- 子どもの自転車の補助輪を付け外ししたい。
- 近くに自転車屋さんがない。自転車屋さんに行くのが邪魔くさい。
- おうちで手軽にできる?
そんな疑問に答えます。
工具さえあれば子どもの自転車の補助輪は簡単に付け・外しできる!
子どもが年中さん〜小学1年生くらいになると自転車の補助輪を外してコマなし自転車の練習をすることが多いと思います。
一般的には初めに補助輪がついた状態で購入した自転車に慣れてきた頃に補助輪を外して練習をしますよね。
このとき、補助輪ってどうやって外してますか?
自転車屋さんに持っていって外してもらう方も多いかと思いますが、自転車を運んだり待ち時間があったりして子連れだと意外と大変なんですよね。
補助輪を外すのは、実は工具さえあれば10分もあれば自宅でも簡単に外すことができちゃうんです。
力のないママでも不器用さんでもできちゃいますよ〜。
その工具も100均などで手軽に揃えることもできるので、今回はそのやりかたをご紹介します。
補助輪が外れたら、>>楽して早く乗れるようになるコマなし自転車の教え方<<も記事にしていますので参考にしてみてくださいね。
補助輪を外すのに必要なものリスト
自転車をいじると手やお洋服が汚れる可能性があります。
作業する際は、汚れてもいい服装や軍手を着用することをお勧めします。
ダイソーでは、滑り止めのついた軍手や手袋も販売されていますので、おうちにない場合は合わせて購入するといいですね。
補助輪を外すためには、補助輪を止めているネジ(ナット)を緩めて外す必要があります。
そのための工具が「レンチ(スパナ)」です。
子ども用の自転車の補助輪に使われているのはほとんどが径が15mmのものですが、このサイズはあまりメジャーではなく、工具が入手しずらいこともあるようです。
自転車によってはまれに違うサイズもあるようなので確認の上、お持ちの自転車に合うサイズの工具を用意してくださいね。
また、ナットの頭に嵌められている保護キャップを外すのにはペンチがオススメです。
なければマイナスドライバーなどを隙間に差し込んで外すこともできますが、反動でキャップが飛んでしまったり、手などに当たって怪我をしやすいので、ペンチで挟んでゆっくりと外すのがオススメです。
ペンチを使用した場合は、保護キャップに挟んだあとが残ってしまいますが、それが許容できるのならばペンチの方がオススメです。
軍手やペンチは自宅にある方も多いと思うので、買うものはレンチ(スパナ)だけという方も多いかも知れません。
ダイソーなら100円で済んでしまうので、やってみてダメやったら自転車屋さんに持って行こうって気持ちで手軽に取り組めちゃいますよね。
補助輪を取った後は自転車が自立しなくなるので、スタンドが必要になります。
【補足】レンチとスパナの違いとは?どれを使うのがベスト?
六角のボトルやナットを回して緩めたり締めたりするために使う工具を買いに行くと、「レンチ」とか「スパナ」とか言った名称で売られています。
「スパナ」の他にも「両口スパナ」、「モンキーレンチ」とか「めがねレンチ」「ソケットレンチ」などというものまであります。
結局どれを買ったらいいの?ってなりますよね?
スパナ(spanner)やレンチ(wrench)を辞書で調べてみると、wrench(レンチ)はアメリカ英語、spanner(スパナ)はイギリス英語のようです。
なので、意味するところは同じもの、「六角のボトルやナットを回して緩めたり締めたりするために使う工具」ってことになります。
工具売り場をよくよく観察してみると、日本ではどうやら
- ボルトやナットを閉める輪っかの部分が開いているものを「スパナ」
- 閉じているものを「レンチ」
と呼ぶ傾向がありそうです。
スパナは先が開いているので、横方向から差し込むことができてナットやボルトに嵌め込みやすくなっています。
ただ、開いている部分には力が掛からず、力がかかる部分が偏るため、ボルトやナットの角を傷つけやすくなります。
レンチの場合は、輪っかの部分がボルトの形になっているので、ボルトの縦方向からしか嵌め込むことができません。
ボルトやナットの径とぴったりの大きさでもあることからちょっと嵌め込みにくく感じます。
なので、ナットやボトルに均等に力がかかり、ボルトやナットを痛めにくくしっかりと締めることができるメリットがあります。
レンチの中でもソケットレンチは、ボルトやナットを締める部分がキャップのようになっているのでボルトやナットの頭をより痛めにくくなります。
ボルト・ナットを痛めないようにするためにはソケットレンチを使用するのがベストですが、ソケットレンチは通常のレンチやスパナよりも入手しにくいですし金額的にもちょっとお高くなってきます。
そう言ったメリット・デメリットがあるので、よく検討した上で工具を選ぶようにしてみてください。
補助輪のつけ外しはそう頻繁にするものではないですし、ソケットレンチも使用頻度の高いものではないので、できれば手軽に手に入るもので済ませたいところですよね。
なので、我が家では結局ダイソーで入手した通常の「スパナ」を使用することとし、この記事でもこれを使用しています。
スパナやレンチを使用する際は、ナット・ボルトの頭をなめさないように注意して使用してくださいね。
【補足】子ども用自転車のスタンドは片側タイプと両側タイプどっち?
自転車のスタンドには片側タイプと両側タイプがあるのはご存知のことと思います。
子どもがハンドルを支えたまま両側タイプのスタンドを立てるのは体の大きさ上難しいので、我が家では片側のスタンドを採用しています。
お子さんの体格や好みによって好きな方を選んでみてください。
使ってみてやはり他のものにしたいという場合は、同じ手順で交換することもできますよ。
我が家では、こちらのブリジストンの片足タイプのスタンドを使用しています。
16インチ↓↓
14インチの方はこちら↓↓
補助輪を外すためのグッズはダイソーで揃う!【必要なダイソー商品を紹介】
自転車の補助輪を外す工具はダイソーでも入手することができます。
我が家の最寄りのダイソーで見つけた、補助輪のつけ外しに使えそうな工具を紹介しますね。
レンチ・スパナ
ダイソーでは、複数のレンチ・スパナが販売されていました。
お好みのものを用意してくださいね。
購入の際は、必ずサイズを確認してください。
多目的スパナ
1本にいろんなサイズの穴が開いていて、10種類のナットに対応できる優れものです。
多種類のスパナが1本に集約されているのは嬉しいですが、形状的に回しにくくはあります。
対応サイズは7,8,9,10,11,12,13,14,15,17mm
税込110円
スパナセット(6本)
様々なサイズのスパナ・レンチが6本セットになった商品。
めちゃくちゃ頑丈そうな作りでした。
補助輪だけでなく他の目的でもスパナ・レンチを使用する人はこちらがいいでしょう。
対応サイズは、8,10,12,13,14,17mm
税込550円
ソケットレンチ(差し替え用アダプター)
別売の差し替えドライバーにセットして使えるソケットレンチもありました。
私が見た商品は対応サイズは5.5,6,7,8,10,12mmでした。
差し替えができるのは便利ですね。
税込110円
コンビネーションスパナ
同じサイズのスパナとレンチがコンピになったコンビネーションスパナ。
8,10,12,13,14,15,17mmの各種サイズがありますが、在庫は少ないそうです。
私が行ったお店も15mmはありませんでした。
税込110円
その他の商品
- メガネレンチ
- モンキーレンチ
同じような名前で「棒レンチ」という商品もありました。
棒レンチは、棒のような工具で、頭に穴の開いたボルト・ナットに差し込んで使う工具ですので、自転車の補助輪には使えません。
誤って購入しないようにご注意くださいね。
軍手
軍手は通常の軍手から、滑り止め付き、色付きまで色々とありました。
手袋コーナーにも滑り止め付きのカラフルなものがあったので、お好みに応じて選んでみてくださいね。
ペンチ
保護キャップを外すにはペンチが便利です。
必ず必要なものではないので、入手できない場合はマイナスドライバーなどで外すことも可能です。
ペンチ
普通のペンチ
税込220円
ロッキングプライヤー
挟んだらロックできるペンチは作業に便利そう。
20mmまで対応可
税込220円
子ども用自転車の補助輪の付け方・外し方
工具が揃ったら、早速、補助輪を外していきます。
補助輪を付け・外しする時は、汚れてもOKな服装で、作業しやすい広めの場所を確保してくださいね。
補助輪の外し方
では、順を追って詳しく解説していきます!
①保護キャップを外す
保護キャップをペンチで挟んで引っ張り外します。
外れにくい場合は、左右に揺らしながらゆっくり引っ張ると外れやすくなります。
マイナスドライバーを使う場合は、キャップとワッシャーの間に差し込んで左右に揺らし徐々に外します。
滑って怪我をしないように気をつけてくださいね。
②レンチを使用してナットを緩める
レンチとナットのサイズがあっている場合でも、嵌め込むのに多少きつく感じると思います。
端っこに引っかかっているだけだと滑ったりして危険ですし、真ん中あたりまでしっかりとセットして回します。
回す向きは反時計回り(左回り)です。
③ワッシャー、泥除けのワイヤー、補助輪を外す
ナットの奥にはまっている薄い輪っか(ワッシャー)と泥除けを支えている棒のようなものがはまっているので外します。
泥除けの棒は、若干硬いかも知れませんが、車軸と水平にまっすぐ引っ張るようにすると抜けますので力を入れて頑張ってみてください。
その後、補助輪も外します。
④(スタンドがある場合はスタンド)、泥除けのワイヤー、ワッシャー順にはめて最後にナットを締める
補助輪を外したら、
スタンドは一番奥につけます。
ネジを閉まる前に、泥除けやスタンドは奥までギュッと差し込んでくださいね。
片側のスタンドの場合は左側につけます。
動かないように手で固定しながらナットを締めるといい位置に固定することができます。
スタンドがない側は、補助輪を外したら泥除けとワッシャーをはめてナットを占めてください。
※スタンドが緩みやすい場合は一番内側のナットを外してその内側にスタンドを入れるとさらに安定します。スタンドが安定しない場合は試してみてください。
両側のタイプの場合は、両側の補助輪を同時に外してスタンドを装着します。
スタンドのロックが左側に来るように方向に気をつけてくださいね。
ナットを締める際は、片側だけを一気に締めず、左右少しずつ均等に締めるのがコツです。
⑤保護キャップをはめて完成!
保護キャップを奥まで嵌めたら完成です!
お疲れ様でした!
補助輪の付け方
新品の自転車を購入した場合は、自転車屋さんであらかじめ補助輪を付けてもらうことができます。
ただ、場合によってはお下がりで補助輪を外した状態で自転車を譲り受けることもあるかと思います。
その時はまずは補助輪を付けて乗りたいですよね。
補助輪の付け方としては、外し方と逆の手順をとっていけばOKです。
まとめ
子ども用自転車の補助輪は工具さえあれば自宅でも簡単にできちゃいます。
場所と工具さえ確保できれば、自転車屋さんに運ぶ手間もなく、時間も10分くらいでできちゃいますよ。
工具もダイソーで100円で購入できるのでお手軽ですよね。
やってみて難しかったら自転車屋さんでやってもらうこともできるのでお試ししてみてくださいね。
作業の際はくれぐれも怪我をしないようにご注意ください。
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