- スーパーで買ってきたアボカドの種って発芽するの?
- 種をそのまま土に植えて大丈夫?
- アボカドって日本でも育てられるの?
そんな疑問に答えます。
食べるだけではもったいない!アボガドの種を発芽させておしゃれな観葉植物にしよう
女性に人気のアボカド。
おいしいですよね〜
アボカドは栄養価がとても高く、脂肪分を多く含むので「森のバター」とも呼ばれています。
脂肪たっぷりのねっとりとした食感も美味しいんですよね。
でも、脂肪が多い割に、不飽和脂肪酸の割合が80%と高く、コレステロールを低下させてくれる作用もあります。
また、ミネラルや抗酸化成分も含んでおり、美容にもとてもいいんですよね。
そのおいしくて美容にもいい上にスーパーで手軽に手に入る入手のしやすさと買いやすい価格で人気のアボカド。
スーパーで買ってきた食べるとき、真ん中にある種。
あのまんまるな大きい種、皆さんどうしていますか?
あの種は、捨てずに植えると発芽するんですよ!
アボカドの葉っぱはとても可愛く、おしゃれな観葉植物としても人気があるんだそうです。
しかも上手に育てたら自宅でアボカドが収穫できちゃうかもしれないって素敵すぎじゃないですか!?
今回は、アボカドの種を発芽させて育ててみたのでその方法をご紹介します。
子どもと一緒にやると楽しいし、勉強にもなりますよ。
簡単に育てられるのでぜひやってみてくださいね。
【簡単】アボカドの種を発芽させる方法【水耕栽培】
スーパーでは同じようなアボカドが並んでいますが、種を観察してみると細いものがあったりまんまるなものがあったりしてとても面白いです。
育ててみるとよくわかるのですが、品種が違うみたいですね。
葉っぱの出方や形が違うんですよ。
いろんな品種を育て比べてみるのも面白いかもしれません!
では、早速アボカドの種の発芽のさせ方を見ていきましょう。
アボカドの種をよく洗う
まずはアボカドから種を取り外します。
種を取り出すときに、上の写真のように包丁をさす方法で取り出す方もいると思いますが、種に多少傷がついても大丈夫です。
アボカドの果実には、発芽を抑制する物質が含まれているので、アボカドの種を取り出したら果実を残さないようによく洗います。
できれば薄皮も剥いたほうが発芽しやすいそうですが、種が割れてしまうと発芽しなくなるので無理をしないのがお勧めです。
ちなみに我が家では、薄皮は向かないでも全て発芽しています。
薄皮は放っておいてもアボカドの成長とともに自然に剥けていきますよ。
アボカドの種を半分だけ水にひたす
アボカドの種をよく見ると、尖っている方と丸いほうがあります。
尖っている方を上にして、丸い方を下にして、半分くらい水に浸します。
ネットを検索すると、よく爪楊枝をさす方法が乗っていますが、別に刺さなくて大丈夫です。
アボカドの種はまんまるでツルツル滑るし爪楊枝刺さりにくいので滑って手を怪我しそうになって危ないです。
なので、尖っている方を上に維持できるなら直接水に入れて大丈夫です。
私は、あんみつのテイクアウトした時の容器を使いました。
スタバのフラペチーノのテイクアウト容器を使ってもいいですね。
ペットボトルを半分に切って上部分を逆さにして容器を作ってもいいですよ。
あとは、下に湿らせた化粧用コットンやティッシュを引いた容器に水を入れてでも大丈夫です。
全ての方法で、いつも種が水に濡れている状態に保ってあげてください。
絶対に水は切らさないように!
お水は腐らないように3日に1回くらいは取り替えてあげてくださいね。
あとは、直接土に植えちゃうっていう方法もあるんですが、水耕栽培の方が根が出てくるのがわかりやすくて面白いのでオススメです。
アボカドが発根したらしばらく水耕栽培で大丈夫
しばらく待っていると、1ヶ月から3ヶ月くらいで白い根っこが出てくるのに気がつきます。
上の写真、ちょこっと根っこが出てるのわかりますか?
出てくるのに時間がかかるので、これ大丈夫なの?って不安になると思いますが大丈夫です。待ちましょう。
アボカドの発根温度は20℃程度なので、寒い時期に植え始めると発根の時期が遅いです。
5月から6月くらいに始めると1ヶ月くらいで根が出てきますし、
我が家みたいに10月頃に始めると3ヶ月くらいかかってゆっくり発根してきます。
お部屋の中の暖かい場所に置いてあげると発芽が早いかもしれません。
そこからは楽しいですよw
芽が伸びてきて、ぐんぐんと育っていきます。
茎がかなり長く伸びてくるんですが、柔らかいので折れないように注意してあげてくださいね。
発芽後アボカドの種が取れてしまったらその後も育つ?
順調に育っていた我が家のアボカドくん。
ある時、ハプニングが発生しました!
なんと!
アボカドの水耕栽培をしていた鉢ごと落としてしまった!
がーーーーーーーーーん・・・・
そして、種が割れて根っこや茎の本体から外れてしまいました。
小学生の頃、植物は発芽した後も種(子葉)から栄養をもらっていると習ったので、種が外れてしまったら育たないんじゃないかと不安に・・・
でも、とにかくそのまま育ててみました。
それから1週間後・・・
一応、元あったように種を茎にくっつけて置いたのですが・・・
やはりだめでした。
せっかく葉っぱも出始めていたのに・・・ショック
そのあと、またアボカドを買ってきて再チャレンジ!
この2代目アボカドくんも、なんと落として種が取れてしまった!!!(バカなの?ねえ、バカなの?)
でも、今回は、かろうじて半分は残ってくれていたのです。
祈るような気持ちでそのまま育て続けたところ、なんと!そのまま育ってくれました!
半分でも種が付いていれば大丈夫なようです。よかった!
葉っぱが増えてきたらアボカドを土に植え替えよう
根がたくさん増えてきて、葉っぱも4〜5枚になったら土に植えてあげましょう。
幼木のうちは、寒さにも弱いので植木鉢に植えて冬は室内に入れてあげるといいです。
発芽後のアボカドの育て方は?実をならせるには?
スーパーで売られているアボカドの産地を見ると、メキシコと書いてあるものが多いと思います。
アボカドは南アメリカ原産で主にメキシコで栽培されている熱帯の果物です。
日当たりの良い場所で。お水はたっぷりあげよう
熱帯の植物なので、お日様と水が大好きです。
日当たりの良い場所で育て、水切れには注意しましょう。
ただし、冬は休眠状態に入るのでお水のあげすぎには要注意です。
逆に根腐れに注意が必要です。
耐寒性が高いのである程度寒い場所でも育てやすい
熱帯の植物のくせに、0℃を下回るようなところでも育つ耐寒性ももち、丈夫で生育も旺盛なので簡単に育てられる植物の一つです。
ただし、そこは熱帯植物。
あまりに寒いと枯れてしまうので、直接北風が吹き付けるような極寒の場所は避けましょう。
最低気温が0℃を下回る事がある地域では、地植えは避けて鉢植えにし、冬場は室内に入れてあげましょう。
冬場に室内に移した場合、暖かくなって外に移すときは、まず日陰で1週間ほど置いてならします。
その後半日陰になる場所に1週間、さらに日向に・・・というふうに徐々に慣らしてあげましょう。
いきなり日陰に置くと葉が日焼けを起こしてしまうので注意しましょう。
実をつけるまでには4年から6年も!
種から育てると、実をつけるまでには4年〜6年程度かかるそうです。
花は5月から6月に咲き、11月から12月頃に実がなります。
花は、雄花と雌花の咲く時期が違うので一つ品種では実がつきにくく、実をならせることを目的にするならば複数の品種を混植するのがベターです。
葉っぱが綺麗でおしゃれな観葉植物としても最近人気が高いようです。
地植えでは20mと大きくなってしまうアボカドですが、鉢植えにすると1〜2m程度なのでおうちの観葉植物としても最適ですよね。
植え替えは大きめの鉢に。5月から6月がベスト
アボカドは、根詰まりしてしまうと生育が悪くなるので、生育状況を見て数年に一度大きめの鉢に植え替える必要があります。
根がデリケートで傷つきやすいので、根を傷つけないように注意しましょう。
根元の土は崩さずにそのまま植え替えて大丈夫です。
また、幼木のうちは茎も細く折れやすいので注意が必要です。
肥料は必要?
アボカドは春から秋が生育期です。
3月と9月の年2回、緩行性の肥料を与えましょう。
実がなるようになったら、開花時期に合わせて追肥をするといいですね。
まとめ
アボカドは食べるだけではなく、その種を育てることができます。
発芽をさせるのはとても簡単で、種をきれいに洗って水に浸しておくだけです。
その後もそのまま水耕栽培を続けて、鉢植えにすると観葉植物として育て続けることができます。
アボカドが成長し、実をならせるには4〜5年かかります。
そうなったらとても素敵ですよね。
かんたんに育てることができるので、ぜひお子さんと一緒に育ててみてくださいね。
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