもたちも
「ママは完璧!」
と思っている節があることもわかりました。
なので、
- 「失敗してもいい。やり直せばいい」を言葉にして伝える
- ママが失敗しているところはあえて隠さずに見せる&伝える
- 過去のママの失敗談も話して聞かせる
- 失敗してもやり直してうまくできたら褒める(手助けもする)
このようなことを心がけています。
上記の他にも、子どもの頃は褒めてくれなかった私の母が
ママはすごいね。なんでもできるね。ママの言うことを聞いてたら間違いないよ。
などと折に触れてママを絶賛するので、それもプレッシャーになっている気もして「やめて欲しい」と伝えました。
実母としては、孫に親の言うことを聞いてほしくてフォローのつもりで言っているのかもしれませんが、子どもにとっていい影響とは言えないと思い、やめてもらいました。
ママのダメなところもあるんだよ、と言うのも積極的に見せるようにしています。
- 忘れ物しちゃった、でも次は忘れないように前の日に準備しておこう、とか
- 朝寝坊しちゃった、でも頑張って起きて朝ごはん作った、とか
- 寒いとお布団から出たくなくなるよね〜、でもみんな頑張って起きてえらいね、とか
これらを心がけてから、少しずつですが子どものイライラは減ってきたように感じます。
イライラしてしまっても、一呼吸おいてやり直すと言う姿勢が見えてくるようになりました。
小さい子って本当に素直で敏感に親のことを見て感じているなと感じます。
こんなこともありました↓↓
まとめ
今回は、些細なことですぐにイライラしてしまうムスコに対する接し方について書きました。
生まれ持った性格的なものかなあと思っていましたが、よくよく振り返ってみると自分の接し方・思考が子どもに影響を与えていたのではないかと気づきました。
ムスコは、
失敗したらいけない!と感じ、失敗した自分にイライラしているんだ
と過去の自分が抱いていた感情を元に気づくことができました。
失敗してもいいよと、親の私が示していくことで少しずつムスコのイライラも減ってきているようで、発狂することもだいぶ減りました。
もちろん生まれ持った性格も関係していると思います。
感受性が豊かだったり、せっかちな子は余計に親の接し方・行動をよく観て影響を受けやすいし、イライラもしやすいのだと思います。
すぐにイライラしやすいお子さんの場合は、
- 乳児期に泣いてもお世話してもらえないなどネグレクトがあった
- 幼少期に感情を抑制または否定される経験があった
- 言葉が未発達で感情をうまく言葉で表せない
- 発達障害などの障害がある
といった場合もあるようなので、一概に今回我が家の方法が当てはまるとは限りません。
子育てをしていることで、思いもかけずに自分のトラウマと向き合わなくてはならなかったり、悪い思考プロセスに気づかされることもあります。
そういった意味で、親と言えども子どもたちに気づかされ成長させられているなあと日々感じます。
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