【体験談】赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま新幹線に乗れる?赤ちゃん連れの時の乗り方とベビーカーの置き場所徹底解説!

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  • 赤ちゃん連れで新幹線に乗るんだけど、ベビーカーに乗せたまま乗ることはできる?
  • ベビーカーはどこに置くのがベスト?
  • 赤ちゃん連れで新幹線に乗るときのポイントはある?

そんなお悩みに答えます。

【結論】赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま新幹線に乗るのはほぼ無理

子どもとベビーカーで新幹線

まず結論から言って、赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま新幹線に乗るのはダメという規則はありません。

ただ、赤ちゃんや子どもを連れて何度も新幹線に乗ってきた経験上、赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま新幹線に乗るのはほぼ無理です。

その理由としては、「ベビーカーを開いたまま置くスペースが新幹線内にはないから」です。

赤ちゃんを乗せたベビーカーはデッキや通路に置くことになると思います。

ただ、デッキは停車時には人が出入りしたり、通路は移動販売のカートやトイレに行く人などが移動します。

デッキや通路はベビーカーを置いても人が通れるほどの十分なスペースはないです。

ベビーカーを置いてしまうと、通行する人や移動販売の通行の妨げになってしまうんですね。

なので、赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま新幹線に乗るのはほぼ無理、ということになります。

ただ、「ほぼ無理」というのは例外もあるからです。

その例外というのは、

  • 閑散期
  • 一駅のみなど短距離の利用
  • 親はデッキに立ちっぱなし
  • 最後に乗って最初に降りる

という条件付きです。

閑散期であまり人が乗っていない場合、新神戸ー新大阪などの短距離だけ乗るなら、迷惑にならずにデッキに立っていることも可能です。

私も実際にこの条件でベビーカーに赤ちゃんを乗せたまま乗ったことがあります。

※普段はこんなに贅沢な乗り方はしません(汗)

この条件なら、ベビーカーに赤ちゃんを乗せたままデッキに立っていることも可能です。

一番最後に乗り込んで出入り口付近に立ち、到着後はスッと降りれば迷惑にならずにベビーカーごと乗り降り可能です。

ただ、特殊な状況になりますし、全くオススメ出来ません。

赤ちゃん連れの場合は、ベビーカーを畳んで抱っこ紐などで抱っこして乗るのが無難だし楽で周囲への迷惑にもなりにくいですよ。

赤ちゃん連れで新幹線に乗り込むときのポイント

新幹線の車窓を楽しむ赤ちゃん

ここからは、赤ちゃん連れで新幹線に乗り込むときのポイントを解説していきます。

ちょっとしたコツを掴むだけで赤ちゃん連れでも新幹線を快適に乗れるようになるのでぜひ参考にしてくださいね。

赤ちゃん連れで新幹線に乗るときの持ち物リスト

朝ちゃん連れで新幹線に乗るときの準備物
  • 抱っこ紐
  • オムツ
  • おしりふき
  • 着替え
  • フェイスタオル
  • 授乳ケープ
  • ミルク・お湯など
  • 飲み物
  • おやつ・おにぎりなど
  • 絵本・おもちゃなど
  • ビニール袋
  • レジャーシート

※必要に応じて準備してくださいね

おしりふきは、お尻だけでなくお口や手足、気になるテーブルなどを拭くことができる優秀なやつですよね。

お尻を拭くことがなくなった今も頼りにしていますw

また、私は子どもと一緒に移動する時は絶対に抱っこ紐が欠かせませんでした。

ベビーカーで出かけても、ぐずって抱っこが必要になったときや眠くなった時にも抱っこ紐でゆらゆらすると落ち着くことがあり、あると安心なんです。

子どもとしても視界が変わるので気が紛れて静かになることも。

授乳ケープは、授乳に使えるだけでなく、赤ちゃんが寝る時に周りが気になってしまう時や、ちょっと車内が寒い時にかけてあげて膝掛けがわりにも使えるのでコレも必須です。

タオルもフェイスタオルくらいの大きさのものならこぼしたものを拭くだけでなく、ちょっとした日除けや膝掛けがわりになります。

夏でも結構冷房で冷えることがあるので結構大事です。

可愛い模様のものならちょっとした暇つぶしにも使えるので模様つきのものがオススメです。

赤ちゃん用の食べ物(離乳食)や飲み物は駅や新幹線内で入手するのは困難なので絶対に持参しましょう。

新幹線はトンネルに入る時などに耳がキーンとなったりして、それが原因で赤ちゃんがぐずることもあります。

こまめに授乳や飲み物を飲ませることで予防できますよ。

絵本やおもちゃ、おやつなどは車内での時間つぶしに使えます。

ビニール袋は汚れ物やゴミを入れるだけでなく、ぐずった時にシャカシャカしておもちゃがわりにもできる優秀なやつです。

まだ小さいうちは椅子に長時間座っているのが大変なこともあります。

そんな時は、座席の前の床にレジャーシートを敷いてあげてそこで遊ばせてあげることで落ち着くことが何度もありました。

なので、100均などで売っている小さめのレジャーシートをよく持参しました。

新幹線に乗る時間に配慮することで乗車が断然楽に!

哺乳瓶と時計

移動時間をある時間にぶつけてあげることで車内でご機嫌に過ごしてくれる可能性が高まります。

赤ちゃん連れで新幹線に乗る時間は?
  • 機嫌がいい午前中
  • 離乳食や授乳の時間
  • お昼寝の時間

赤ちゃんは何が辛いって、おそらくですけど、知らない人がたくさんいる異質の空間で、固定の席にずっと座っていなくてはいけないからですよね。

機嫌がいい午前中に乗車することで、絵本を読んだり車窓から外を眺めたりして車内でご機嫌に過ごしてくれます。

また、食事やお昼寝の時間に乗車することで、退屈な乗車時間中に食事やお昼寝に時間を費やすことができるので気が紛れて時間を過ごすことができます。

座席は絶対予約!オススメの座席は?たたんだベビーカーはどこに置く?

新幹線の座席外観

赤ちゃんを連れて新幹線に乗る時は必ず指定席を予約しましょう。

自由席は臨機応変な時間に乗れるのが魅力ですが、座席が空いていない可能性もあり、赤ちゃん連れにとってそれは絶対に避けたいところです。

座席や荷物置き場は絶対に確保したいので座席予約は必須です。

また、座席を予約する時にオススメの車両や座席もあります。

オススメの車両
  • 11号車
  • 12号車

東海道新幹線や山陽新幹線にはすべての列車に1室の多目的室が設置されています。

多目的室は、体の不自由な方が優先的に使うことができるのですが、空いている場合は授乳やお着替えのために赤ちゃん連れの家族が使うこともできるのです。

多目的室は多くの列車では11号車に配置されていることが多いのですが、ひかりやこだまの一部や九州新幹線は7号車、東北新幹線や他の新幹線では多目的室のある車両が変わってきますので予約の際にご確認くださいね。

また、11号車は多目的室とは別に多目的トイレが設置されています。

ここはスペースが広く、おむつ替えシートも設置されているので赤ちゃん連れには嬉しいです。

なので、私はよく11号車や12号車の11号車よりの座席を予約することが多いです。

オススメの座席
  • 最前列の席(窓側・通路側)
  • 最後尾の席(窓側・通路側)
  • 特大荷物スペースつき座席

赤ちゃんや子ども連れで新幹線に乗るなら、最前列や最後尾の列がオススメです。

最前列は前に座席がないので、子どもが蹴ったりする心配もなく、ちょっと広めに使えるので、ベビーカーなどの荷物をおいたり子どもがちょっと遊んだりできるスペースとして使えます。

新幹線の最前列席

最後尾は、後にスペースがあるので同じようにベビーカーを置くことができます。

新幹線最後列の荷物置き場
画像引用元:JR東海

東海道・山陽・九州新幹線では、特大荷物の持ち込みのルールが新しく変更されており、最後尾の荷物スペースを予約する必要があります。

コレが「特大荷物スペースつき座席」になり、のぞみの場合は自由席と11号車以外のすべての車両に設置されています。

予約は必要ですが、利用料は無料で利用できます。

また、赤ちゃん連れはぐずったり授乳などで立ち上がることが多いため、通路側が便利です。

ただ、一方で窓際は車窓から景色を眺めることができるので退屈凌ぎになったり、通路側より閉鎖的なので安心できる空間になります。

ちょっと隠れて授乳しやすいのも窓際になります。

なので、どちらも一長一短ですね。

赤ちゃんと一緒に乗車するママやパパのお好みに応じて選ぶといいと思います。

絶対お勧めしない車両・座席
  • 喫煙ルーム近く

新幹線は今は全席禁煙ですが、特定の車両に喫煙ルームがあります。

のぞみの場合は、3号車(博多寄り)、7号車(東京寄り)、15号車(博多寄り)、10号車(東京寄り)です。

一度喫煙ルームの近くに乗ったのですが、匂いが座席の方までめっちゃきて気持ちが悪くなってしまいました。

赤ちゃんの受動喫煙も心配ですし、予約の際は喫煙ルームの近くは避けています。

新幹線ではおむつ替えできるトイレはある?授乳室はある?

新幹線11号車
画像引用元:JR東海

赤ちゃんのおむつ替えや授乳のために多目的室を借りることができます。

上の画像は11号車の車両見取り図です。

11号車の12号車寄りに多目的室があるのがわかります。

多目的室は無料で利用できますので、乗務員の方に声をかけてください。

ただ、多目的室は体の不自由な方が優先になり、予約は不可です。

他にも多目的室を使いたい場合はなかなかお部屋が開かない場合もあります。

なので、私は授乳ケープを必ず持参し、座席で授乳していました。

窓側ならみられる心配も少ないですし、そういう意味でも窓際がオススメです。

ちょっとそれは恥ずかしいという場合は、デッキに出て角の方で授乳ケープをかぶって授乳するか、洗面スペースでカーテンで仕切って使用してもいいかもしれません。

子どもが乗り物酔いしてしまったら?ママの体調が悪くなったらどうする?

実際に、新幹線に乗っていたら子どもが乗り物酔いしてしまったことがありました。

ママの体調が悪くなったりすることも考えられますよね。

そんな時には、乗務員さんに声をかけてみましょう。

先ほど紹介した多目的室が空いている場合は案内してもらえることがあります。

また、多目的室が空いていなくても、空いている座席があったら横になれるようにスペースを確保してもらうことがあります。

実際に我が家でも、子どもが乗り物酔いしてしまってぐったりしていたら、乗務員さんに声をかけて対応していただき、辛い時にめちゃくちゃ嬉しかったです。

まとめ

赤ちゃん連れでのお出かけはただでさえ気を使いますよね。

遠距離の移動で慣れない新幹線を使っての移動となれば尚更のことです。

乗る前は色々と考えてしまって不安になることも多いと思います。

子連れでの新幹線の移動もちょっとしたコツがあります。

この記事で少しでも不安が減って楽な気持ちで新幹線に乗ることができたら幸いです。

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