- お茶摘み体験をしたんだけど、持って帰ってきたお茶の葉どうしたらいいかな?
- お茶の新芽を大量に頂いたんだけど、料理に使えるの?
- こどもも大人も美味しく消費できるレシピを知りたい!
そんなお悩みに答えます。
お茶の新芽は栄養たっぷり!入手したら是非食べてみて
日本人の心、『緑茶』
小さい子どもがいるとなかなか熱いお茶をゆっくりと飲む機会も少なくなってしまいますが、温かいお茶を飲むとその香りにも「ホッ」と癒されますよね。
緑茶を入れるときに使う茶葉は、「チャノキ」という木の新芽を蒸したり乾燥させて作ったものです。
緑茶に含まれるビタミンやカテキンには、様々な効用があることが注目されており、このサイトでもインフルエンザの予防に効果的なことを紹介しました。
そんな緑茶の産地として、京都の「宇治」が有名です。
お茶の産地では、乾燥させる前のお茶の新芽を食べる機会があります。
観光客向けにお茶の新芽を摘ませてくれる「お茶摘み体験」をしているところもありますが、お茶摘みをしたもののお茶の新芽を手に入れてもどうしたらいいか分からないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、お茶の新芽を使ったお料理のレシピをご紹介します。
お茶の新芽は蒸れたり傷んだりしやすいので早めに消費できるように、できるだけ美味しくたくさん使うレシピを紹介しています。
【大人の味】苦味がたまらない『お茶の新芽のお浸し』【子どもは苦手かも】
素材の味を活かしたお浸しです。
茹でて鰹節をまぶすだけなので簡単です。
新芽の苦さが際立ってしまうので、大人の味です。子どもはちょっと食べづらいかもしれません。
我が家の子どもたちも苦くてほとんど食べませんでした(泣
材料
材料(2〜3人前)
- お茶の新芽
- 鰹節 1〜2パック
- めんつゆ お好みで
レシピ
①お鍋にお湯を沸騰させ、お茶の葉を湯がく。
②ざるに開けて水気を切ったら鰹節をまぶす。
③お好みでめんつゆをかけていただきます。
【油と食べてビタミンの吸収アップ】山菜のようなほのかな苦味がたまらない『お茶の新芽の天ぷら』
油で揚げることで苦味が和らぎ、食べやすくなります。
食べると山菜のようなほんのりした苦味と、お茶の爽やかな香りがお口に広がり美味しいです。
お茶に含まれるビタミンは、油と一緒に食べることで吸収効率が良くなるのでおススメの食べ方です。
材料
材料(2〜3人前)
・お茶の新芽
・天ぷら粉
・揚げ油
レシピ
①お茶の新芽を軽く水洗いし、水気を切る。
②天ぷら粉の袋に記載通りの水を混ぜて天ぷらの衣をつくる。
③油を170〜180℃に熱する。
④お茶の新芽に衣をつけて揚げる。
⑤揚げたてにお塩や天つゆをつけていただきます。
【食べやすさナンバーワン】『お茶の新芽のおむすび』
いつものおむすびにお茶の新芽を混ぜることで、シャキッとした食感とお茶の爽やかな香りが味わえます。
レシピは、生のお茶の新芽を使用していますが、先ほど紹介したお浸しが食べられなくて余ってしまった時にリメイクとしてつくるのもおすすめです。
材料
材料(2〜3人前)
・お茶の新芽
・温かいご飯 1.5合分
・鰹節 2パック
・めんつゆ お好みで
レシピ
①熱々のご飯にお茶の新芽を手でちぎりながら加えていきます。子どもにお手伝いしてもらってもいいですね。
※お子さんにお手伝いしてもらう時は、ご飯が暑いので火傷に気をつけてくださいね。
②鰹節と、お好みでめんつゆを混ぜておむすびを握っていきます。
③熱々でも、冷めても美味しいです。お茶のカテキンには抗菌作用もあるので、お弁当にもおすすめです。
【イチオシ!】爽やかな後味がたまらない『お茶の新芽と桜海老のパスタ』
油で炒めることで苦味が和らいで食べやすく、ビタミンも吸収されやすく爽やかなお茶の香りが楽しめるレシピです。
桜海老と炒めることで色合いも綺麗になります。
今回桜海老は乾燥しているものを使用していますが、乾燥しているものは海老のおだしも増していて美味しいです。
わがやでは、子どもたちも大人も満足のイチオシレシピです。
材料
材料(2〜3人前)
・お茶の新芽
・桜海老(一袋分)
・ニンニクみじん切り(1片分)
・油
・鶏がらスープの素
・スパゲッティ
レシピ
①スパゲッティは袋に記載の時間茹でる。
②フライパンに油をしき、桜海老を炒める。
※我が家では、油は米油を使っています。パスタはオリーブオイルを使うご家庭も多いかと思いますが、このパスタはお茶の香りが負けてしまわないように、米油やサラダ油をオススメします。
③桜海老から香りが出てきたら、みじん切りにしたニンニクを入れる。
④お茶の新芽を加えて油と絡めるように軽く炒める。透き通ってきたらOKです。
⑤鶏がらスープの素をお好みで加えて味を整える。
⑥茹で上がったスパゲッティを加えて出来上がり。
【爽やかな後味がまた美味しい】『お茶の新芽のチヂミ』
お休みの日のお昼ご飯にも子どもたちに人気のチヂミにニラの代わりにお茶の葉を入れてみました。
後味にお茶の香りが香って、いつもと違って爽やかなチヂミになりました。
材料
材料(2〜3人前)
・お茶の新芽
・玉ねぎ 中半分
・人参 小1本
・小麦粉 大さじ6
・片栗粉 大さじ6
・水 100cc
・鶏がらスープの素 小さじ1
・ごま油
レシピ
①玉ねぎは薄切り、人参は千切り、お茶の新芽は軽く洗ってそのままボウルに入れる。
②①のボウルに小麦粉、片栗粉、鶏がらスープの素を入れて、菜箸で軽く混ぜる。
③②に水を入れて混ぜる。
④フライパンにごま油をしく。
※ごま油は、1枚焼くごとに大さじ2杯くらい入れると美味しく仕上がります。
⑤③をフライパンに流し込み両面を焼く。2回くらいに分けて焼く方が裏返しやすく、お皿にも乗りやすいと思います。
⑥味はついていますが、お好みでポン酢などをつけて食べても美味しいです。
まとめ
今回紹介したものの他にも、パウンドケーキやクッキーなどのお菓子に入れる方法もあります。
お茶の新芽は、5月の新茶に始まり、10月頃の4番茶までかなり長い期間楽しめるので、是非お子さんと体験してみてはいかがでしょうか?
お茶の新芽は新茶に近いほど香りが良く、苦味も少ないように感じます。
お料理に使う場合は、油で炒めたり、ご飯やスパゲティなどと一緒に食べると苦味が和らぐのでお子さんにも食べやすくなります。
手に入ったときには是非試してみてくださいね。
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