- 子どもにアレルギーがあるけど、粘土で遊ばせたい。
- 小さい子にも安心な粘土を教えて!
- ダイソーの米粉粘土の使い心地はどう?知りたい
そんな疑問に答えます。
口に入れても安心で人気の小麦粉粘土はアレルギーのある子には厳禁!
粘土遊びは、子どもが粘土の感触を楽しむことで感覚を刺激したり、いろいろなものを作って遊んで想像力を養ったりとたくさんのメリットがあります。
どんどん形が変わっていくので、子どもも信じられないほど長い時間集中して遊んでくれます。
口に入れても安心なように食べられる小麦粉で作られている「小麦粉粘土」は、小さいお子さんの粘土遊びに人気になっています。
しかし、小麦粉のアレルギーがある子どもにとっては、小麦粉粘土は厳禁になります。
アレルギーは過剰な免疫反応ですが、免疫反応は「経口免疫寛容」と言って、口から摂取する方がアレルギー反応が寛容になるという特徴があります。
つまり、食べるよりも肌から体内に侵入する方が激しいアレルギー反応が起きやすいんです。
実際にムスコも、小麦粉のアレルギーがあるのですが、小麦粉を使った食品はだいぶ食べられるようになっても、小麦粉粘土やパン作りなどをすると手が荒れたり腫れたりしてしまいます。
なので、小麦粉のアレルギーがある子は小麦粉粘土を使うと激しいアレルギー反応が現れる可能性が高く、使えません。
小麦粉粘土は使えないけれど粘土遊びはさせてあげたい!
そんな思いから、いろいろしらべた結果を今回はシェアしていきますね。
小麦粉粘土の代わりに・・・小さい子どもにオススメの粘土は?
小麦粉粘土の代わりに、小さい子にも安心して使える粘土を調べると、2種類ありました。
それぞれ使ってみたので質感や使い心地などを紹介します。
【寒天が主原料】寒天粘土
まず1つめは、寒天粘土。
ボーネルンドのものが有名ですが、シャチハタからも販売されています。
ボーネルンドの商品「かんてんネンドStudio」は、寒天が主原料となっており、防腐剤・防カビ剤を使っておらず、国産なので安心の粘土です。
かんてんネンドの原材料
- 寒天
- セルロース
- にがり
- 無機塩
- 食品色素
かんてんネンドのは、見た目がつやつやしています。
みためだけではなく、触った感じもベタベタせずにくっつきにくいので粘土板がなくても、新聞紙や包装紙などの上でもくっつくことがなく遊ぶことができます。
また、小麦粉粘土や紙粘土などは乾いてくるとボロボロと小さなカスができやすいのに対し、このかんてんネンドはカスができにくいため床が汚れないので片付けやすく助かります。
また、きちんと密閉して保存すれば乾きにくいので長時間放っておいてもまた繰り返して遊べます。
欠点としては、販売されている一つ一つの内容量が少ないので、割高に感じるのと、もう少し量が入っていたら使い勝手がいいかなというところです。
また、とにかく遊び始めが硬いです。
時間をかけて大人がよくこねてあげればだんだんと柔らかく伸びるようになるのですが、早く遊びたい時には小さい子どもがこねられる硬さではないのでこねる段階で飽きてしまったり、「できなーーい!」と放り出してしまいます。
特に冬はこね続けていないとすぐに硬くなってしまって子どもだけでは遊びにくいです。
こねにくいっていうのが、粘土遊びとしては1番のネックなので結局この寒天粘土は遊ばなくなってしまいました。
【お米が主原料】米粉粘土
米粉粘土の主原料はお米です。
市販のものは、以下の原料でできていることが多いようです。
米粉粘土の原材料
- 米粉
- 水
- 塩
- 食用顔料
- 保存料
米粉粘土は、寒天粘土に比べて柔らかく、子どもの力でもこねやすいです。
子どもにとっては寒天粘土より遊びやすかったようなので、以下に米粉粘土の作り方や遊んだ感想をまとめてみました。
今回は、ダイソーの「お米のねんど」で遊びました。
【アレルギー対応】米粉粘土の作り方:米粉粘土の原料は、「米」「水」「塩」だけ!
米粉粘土もおうちで作れば、余計なものが入っていないのでより安心して遊んでもらえますね。
いろいろな作り方がありますが、今回紹介する作り方が一番簡単なので、お子さんと一緒に作ることもでき、足りなくなったり古くなった時に作り足すのも面倒でないのでオススメです。
材料
- 米粉(1カップ)
- お塩(ひとつまみ)
- お水(1/3カップくらい)
※そのほかに油を少し入れると滑らかになり扱いやすくなります。
※食紅で色をつけてあげると様々な色の粘土が作れますよ。
米粉粘土を作る方は、ぜひお子さんと一緒に作ってあげてください。
粉→ボロボロ・ドロドロ→粘土
の手触りの変化も味わえて、五感を刺激する感覚遊びになりますよ(^^)
作り方は、上記の材料をボウルなどに入れて混ぜ混ぜ・こねこねするだけです。
米粉は種類によって給水量が違うので、お水は一度に加えず、柔らかさを見ながら少しずつ加えるようにしてくださいね。
お水を入れすぎたなって時は米粉を少しずつ足して様子をみてくださいね。
最後に食紅で色をつけてこねれば色付きの粘土も作れ、遊びの幅が広がります。
一応、保存のためにお塩を入れていますが、保存料が入っていない分長期の保存には向いていないので、気をつけてください。
変な手触りになったり嫌な匂いがした場合は新しいのに変えましょう。
ダイソーの米粉粘土「お米のねんど」の使い心地は?
最近はスーパーなどでも手に入りやすくなった米粉ですが、まだまだ取り扱いのないスーパーもありますし、普段米粉を使わないご家庭ではこのために購入するのも・・・という感じですよね。
そういう方は、米粉粘土を購入するのがお手軽でオススメです。
市販の米粉粘土
※()はメーカー
・こめっこねんど(トーヨー)
・お米のねんど(銀鳥産業)
・日本のお米でつくったねんど(デビカ)
ダイソーでも販売しているのを見つけました!
ダイソーだったら100円で買えちゃうので、お試しに少しだけ購入してみるのもいいですよね。
気合入れて時間をかけて準備しても子どもがちゃんと遊んでくれるかも分からないし(汗)
以下に、ダイソーの米粉粘土を使用した感想をまとめましたのでご参考になさってくださいね。
ダイソーの「お米のねんど」の原材料は?小麦アレルギーがあってもあそべる!
ダイソーの「お米のねんど」の原材料も、他の市販品と同じでした。
- 米粉
- 水
- 塩
- 食用顔料
- 保存料
当たり前かもですが、小麦粉粘土と違って小麦粉が使われていないので、小麦アレルギーのある子でもあそべるのは嬉しいです。
また、保存料が入っているので、とっておいてまた遊ぶこともできます。
ただし、口に入れてしまうかもしれない年齢のお子さんには保存料が気になる方もいるかもしれません。
ダイソーの「お米のねんど」の色のバリエーションは?
ダイソーの米粉粘土の色のバリエーションは私が見たお店ではこの6パターンでした。
- 赤
- 白
- 黄色
- 青
- ピンク/茶色
- 緑/黒
もしかしたらこれで全部ではないかもしれません。
ダイソーで販売されている米粉粘土は、小さな容器に入った粘土が2パックで1セットで売られています。
なので、上の4色は同色が2パック入っていて100円、下の2色組みは2色が1パックずつ入っていて100円です。
上の4色は、どれも混色を楽しめる色なので大容量なのかなと思います。
ピンク、茶色、緑は作れる色なので、子どもに混ぜてもらって作ってもらうのが楽しいかもしれませんね。
ダイソーの「お米のねんど」の触り心地、扱いやすさ、遊びやすさは?
ダイソーの米粉粘土は、こね始めからとても柔らかく、子どもの弱い力でもとてもこねやすいです。
外箱にも「遊ぶ前に粘土をよく練ってください」と書いてあるのでよくこねてみましたが、よく練っても感触的にはあまり変わらないです。
柔らかくて、他の粘土同士を混ぜたり、くっつけたりするのも簡単にできるので遊びやすいです。
小麦粉粘土と比べてもかなり柔らかく、少しねっちりしている感覚でした。
柔らかくてネチネチしている分、手や床にはくっつきやすいです。
うちでは始め、粘土板を使わずに大きな紙を敷いて遊んでいたのですが、子どもが紙に粘土を押し付けて伸ばそうとしたら、上手に剥がれなくなってしまいました。
ある程度分かってくれば力加減をして遊べていましたが、柔らかいがためのデメリットもあるようです。
こねている間に手には付きにくくなりますが、落ちた粘土を踏みつけると床に張り付いて取れにくくなるので注意してくださいね。
遊んでいる間に出てくる小さいポロポロしたカスは、小麦粉粘土に比べて出にくい気がします。
ダイソーの「お米のねんど」の保存方法は?米粉粘土は乾きやすい?
お米のねんどは、少量ずつが密閉容器に入っているので、保存も容器を使って保存することができます。
小さい容器なので、色ごとや作品ごとにまとめられる上、密閉できるので乾かなくてとてもいいです!d(^_^)
少量パックになっているので、たっぷり入っている小麦粉粘土よりは割高感がありますが、密閉容器がついていて保存に便利なところが私は気に入りました。
子どもと一緒に!粘土の遊び方3つ
粘土遊びって子どもの五感を刺激するとてもいい遊びです。
3つの遊び方を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
コネコネ感触遊び
粘土をコネコネしたり、ビヨーンと伸ばしたり、小さくちぎったりして遊ぶのは、特に小さいお子さんにはとても楽しいようです。
手先をよく使って遊ぶと脳が刺激されて発達を促すんだそうです。
まぜまぜ混色遊び
いろんな色の粘土で遊ぶことにより、視覚も刺激され脳の発達に好影響を与えます。
また、違う色の粘土を混ぜることでまた違う色ができる混色遊びは、色彩感覚を鍛えることもできます。
できた色の名前を教えてあげると、色の名前を覚えることもできますね。
色が変わっていくのって楽しいんですよねー。
次はどんな色を混ぜようかな?
どんな色ができるかな?
ワクワクして遊ぶのって素敵ですよね。
おうちで絵具遊びはなかなか難しいので、粘土で混色遊びができるのは嬉しいポイントです。
切ったり重ねたり型抜いたり造形遊び
同じくダイソーには、粘土板や伸ばし棒、粘土ばさみ、型抜きなどたくさんの粘土グッズが売っているので、一緒に購入すると遊びの幅がグンっと広がります。
また、粘土グッズに限らず、粘土遊びに使えそうな毛糸やモール、お弁当箱、プラカップ、保存に便利なジップ袋などを一緒に揃えられるのもダイソーならではの魅力だと思います。
特に道具を揃えなくても、おうちにあるストローや竹串でも十分使えます。
我が家も以前に購入していたタピオカ用の太いストローを伸ばし棒の代わりにしたり、型抜きにつかったり、竹串で模様を書いたりして遊びました。
おにぎりやピザ、ケーキなどの食べ物や、
きゅうり、りんご、スイカなどの果物野菜、
おうち、椅子、テレビ、、、身の回りにあるものどんなものでも作れちゃう粘土ってすごい!
子どもの好きなように作らせていると、独創的な作品がいくつも出来上がってみているだけでも楽しいです。
おうちの方も一緒になって作ってあげるのも、「こんなのもできるのか!」「僕も同じのを作ってみたいな」と刺激になっていいですよね。
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