- 子どもにイライラしてしまう。
- 感情のコントロールが利かなくて怒鳴ってしまう。
- 怒りのままに子どもに当たってしまって自己嫌悪。どうにかしたい
そんなママのお悩みに答えます。
【育児あるある】子どもにイライラ・冷静になれない時があるのは多くのママが経験しています。
子どもが生まれたばかりの頃、
予想以上にとても小さくて壊れそうで少し怖くて、この子を一生全力で守っていこうと誓いました。
しかし、子どもの成長とともに「カワイイ〜」とばかりは言っていられない現実。
365日24時間休みなく続く新生児のお世話・授乳・夜泣き・・・細切れ睡眠で休む間もなく。
何をしても泣き止まない我が子にイライラしてしまう自分・・・
何もわからない赤ちゃんに対してイライラしていることに自己嫌悪で自分にイライラ・・・
赤ちゃんが後追いや人見知りするようになると、ママの元を離れず、離れると泣き、トイレにまでついてくる。
もう、ひとりにしてよ!とイライラ・・・
2歳イヤイヤ期、なんでもかんでもイヤイヤ、イヤイヤ、イヤイヤ・・・
なだめても、言うこと聞いても、何しても「イヤ!」
じゃあ、どうせーっちゅうねん!イライラ・・・
イヤイヤ期が落ち着いた3歳、何でもかんでも「ママ見て〜」
家事が進みません。イライラ・・・
小学生になれば、言っていることは立派でも自分のことはできていない。
でもこちらのいうことは無視の反抗期。ヤキモキ、イライラ。
こちらのいうことが伝わらなくてイライラ
悪戯にイライラ
思うように予定が進まなくイライラ
もう一人にして!とイライラ
子育てしている間はイライラとの戦いである場面が本当に多いです。
子どもが成長しても、しばらくイライラとのお付き合いは続きそう。
普段は子どもに対しては、イライラを抑えて大人の対応をしているママたちですが、イライラが溜まってしまうと大爆発!
- 怒りの感情のままに怒鳴ってしまって自己嫌悪。
- 冷静になれず、ついこどもを責めるような口調で怒ってしまった。
- ついに手をあげてしまった。
というような話もよく聞きます。
子どもは、成長過程ですから、冷静に言い聞かせなくてはならないと分かっていても、
- イライラが溜まっていると冷静に行動できない
- 何度も同じことをされるとつい怒ってしまう
- 感情がセーブできない
ということもあります。
特に、ママは子どもと接する時間が多くなかなかリフレッシュする時間が取れない上、子どもに対する責任感も強くなりますので多くのママのお悩みでもあります。
ストレスがたまりすぎるとノイローゼになってしまい、子どもにとってもいいことはありません。
今回の記事では、そんなイライラを解消する手段として「マインドフルネスを育児に取り入れる方法」をご紹介していきます。
私が実際に試して効果があった方法ですので、ぜひ興味のある方は試してみてください。
育児が楽になりますよ。
大人が変われば子どもも変わる「マインドフルネス」って何?
皆さんは、子どもに対しての接し方の理想ってありますか?
- 感情的にならずに冷静に接する
- 心穏やかに優しく接する
- リラックスして子どもと接したい
- 子どもの悩みにすぐに気づいて対応できる
- 子どもの問題行動に対して冷静に分析して対応できる
人によっても様々かもしれませんが、こんな風に思う方が多いのではないでしょうか?
「人間関係は鏡」とよく言います。
大人同士でなくともそれは同じこと。
大人が穏やかに冷静に接することで、子どもたちの反応も自然と変わってきます。
まして、親子関係はより強い信頼関係で結びついています。
私たち大人が変わることで子どもも変わっていき、そのおかげでイライラすることも減ってくるでしょう。
子育てはより良い方向へ向かっていきます。
そのために、今回ご紹介するツールが「マインドフルネス」です。
「マインドフルネス」は、目の前の体験に意識を向けて丁寧に感じることで心を整える方法です。
なんだか怪しく聞こえるかもしれませんが、日本では古くからヨガや仏教で取り入れられている「瞑想」をルーツとした方法で、最近はGoogleの研修でも取り入れられていることが報じられて有名になった方法でもあります。
瞑想と聞くと、曖昧で効き目あるのか不審に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、「マインドフルネス瞑想法」は、1970年代にマサチューセッツ大学医学大学院の教授であるジョン・カバットジン博士が考案した、ストレス緩和プログラムです。
仏教の瞑想の効果が心身医学に応用できると考え、宗教色のないプログラムとして開発したのが始まりです。
「瞑想」っていうけど、そんなことで本当にイライラが抑えられるの?
とお感じの方もいらっしゃいますよね?
最近では科学的に瞑想を検証する研究も進んでいて、
- リラックス効果
- ストレス耐性をあげる
- 感情をコントロールする
と言った効果があると科学的な根拠が示されています。
これって、今、ママたちがまさに欲しいものじゃないですか?子育てにぴったりですよね!
でもなんだか難しそう。
続けられるかな?
とお考えの方も大丈夫です。
1日1分からできる簡単な方法があります。
毎日続けるコツもあるので、これからご紹介していきますね。
【毎日続けて効果アップ】1日1分間瞑想のやり方
毎日忙しい育児の合間にも取り入れやすい1分間瞑想です。
1分間なので、5〜6往復くらい呼吸したらあっという間に終了すると思います。
1分でいいので隙間時間にでもできます。もちろん時間を伸ばしてもいいです。その方が効果が出るのは早いかもしれません。
ただ、毎日続ける方が大事なので、時間が短くてもいいのでできるだけ毎日続けるようにしましょう。
もし、今日できなくても、また明日から始めれば大丈夫です。
私はこれを50日ほど続けたところで自分の中に明らかな変化を実感できました。
人によっては、30日で感じた人もいれば、45日という方もいます。
ぜひ毎日続けて効果を実感してみてくださいね。
好きな木を決めて見るだけ瞑想のやり方
次は、子どもと一緒に遊んだりお散歩の時などにできる瞑想です。
この瞑想に時間や姿勢の決まりはありません。
眺めるだけの簡単な瞑想です。
できるだけ毎日続けるのが理想ですが、そう毎日は続けられませんよね。
なので、できる時で大丈夫です。
できるだけ続けることで効果を発揮します。
私の木は、近所の公園の大きな木なんですが、この瞑想中に子どもがその木に登り出しました。
で、「ママ、一緒に登ろう!」ていうから、一緒に登りました。
登ったらまたいつもとは全く違う景色ですごく気持ちが良かったです。
で、そのまま樹上で瞑想しましたw
癒されましたよ。
マインドフルネス瞑想を毎日続けるコツ
新しいことを習慣化するってとても難しいですよね。
特に、効果があるかまだわからない時って、特に難しいです。
ダイエットとかもそうですね。
毎日続けるにはちょっとしたコツがあります。
それは、「毎日の習慣化している行動にくっつける」ことです。
例えば、朝ごはんや歯磨き、お風呂などは毎日習慣化して忘れることはありませんよね。
そういう行動にくっつけてしまうことです。
例えば、
- 朝ごはん前に瞑想
- 歯磨きしながら瞑想
- お風呂上がりに瞑想
などです。
ちなみに私は、朝起きてすぐに1分間瞑想してました。(冬の今は断念していますが)
ベランダに出て、朝日を浴びながらの瞑想は気持ちいいです。
実際は、子どもたちが起きてしまうとなかなか瞑想する時間が取れなくなるから、起きる前にというのが実情ですけどね(^^;)ヾ
まとめ
瞑想というと怪しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、マインドフルネスは元々アメリカの医師により開発されたプログラムです。
毎日の生活に瞑想を取り入れることで、
- リラックス効果
- ストレス耐性をあげる
- 感情をコントロールする
ことが、研究からも明らかになってきています。
瞑想は脳を鍛えるトレーニングです。
なんで、瞑想はこんな効果があるんでしょうか?
普段、私たちはぐるぐるといろんなことを考えています。常に。
心当たりはありませんか?
授乳中に晩ご飯のことを考えていたり、子どもと遊んでいるときに週末のお出かけのことを考えていたり、お風呂でもおトイレでも、思考が止まりません。
過去のこと、未来のことに思いをむけて四六時中悩み続けているからこそ、ストレスを反芻し増大していっていると言えるんです。
もちろん、より良い子育てを思ってマルチタスクをこなさなければ!と思考を続ける気持ちもわかります。
でも、今この瞬間、子どもが笑いかけているのに、子どもが一生懸命話しかけているのに、心ここにあらずで悩み続けている、イライラしているなんてもったいないですよね!
マインドフルネスは、目の前の事柄に集中することで過去や未来への思考をやめ、今このときに意識を戻す練習とも言えるのです。
私自身もあるきっかけから瞑想を取り入れるようになって、
- 自分の心にゆとりができた
- 子どもにイライラしたりカッとなることが減った
- 子どもの行動を冷静に分析・対応をとることができるようになった
- ストレスを感じにくくなった
のような効果を感じています。
自分の心が柔らかくなって毎日の生活にゆとりができ、生きやすくなった気がします。
そのおかげで、子どもたちもイライラしなくなったり、行動に良い変化が出てくるようになりました。
普段、忙しく日々に追われてイライラして自己嫌悪になってしまうママの気持ちはよくわかるので、もし、しんどく感じているママにはぜひ試して欲しいと思います。
毎日続けるコツは、「すでに習慣化している行動にくっつける」ことです。
ぜひ習慣化して、心にゆとりのある少しでも楽な子育てへの道を見つけてみてください。
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