- 子どもが毎日使う水筒。種類がたくさんあってどれを選んだらいいかわからない。
- 水筒の直飲みは菌が大量繁殖するって本当?
- 水筒が洗いにくく、清潔に保てているかモヤモヤ・・・
そんなお悩みに答えます。
【直飲み注意!】子どもが毎日使う水筒。実はバイキンの温床になりやすいって知ってましたか?
子どもが水分補給のために使う水筒。
小さい頃は公園に遊びにいくときに、
大きくなってきても幼稚園や保育園、小学校、習い事にも持っていって毎日のように使いますよね。
毎日大活躍の水筒ですが、実はバイキンの温床になりやすいって知っていましたか?
子どもたちの水筒を見ていると、直飲みの水筒を使っている子どもがとても多いと感じます。
直飲みの水筒って、手っ取り早く飲めるので子どもたちが水分補給しやすいんですよね。
直飲みの水筒は、口をつけて飲むので、口に触れたお茶がまた水筒内に戻って行ってしまいます。
どんなに清潔にしている人でも、口内には様々な菌がたくさんいますよね。
なので、口に触れたお茶と一緒に口内の唾液や菌も一緒に水筒内に侵入してしまうことになるのです。
短時間で飲み終わるならいざ知らず、特に気温が上がってくる季節は水筒内に侵入した菌は大繁殖。
グウェーーーーーーーーーっ!!
考えただけで気持ちが悪いですね。
この菌が飲料を腐敗させたり食中毒や腹痛の原因になってしまうのだそうです。
細菌繁殖は何も水筒の形状だけが原因ではありません。
水筒って洗いにくいなあと感じたことありませんか?
水筒の底や、特に、水栓部分やパッキンのところ!
洗いにくい形状のものが多いです。
洗い残しがあったりきちんと乾燥されていないと、それがまたバイ菌の大繁殖の要因となってしまうのです。
このように、子どもが毎日持っていく水筒はバイキンが繁殖しやすい条件が整っているのです。
子どもが毎日なんとなくお腹が痛い、体調が悪いことありませんか?
もしかしたらそれは水筒のせいかもしれませんよ!
子どもが使う水筒内を衛生的に保つ方法は?
では、子どもの水筒を衛生的に保つにはどのようにしたらいいのでしょうか?
それには3つのポイントがあります。
水筒の中に入れる飲み物に注意!
上にあげた例の他にも、水筒内の飲料が原因で菌が繁殖することがあります。
お子さんの水筒の中には、どんな飲み物をいれていますか?
夏場はスポーツドリンクを入れている方も多いかと思います。
また、無糖のお茶だと子どもが飲みたがらないからと、糖類入りの紅茶を入れている方もいらっしゃるかもしれません。
糖類入りの飲料は菌の増殖を劇的に加速してしまいます。
それだけでなく、スポーツドリンクなどは塩分を含んでいるため、水筒内部の加工を溶かして中毒症状を起こしたり、サビの原因になってしまうこともあるので注意しましょう。
また、水筒に入れるお茶っていつ作ったものですか?
当日持っていくために朝作ったのでは冷めるまで間に合わないからと言って、前日から作り置いている方も多いと思います。
水やお茶は腐らないと思っている方が意外と多いのですが、実は水もお茶も腐りますし、カビも生えます。
飲料類全般に言えることですが、水分は劣化も早く、腐敗しやすいため、できる限り作り立て、入れたての新鮮なものがオススメです。
また、水出しよりも沸かしたお茶の方が熱湯で一度殺菌されているため腐敗しにくく、二番茶よりも一番茶の方が腐敗しにくいです。
飲料の温度については、常温だと菌が繁殖しやすくなりますから、暑い季節は氷を入れるなどしてできるだけ低く保てる工夫も必要になります。
なので、お茶を入れる場合は、当日わかした一番茶を十分に冷やした状態で入れるのがベストです。
水筒の中に入れる飲料については、以上を守るようにすれば清潔が保たれるでしょう。
水筒の形状に注意!コップつきの水筒を選ぼう
幼稚園や保育園の時は、コップ付きの水筒を指定されることが多いです。
でも、子どもの使いやすさを優先して直飲みタイプを使っていることも多いんですよね。
また、小学校になってくるとほとんどの子どもたちが直飲みタイプを使っているのを見かけます。
幼児も児童も清潔さを重視するならコップ付きのものを選ぶようにしましょう。
水筒は、コップ飲みのものを使用して、直接口をつけないことで水筒内に菌が入るのを防止できます。
コップ飲みの水筒は、手先をよく動かしたり注ぐのに注意したりするので、脳を刺激して成長にもいいそうですよ。
コップ飲み用の水筒!
徹底的に菌を除去!水筒の効果的な洗い方は?
清潔を保つために、水筒は毎日よく洗浄・乾燥させるようにしましょう。
水筒は洗いにくい部分があると、毎日のことなので洗うのがめんどくさくなってしまうことがあるんですよね。
なので、元々洗いやすい構造のものや部品の少ないものを選ぶと洗いやすいです。
食器洗い用のスポンジには食べかすなど菌の温床となるものも付着している可能性が高いので、できれば水筒用途とは分けた方がベストです。
柄のついているタイプのスポンジは手を汚さずそこの方まで洗えるので便利ですよね。
シリコン製のスポンジなら水筒内部を傷つけずに洗えて、スポンジ自体も衛生的です。
水筒を消毒するのも効果的ですが、塩素系の漂白剤は水筒を痛めてしまう場合もあるので気を付けましょう。
漂白剤を使う場合は、酸素系のものを使いましょう。
タブレットになっているものなら薄める手間も省けて簡単です。
また、熱湯消毒は漂白剤を使わないので安心で手軽ですし、乾燥も早くなるのでオススメですよ。
熱湯消毒をする場合は、熱湯を注いで2分以上置くと完璧です。
ただ、火傷には十分注意してくださいね。
洗浄・消毒後はよく乾燥させましょう。
子どもにも使いやすく&清潔に保てる水筒の条件は?
以上、水筒を清潔に保つ方法をお伝えしました。
子どもの水筒を選ぶ際には使いやすさも重要になってきますよね。
子どもにも使いやすく、かつ清潔に保ちやすい水筒の条件はどんなものでしょうか?
まだ手元がおぼつかない幼児の場合は、水筒の持ちやすさや注ぎやすさも大事ですよね。
かつ、いろんなところにぶつけたり、落としたりもしやすいので、ステンレス製の水筒だと壊れてしまったり凹んでしまったりします。
堅牢性を求めるならプラスチック性がいいですね。
ただ、プラスチックはスポンジで洗って細かい傷がつきやすく、そこが菌の温床にもなりやすいのです。
個人的には、保温性もあり、清潔に保ちやすいステンレス製がオススメです。
水筒を清潔に保つために、コップ付きの洗いやすい水筒がいいですね。
清潔に保てる!洗いやすいオススメ水筒【6選】
では、わがやで実際に使ってみて洗いやすかったもの、子どもが使いやすかったものを参考に、どの水筒が実際に使いやすかったのかをご紹介していきます!
【イチオシ】ピーコック 2WAY水筒 【360ml】
rikekoイチオシは、「ピーコック 2WAY水筒」です。
ストローとコップと両方使える仕様になっています。
コップの場合の容量は360mlなので、幼児にぴったりなサイズです。
この水筒は持ち手がついているので、とっても注ぎやすいんです!
傷つきやすい底を衝撃や傷から守るガードもついており、嬉しいです。
保温機能もついており、機能的にも申し分ないです。
水筒自体もとても洗いやすくステンレススチール製なので清潔に保ちやすいですよね。
模様も青系とピンク系の2種類あり、おしゃれでお友だちとも被りにくいですよ。
無印良品 飲み方が変えられる水筒・コップセット 【約450ml】
無印良品の水筒は、プラスチック製なのですごく軽いです。
見た目にもシンプルでかっこいいですよね。
好きなキャラクターのステッカーを貼ったりしてもいいかも。
そして、特筆すべきは洗いやすさ!
今や絶滅危惧種ともいえる、中栓がネジになっている懐かしいタイプです。
これがダントツで洗いやすいです。
MOMO CONCEPT(モモコンセプト)カップ型水筒【380ml】
おしゃれなコップが特徴的なステンレス水筒。
色のバリエーションも豊富でシンプルでおしゃれなのでキャラクターが嫌になってきた小学生にもオススメ。
日本製なので安心感もありますよね。
パーツも分解して洗えるので衛生的に保てます。
ドウシシャ mosh!コップつきボトル450ml
コロンとした形が可愛いこの水筒は、450ml。
マットな質感と優しい色合い、見た目と手触りもめちゃくちゃ可愛いです。
絶滅危惧種の中栓とコップ付きなので、洗いやすく衛生的に保つこともできます。
肩紐がついていないので、子ども他持ち歩く場合ケースは必須ですが、ケースを色々と変えることでデザインが変えられるのは、好みが変わりがちな子どもにも長く使えて嬉しいです。
タイガー 水筒 2WAY【600ml】
こちらの水筒は、保温機能があるにもかかわらず、水筒表面が傷つかないカバー付きです。
しかもこのカバーが可愛い〜
カバーは刺繍で高級感もありますが、お洗濯もできて実用的でもあります。
おしゃれでお友達ともかぶりにくいです。
カバーをすることで保温性も保てますよね。
中栓部分も分解して洗いやすいです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 水筒 2WAY 【600ml】
アウトドアブランドならではの頑丈な作りと保温性能の高さが人気の商品です。
堅牢性には定評のあるキャプテンスタッグですが、模様が子ども向けなので小さい子にも愛着を持って持ってもらえるタイプです。
シンプルだけどおしゃれなイラストも惹かれます。
広口タイプであることとパーツもシンプルで洗いやすいのも魅力的です。
象印 水筒 コップつき ステンレスボトル【600ml】
安心の象印。
ボタンで開けるタイプなので、中栓を閉め忘れて中身が漏れる心配のありませんね。
コップには、抗菌効果の高い銀イオン(Ag+)を配合し、菌の発生を抑制してくれるのも嬉しいですよね。
広口タイプでパーツも洗いやすく衛生的に使えますね。
まとめ
こどもが毎日使う水筒。
実は直飲みの水筒は口内の細菌が水筒内に移行して繁殖し、菌の温床になっています。
菌の繁殖によって腹痛や食中毒の原因になることも。
また、中に入れる飲み物の種類や状態によっても健康を害する恐れがあります。
毎日清潔に保ちたい水筒ですが、水筒洗いはとてもめんどうで、形状によっては清潔に保つのが困難なこともあります。
この記事では、水筒を衛生的に保つための飲み物の入れ方や水筒の洗い方について紹介しました。
- 中に入れる飲料は糖類を含まない水かお茶にする
- 中に入れる飲料はできるだけ作り立てを入れる
- 飲料の温度を低く保つ
- コップ飲みの水筒にする
- 水筒を清潔に保つ
また、洗いやすく子どもに使いやすい水筒を我が家の経験をもとにお伝えしました。
お役に立てると幸いです。
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