- リニューアルした大宮交通公園。どんなことができるようになったの?
- 子どもが楽しめるか知りたい!
そんな疑問に答えます。
【2021年3月21日部分開園!】大宮交通公園がリニューアルオープンしました!
2021年4月1日に大宮交通公園がリニューアルオープンします。
それに先駆けて、3月21日に部分開園されました。
どうやら、園内の桜開花に合わせてコミュニティルーム及び駐車場を除く園地について,先行して開園されることが決まったそうです。
開園までのスケジュールは以下の通り発表されています。
令和3年3月21日(日曜日) 竣工式(午前10時開式),大宮交通公園の部分開園
3月29日(月曜日) 北消防署の運用開始
4月 1日 (木曜日) 大宮交通公園の全面開園
参照元:https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000281531.html
リニューアルした大宮交通公園内には、移転してきた北消防署が併設されており、その竣工式に合わせて大宮交通公園も部分開園ということになるようです。
消防署が併設されるということで、緊急車両好きの子どもたちとしては、交通公園に来ることで消防車などもみられるチャンスもあって嬉しいですね。
リニューアルされた「大宮交通公園」ってどんなところになるの?
大宮交通公園は、1969年に子どもたちが交通に関する知識を身につけられる京都唯一の交通公園として開園されました。
広い敷地は1.8haあり、園内には豊臣秀吉が築いた御土居の一部や春には桜がたくさん咲く緑地だけでなく、遊具や模擬道路が設置されていました。
特に、この模擬道路を実際に走行できるゴーカートが子どもたちには人気の公園で、週末には沢山の子どもたちで賑わっていました。
長年地元の人たちに愛されてきたこの公園ですが、最近では施設の老朽化が言われていました。
また、近くの北消防署が園内に移転することとなり、地域の防災機能強化と自転車教育を中心とした交通学習施設の再整備を目的として再整備されることが決まりました。
京都市は2018年12月に公募設置管理制度(Park-PFI)を使って整備事業者と指定管理者を公募し、大和リースが遊びながら学べる、交通を軸とした「トラフィック・プレイモール・キョウト」をコンセプトとした提案を行い、2019年4月に事業者に選定されました。
公園の運営事業者となる大和リースを代表とする企業グループが店も運営し、収益を得る。
運営や管理を民間に任せ、公園管理にかかる行政コストの削減を図る「Park-PFI」と呼ばれる方式で、市は同グループから使用料として年間約160万円を受け取る。
引用元:https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/175928″
行政が運営するとなるとお店とかで利益を得るのは難しいだろうし、160万円は微々たる金額とは思うけど少しでも行政赤字を改善したい結果なのかなと思います。
この事業に伴って2019年10月から休園していた大宮交通公園(京都市北区)が再整備を終えて、2021年4月に再開園します!
リニューアルオープン後の大宮交通公園は、公園全体を京都市域に見立て、まち、里山、森の3エリアからなります。
敷地の中心部と東側がまちエリア、西側と南側が森エリア、まちエリアと森エリアの間が里山エリアです。
まちエリアには、市内の道路を再現した交通道路やコミュニティルーム、自転車広場などの交通公園機能(サイクルセンター)、イベントなども開催できる中心部の広場ゾーン、バスなども駐車できる駐車スペースを設けています。
自転車については京都ではお馴染みの自転車店コンズサイクルが入っており、様々な相談もできるそうです。
里山エリアは飲食・物販店やくつろぎのスペース
森エリアは遊具などを設置した回遊路や史跡・御土居などを配置。
北消防署を併設したことで、防災トイレの設置などにより、地域の防災拠点としても機能する場を目指しているそうです。
関連記事:
【リニューアル】新しくなった大宮交通公園に行ってみました!
新しくなった大宮交通公園に早速行ってみました。
現在、プレオープン中(2021年4月1日本オープン)ということもあり、店舗や事務所は準備中でした。
スーツを着た大人の人が仕事をしていたり、自販機が運び込まれていました。
有料駐車場もこの時は無料で開放されていました。
入園料は?
従来の大宮交通公園と同じく、入園料は無料で開放されています。
今後、イベントなども行われる予定ということで期待しましょう。
北消防署とのコラボは激アツ!消防車両も見放題
隣接する北消防署は、公園との距離がとても近く、公園側がガラス張りになっている箇所が多くありました。
崖のようになっているところは、おそらく訓練がされるのかなと思いますが、ここも公園から行き来可能なので間近で見学できるようになるんだろうと思います。
ここも普通に触れる。
また、車庫内にいる待機中の消防車両が公園から見えるようにガラス張りの窓やフェンスが設けられていました。
緊急車両が大好きなキッズには大ウケ間違いなしですね!
公園との境目には防災トイレのマンホールもあり、地域の避難拠点として非常時には頼りになりそうです。
綺麗に生まれ変わった大宮交通公園。綺麗だけど・・・物足りない
大宮交通公園について第一印象は、「綺麗になった!」でした。
当たり前だけど・・・
模擬道路のリアルさはそのままに、綺麗に再整備され子どもたちが自転車で行き交っていました。
信号機も表示機もリアルのものを使っているのかな?
普通の道路みたい!
公園の南西側にあったトンネルも健在。
この道路をゴーカートで走ったらかなりテンション上がるだろうな、って感じ。
本当にゴーカートの廃止は残念。
ゴーカートや、中心部分にあった大型遊具、SLなどは撤去されて全体的にかなりスッキリした印象でした。
コンズグリーンパークは4月3日オープン
自転車の修理や販売などを扱う自転車店「コンズグリーンパーク」は4月3日オープンだそうです。
店内そっと覗くと。。。おもしろ自転車?が待機していました。
このエリアは「里山エリア」で飲食・物販のエリアということなので、店舗横の広場ではキッチンカーなどがきてイベントなどが行われるのかな?
今後に期待。
遊具エリアは小学生低学年むけ?
遊具エリアの遊具
幼児や小学生低学年向けなのかな?ってレベルで残念でした。
かと思えば、大人専用の筋トレ設備。いくつかありました。
再整備の際に切り倒した木で作られたオブジェコーナー。
ベンチやアスレチックとして使えます。
再整備の際に切り倒した木を利用するのは良いアイディアだと思うけど、遊具とベンチの共用って微妙じゃない?
現に、休憩しているときに、「(通るから)よけて」って催促されたし笑
だよね。
正直、「森エリア」もだいぶ木が切り倒されていてスッキリしてしまい、森としては物足りない印象になってしまっていました。
おもしろ自転車は杜の家西側で貸し出し?
公式サイトの園内マップでは、杜の家の西側に「おもしろ自転車エリア」との記載があります。
なので、ここで貸し出しなどが行われると思われます。
まだ、何もありませんでした。
売店やカフェはある?自販機は?
前情報だと、飲食店がオープンされるということでしたが、プレオープンの段階では売店やカフェはまだオープンされていませんでした。
自販機は、園内に2カ所ありました。
自販機の内容は、飲み物とアイスの自販機がありました。
もしや軽食の販売ってアイス?・・・じゃないよね?
売店はなくても、公園のすぐ南隣がスーパー(マルエツ)になっているので、お昼時にはスーパーでお弁当を買って食べることもできます。
トイレはどこ?
トイレの場所がかなりわかりにくかったんですが、杜の家の東側にありました。
できたばかりということもあり、とても綺麗でした。
子ども用の便器などはありませんでしたが、男性用、女性用、ユニバーサルトイレがありました。
おむつ替えベッドや授乳室はある?
オムツ替えのベッドはユニバーサルトイレに用意されていました。
授乳室は、杜の家の中にあり、トイレ側からも入れるようになっていました。
外から見た感じだけですが、シャワー室もあるようでした。
大宮交通公園へのアクセス
住所 京都府京都市北区大宮西脇台町17-1
バスで
市バス 46号系統、特37号系統「大宮交通公園前」下車すぐ
市バス 1号系統、6号系統、北1号系統「玄琢下」下車 徒歩約5分
車で
JR京都駅より堀川通りを北上し、「堀川北山」交差点を左折。
直進し「紫竹栗栖町」交差点を右折。約450m北上した左手
自転車で
駐輪場は、消防署の南と西側にありました。
特に駐輪ラックや屋根などはなく、看板がある場所に自由に留めるスタイルでした。
まとめ
リニューアルオープンした大宮交通公園のプレオープンに行ってきました。
敷地面積が変わらないのに消防署が移転してきたり店舗が入ったので予想できたことですが、公園としては規模がかなり縮小した印象でした。
遊具も元々からかなり減っていました。
大型遊具がなくなったのは痛い!
樹木もだいぶ切り倒されたみたいで、その分空間としてはすっきりしましたが、木陰が減って夏場は暑そうです。
切り倒された木が大量に積み上げられていて痛々しい。
防災面で公園を活かすという意味でスッキリさせることが必要だったのでしょうか?
元々がこの公園だったら気にならないのかもしれませんが、遊具も少なくてゴーカートも無くなったし、正直なんだか物足りなく感じてしまいました。
小学生低学年くらいの子どもたちが楽しそうに園内を自転車で滑走してたけど、近隣の小学生低学年〜中学年の子たちは嬉しいだろうけど、それ以上の年齢の子たちはあまり楽しめなさそう。
京都市唯一の交通公園だったにもかかわらず、規模が縮小され、ゴーカートも無くなってしまったので区外からわざわざきたいと思える公園ではなくなってしまいました。
ゴーカートと自転車教室を共存させられなかったのかな?
※あくまでも個人的な感想です。
市民から存続を求める声が上がっていたゴーカートは廃止し、代わりに一風変わった自転車を体験できる「おもしろ自転車」コーナーを設けるそうです。
おもしろ自転車がオープンされたらまた印象が違うのかな?
ゴーカート廃止は残念だけど、おもしろ自転車に期待します!
園内には、軽食を扱う飲食店もオープンする予定なのだとか。
でも正直それよりも遊具や交通学習できるエリアを充実させて欲しかったなという思いもあります。
今回の記事、かなり辛口になってしまいましたが、交通公園、今後どう変わっていくのか期待しています。
コメント