【浸水なし・重曹なしで楽チン】乾燥えんどう豆の煮豆の作り方【子どもがパクパク食べちゃう】

この記事は約8分で読めます。
  • 乾燥えんどう豆の調理方法を知りたい。
  • 乾燥豆は、絶対に一晩浸水しないといけないの?作りたい時にぱっと出来ないから不便。
  • 煮豆ってなんだかめんどくさそう。

そんなお悩みに答えます。

えんどう豆が大好きで年中食べたい方におすすめの乾燥えんどう豆

乾燥えんどう豆とお鍋

一口にえんどう豆と言っても様々な種類がありますが、この記事では、青えんどう豆について書いていきます。

青えんどう豆は、グリーンピースとも呼ばれ、春が旬ですが乾燥えんどう豆なら年中いただくことができます。

我が家でもえんどう豆はご飯に入れてお豆ご飯にして食べたり、煮豆にしたりと大人も子どもも大好きなのでこの乾燥えんどう豆はとても便利です。

豆は高タンパクで低脂質、子どもの成長に欠かせないカルシウムやビタミン、ポリフェノールなどを豊富にバランス良く含んでいるので体にもいいんですよね。

でも、煮豆のレシピなんかをみると乾燥豆って、

煮豆はめんどくさい!?
  • 一晩水に浸しておかなくちゃいけない
  • 重曹が必要

だったりしてなんだか面倒・・・と感じていませんか?

いえいえ、実は、煮豆って時間はかかるけど手間は全然かかりません。

浸水しなくても美味しくできるんです。

この記事では、乾燥えんどう豆を使って

  • 浸水せずに作れる煮豆の作り方
  • 皮も柔らかく煮る方法

をご紹介していきます。

甘くて柔らかいえんどう豆の煮豆は我が家の子どもたちも大好きです。

我が家で作るからこそ、添加物の心配も、甘すぎる心配もなく安心して食べさせることもできますのでぜひ作ってみてくださいね。

【浸水せずにすぐに煮始める】乾燥えんどう豆を使った煮豆の作り方

では早速作り方を紹介していきます。

まずは材料です。

材料(作りやすい分量)

材料
  • 乾燥えんどう豆 50g
  • 砂糖      40g
  • 塩        3g

甘みや塩加減はご家庭の好みによって調節してみてくださいね。

乾燥えんどう豆はいつもAmazonで購入しています。

安くて美味しいし、1kgだとちょっと多いかなと始めは思ったけど、甘い煮豆だけでなく塩茹ででサラダに入れたり潰してうぐいす餡やスープにしたりできるので意外に消費できちゃう!

日本のうすいえんどうは煮豆にすると香りが飛んじゃうんだけど、このイギリス産のえんどう豆は煮ても香りがいいのでおすすめです。

材料はこれだけです。

重曹も使いません。

では、作り方を順に説明していきますね。

①乾燥えんどう豆のアク抜き

お鍋に入れた乾燥えんどう豆

乾燥えんどう豆を軽く洗ってお鍋に入れ、水を1Lくらい入れて強火にかけます。

アク抜きのための工程になります。

ぐらぐらにだったお鍋

ここでは火加減は強火でグラグラで大丈夫です。

沸騰したら5分くらい煮てザルに開けてお湯を切ります。

一度煮たえんどう豆

まだまだ硬いです。

②えんどう豆を煮る

お湯を切ったえんどう豆をまたお鍋に戻して水を2Lくらい入れ火にかける。

沸騰するまでは強火で大丈夫です。

沸騰したら、お湯の中の豆が踊らない火加減でうますように煮続けます。

コポコポ泡が出ている感じで静かに煮ていきます。↓こんな感じ

踊らない火加減

大体40分くらい煮たら、少しお豆さんを食べてみて、硬いようならさらに10分、20分というように柔らかくなるまで煮ていきます。

味をつけるとえんどう豆がしまって多少硬くなるので柔らかめに煮るのがポイントです。

③【ポイントあり!】柔らかく煮えたえんどう豆を鍋からあげる

えんどう豆が柔らかくなったら、お湯を切るのですが、その時にポイントがあります。

柔らかくなったえんどう豆をザルにあげてしまうと、柔らかくなった実が崩れてしまい風味も抜けてしまいます。

また、急に冷やすことで皮にシワが寄ってしまいますし、硬くもなってしまいます。

なので、えんどう豆を火から下ろしたらそのままシンクに移動させて、水道の水をお鍋にチョロチョロと流してあげます。

えんどう豆の鍋肌に沿わせて水道水を注ぐ

こうしてお鍋の中のお湯が水とゆっくりと入れ替わり、お湯とお水が完全に入れ替わる頃にはお豆もゆっくりと冷えます。

こうなったら豆もしまっているのでもうザルにあげても大丈夫です。

ふっくら煮えたえんどう豆

ふっくら煮えてもう美味しそうですね。

④えんどう豆に味をつける

ザルにあげて水を切ったら、再度お鍋にえんどう豆を戻します。

そこにお砂糖とお塩を入れて強火にかけます。

焦げたりしないので、大丈夫。強火のままで、お水も足さなくて大丈夫です。

少し待つと、水が上がってきます。

味をつけて水が上がってきたえんどう豆
こんな感じ

お砂糖とお豆を絡めるようにお鍋を揺すって、水気が無くなってきたら出来上がりです!

えんどう豆の甘煮
えんどう豆の甘煮出来上がり!

【省略可】皮まで柔らかくするポイント

今回紹介する方法では、煮ていく工程で皮を硬くしない工夫を入れています。

茹でた後にゆっくりとさますことで、十分に皮まで柔らかく食べられるのですが、使用する豆によっては、実が柔らかく煮えても皮が硬くなってしまい、食べる人によっては気になる方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、前日から浸水し、その時に重曹を小さじ1ほど入れて置くいいです。

重曹は苦味の元にもなるので、煮始めるときは浸水した水は捨てて新しい水で煮始めて下さいね。

我が家では、重曹を使用しなくても皮が気になったことはないので普段煮豆を作る時には重曹を使いません。

重曹ってそんなに使うことがないので買うのももったいないですし・・・(//∇//)

どうしても気になる方は浸水の際に重曹を使ってみてくださいね。

【時短】煮る時間を短くする方法

ここまで、乾燥えんどう豆を浸水なしで甘煮にするレシピを紹介しました。

煮豆は、どうしても煮る時間が長くかかってしまいます。

この時間を短くしたい場合は、前日の晩から一晩浸水して置くのがいいです。

浸水することで、煮る前にしっかりと豆が戻った状態になるので煮る時間を短くすることができます。

乾燥えんどう豆の浸水前後比較
左は浸水後、右が浸水前です。

結局浸水するんかい!って話ですが、浸水しなくても作れるけど、浸水しておけば時短になるよってことです。

ちなみに、私が作り比べてみたところ、煮ている時間は

  • 浸水なし:1時間10分
  • 浸水あり:40分

と、浸水なしだと約1.5倍の時間がかかりました。

※新しい豆は短い時間で煮え、古い豆は時間がかかる傾向にあるので、煮る時間は各自で調整してくださいね。

まとめ

乾燥えんどう豆を事前の浸水なしで煮豆にするレシピを紹介しました。

えんどう豆の甘い煮豆は柔らかく、みずみずしくて食べやすいので子どもたちも大好きです。

煮豆としてだけでなく、潰して餡としてトーストやお餅に乗せて食べたり、パンに入れたりもできます。

家族みんなが好きなので季節を問わずに食べられて長持ちする乾燥豆はとても重宝しています。

一方で、レシピを検索してみると、一晩浸水が必要だったり、重曹を使用していたりとちょっとめんどくさかったので、簡単にできる方法を試行錯誤し、できたレシピを公開することにしました。

浸水なしでもできる煮豆ですが、浸水すると煮る時間が短縮できるので、時間がない方やガス代節約したい方は浸水する方法でも作ることができますよ。

ぜひ試してみて下さいね。

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