- 今度選挙があるけど、投票所に子どもを連れて行ったらダメだよね。
- 投票している間子どもを待たせる場所はある?
- 子連れで投票に行く際に気をつけることは?
そんなママのお悩みに答えます。
公職選挙法の改正で子連れの投票がOKに
今まで、乳幼児を除く子ども連れでの投票は原則として認められていませんでした。
赤ちゃんや幼稚園児はOKだけど、小学生以上はダメってことですね。
投票所によっては「いい」と言われたり、「ダメ」と断られたりと対応が分かれている状態でした。
今までは小学生なども投票所に入れなかったって驚きですよね。
わざわざ子どもを預けなければならないんだったら投票行かないよ、ってなる方も多いですもんね。
そういえば、私も子どもの時に親が投票している間、小学校の遊具で遊んだり車の中で待っていた記憶があります。
しかし、公職選挙法の一部改正により、2016年6月19日から投票所に入ることができる子どもが乳幼児に限らず、児童・生徒その他の年齢18歳未満の子どもに拡大されました。
18歳未満の子どもを連れての投票がOKになったんです!
子育て世代が投票に行かなかったら、その層が求めている政策って反映されなくなりますもんね。
高齢者に優しい政策が多いのはそのためなんでしょうか?
子ども連れで投票に行けるようになりましたが、気をつけなければいけないポイントもありますのでご紹介しますね。
子連れ投票で気をつけるポイントは?
公職選挙法の改正で、子どもも投票所に入ることができるようになりましたが、同伴する子どもが守らなければならないルールも定められています。
なお、子どもでなくても友人など同伴する方がいる場合は同じです。
こどもに言い聞かせるなら次のようになりますね。
投票するところに入ったら、お喋りしないで静かにしていようね
子どもって場所問わずに大きい声で喋ってしまうことありますよね。
特に兄弟がいると、押すなとか触るなとか喧嘩したり、遊んでいて大声で笑いあったり・・・
なので、静かにしていようねって言い聞かせておきましょう。
パパやママもスムーズに投票が終わるようにあらかじめ投票する候補者を決めておきましょう。
大人が書いているところを覗き込んだり、誰に投票しているか聞いたり言ったりしないこと
子どもにとっては投票所は珍しい場所。
子どもって珍しいことに興味津々ですよね。
他の人が書いているところを覗き込んだり、パパやママが誰に投票しているか知りたかったりして「ねえねえ、誰に入れたの?」なんて大声で聞いたりするんですよねε-(´∀`; )
読める漢字を読みたがって、ママやパパの書いている候補者名を言ってしまったり、
「◯◯さんから××さんに投票してって言われたのにしなくていいの?」とかいらんこと言ったりするんですよね。
「僕が書きたい!」って子どもに書かせるのもルール違反になりますので注意しましょう。
ママやパパのそばにいてね。離れて歩き回ったり走ったりしてはダメよ
子どもにとっては退屈な投票所。
興味津々で歩き回ったり、広い投票所で追いかけっこを始めたりしがちです。
なので、パパやママから離れないでと伝えておきましょう。
投票は大人がすると決まっているから、「僕が書く」「私が入れる」はできないよ
子どもってボタンを押したりポスト投函とか好きですよね。
投票の時も「私が投票箱に入れたい!」とか言いがちです。
なので、あらかじめ約束させてから投票所に行く必要があります。
投票が無効になったり、必要が有れば投票所内から退出を求められることもありますので注意しましょう。
出産や入院で投票日当日に投票できない場合はどうする?
出産や妊娠中の入院で投票できない。という場合もありますよね。
出産以外にも、里帰りや旅行などしていて投票日当日に投票できない場合にも利用できるのが「期日前投票」です。
区役所などの決まった場所で投票日の10日くらい前から投票ができます。
詳細は、事前に郵送されてくる選挙のお知らせのハガキの裏に記載していありますので確認してみてください。
パパもママも投票に行こう!投票に行くと子育て環境が良くなる
先日、京都でも市長選が行われ、現職の市長と新人の方が激しい選挙戦を繰り広げました。
観光に力を入れた結果、大きな観光公害を招き市民の生活を圧迫してきた現職と、
これからの新しい京都を目指し、市民のために子育て支援などに力を入れるというマニフェストを掲げた新人が闘うという今後の京都の行方を大きく決める選挙でした。
また、有力な新人候補が共産党ということで、現職の支援者が新聞の紙面を大きく使ったバッシングしたことと、そこに載せた著名人の許可を取らなかったことで大きな話題にもなりました。
このように、どんな市長になるかってことで大きく市政って変わると思うんですね。
パパやママが選挙に行くことで、より子どもに寄り添った&子育てしてやすい街づくりにつながります。
そして、お子さんと一緒に行けば、選挙に行くっていうことが大事なんだよってことは必ずお子さんにも伝わりますので、パパやママも是非お子さんと一緒に選挙に行ってほしいです。
先日の市長選では結局、現職が当選しました。
しかし、子育て支援に力を入れると言っていた新人候補も現職に迫る多くの票を集めたことで、市長もその声を無視できなくなりますよね。
現職の市長も、もともと教育長をやっていたこともありますし、教育とともに子育て支援にももう少し力を入れてほしいなと個人的には思います。
パパとママが投票に行くと、子どもも社会に興味をもつ
回数も少なく、普段触れる機会も少ない選挙。
投票に行くことで、小学生のムスメも選挙に興味を持ちはじめました。
国民が投票して代表を決めているという日本の政治の仕組みから、選挙権のこと、日本の歴史などにまでひろがり、子どもの疑問にパパやママが答えるほど、子どもの興味も広がって色々なことを知っていく機会になりますね。
学校の勉強の役にも立ちますし、これから社会に出て行く上でとても大事な勉強になると思います。
もちろん私も分からないこともあり答えられないこともありますが、子どもと一緒に調べながら覚えたりして、とても勉強になります。
投票当日ハガキを忘れてしまった!
そんなこんなで私も先日の市長選の投票にいきました。
しかし、何ということでしょう!事前に郵送されてきていたハガキを忘れてきてしまったんですね。
- バタバタと出かけるもんだから、ハガキを忘れてしまった。(帰るのが面倒)
- 出先で今日選挙であることを思い出した。ハガキを持っていないけれど、帰りしに投票して帰りたい。
- ハガキを失くしてしまった
そんなこともありますよね。
私もハガキを忘れて出てしまって、ダメ元でお願いして見たら。。。。
なんと、ハガキを忘れても大丈夫!投票できました!ありがたい。。
※後日確認したら、ちゃんとハガキの裏にも書いてありました。
なので、私が選挙のハガキを忘れた体験談をご紹介します。
まず、自分の選挙区の投票所に行きます。
いつもと同じところなので、分かると思いますが、分からない方はハガキに書いてあるのであらかじめ確認しておいてください。
その後の流れは以下の通りです。
- ハガキを忘れたことを申し出る
- 所定の用紙に生年月日を書く
- 受付で住所など、個人情報を確認される
- 投票用紙をもらえる
そうしたら、いつもどおりに投票ができます。
投票用紙を投票箱に入れるときは子どもに入れさせないように。他人が入れた票は無効になることがありますので、自分で入れましょう。
まとめ
子ども連れだと敬遠しがちな投票ですが、公職選挙法の改正によってこどもが投票所に出入りすることができるようになり、パパやママもいきやすくなりました。
パパやママが選挙に参加するメリットはたくさん。
もし、ハガキを忘れてしまっても大丈夫、投票できます。
子どもの教育という面でも是非投票に行き大事な一票を投じましょう。
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