- 子どもが道端で落とし物を拾って帰ってきた。
- 届けるべきか?どう対応したら良い?
- 交番に落とし物を届けるとどうなるの?
そんな疑問に答えます。
子どもが学校帰りに10円を拾ってきた。どうする?
ムスメが小3のある日
「学校帰りに落とし物を拾ったんだけどどうしよう・・・」
と相談してきました。
何を拾ったの?と見せてもらうと、10円玉でした。
日頃から道で何かを見つけるとすぐに拾いたがるので、落とし物を見つけたら
- 落とした人が探しにくるかもしれないからそのままにする(道路の真ん中とかだったら脇によけてあげる)
- 届ける
のどちらかにしようと、話していたことがありました。
靴下とか手袋とかは学校とか建物の中やったら届けるけど、外で拾った場合は交番に届けるほどのものでもない。
財布とかカバンとかやったら交番に届けるかな。
ネコババは絶対ダメ(いくら小額でも犯罪になる)
というような話をした記憶があります。
10円玉って・・・
大人だったらスルーしちゃうかと思うんですが、「お金やし・・・」と迷ったんかな?
何しろ、ネコババせずに相談してくれたことは「ありがとう」と伝えて、どうしたいかと子どもと話しました。
子どもが「交番に届ける」と言ったので、届けることにしました。
子どもが学校帰りに拾ってきた10円を後日交番に届けました。おまわりさんの対応は?かかった時間は?
さて、どこの交番に届けたらいいかな?と思いました。
子どもに拾った地点を聞くと、すぐ近くには交番はなくて、1km弱のところに交番がありましたので最も近くの交番に届けることにしました。
子どもには勉強のために、できるだけ自分で事情を説明するように促しました。
交番に入るとお巡りさんがいて、事情を話すと始めは10円を見て戸惑ったような表情をしてらっしゃいましたが、若いお巡りさんでしたが真剣に対応してくださいました。
所要時間は大体ですが15分から20分くらいかかりました。
お忙しいのに、ありがとうございました!
書類を作る。
事情を話すと、お巡りさんが子どもに色々と聞いてくれてそれに基づいて(その金額に関わらず)きちんと書類を作ってくれました。
- いつ・どこで拾ったか
- 何を拾ったか
- 拾った人の氏名
- 拾った人の住所
- 拾った人の連絡先(電話番号)
どこで拾ったかは、交番にある地図でどの辺?って聞いてくれましたが、かなり端っこの方でした。もうちょっと近い交番あったんかな?
何を拾ったか・・・「10円硬貨」
10円のためにお手を煩わせてすいません、って気持ちになりました。
拾った人の連絡先については本人が書きました。本人が携帯を持っていないので私の電話番号を書いてもらいました。
拾った10円はどうなる?
最後に、拾った10円の行方について説明がありました。
拾った10円は落とし主が現れるまで3ヶ月間警察で預かるそうです。
3ヶ月以内に落とし主が現れなかった場合
→拾った人のものになります。
特に連絡は行きませんが、今回発行された書類の控えを持って、2ヶ月以内に受け取りに来てもらうことになります。
受け取り期限が過ぎると、京都府のものになるそうです。
受け取る権利がありますがどうしますか?と聞かれましたが、ムスメは「落とし主が現れなかった場合でも、10円は要りません」ともらう権利は放棄していました。
落とし主が現れた場合
→落とし主に返されます。
落とし主が現れた場合(今回は現れないと思うけど・・・)、落とし主がお礼で拾った人に連絡したいと言った場合に連絡先を教えてもいいですか?と聞かれました。
ムスメは秒速で「NO!」と言っていました。
最後に、記入した内容を確認し、拇印を押して上司に確認してもらい、書類の控えをもらって終了です。
対応してくださったお巡りさん、お忙しい中、ありがとうございました!
まとめ
今回届けた交番ではきちんと遺失物として対応してもらいましたが、交番によっては、「もらっちゃっていいよ」というお巡りさんもいるようです。
今回は、「たった10円なのに、おまわりさんの手を煩わせて悪いなあ」という私の葛藤もありましたが、お巡りさんがムスメに「届けてくれてありがとうな!」と言ってくれて交番を出た後、ムスメの清々しい顔を見て、きちんと届けてよかったな、お巡りさんがきちんと対応してくださってありがたかったなと感じました。
ムスメにとっても良い勉強になったと思います。
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