- 子どもが水ぼうそうに罹ってしまった。
- 水ぼうそうっぽいけどこれって本当に水疱瘡かな?
- 水ぼうそうの症状はどのように変化していくの?
- 水ぼうそうの治療はどんなことをするのか知りたい
そんなママの疑問に答えます。
【体験談】ムスメが水疱瘡にかかりました
上の子が水疱瘡にかかりました。しかも、冬休み初日に!
仕方のないことですが、冬休みの予定がまるっきり変わってしまいましたΣ(゚д゚lll)
水疱瘡を発症する前日から予兆がありました。
では、わがやの水疱瘡体験談を詳しく書いていきます。
【体験談】水疱瘡、発症前日【予兆】
終業式の前夜
夕飯は大好きな唐揚げだったのに、ムスメはめずらしくお代わりをしませんでした。
なんか嫌な予感がしました。
気持ち、元気がないような気もする・・・。
でもその他は普通の様子で、食後にみかんも食べましたが、その後
すこし気分が悪い・・・
と訴えました。
なので、早めにお風呂に入って寝ることにしました。
今思い返すと、これが水疱瘡の発症の始まりでした。
子どもの場合、水疱瘡の予兆として、頭痛や風邪の様な症状を訴えることがあるそうです。
【体験談】水疱瘡、発症当日。症状が少しずつ進行
翌日は終業式。
通信表をもらうことを楽しみにしていたうえのこでしたが、
前日に引き続き、朝から気分が優れない様子。
でも、学校は休みたくないと。
朝から終業式が体育館であるというので、体調の悪い中立っているのも辛いだろうし、体調が落ち着いてからゆっくり行くように説得しました。
朝食はおかゆにして、いつもの半分くらいをやっと食べました。
ご飯を食べると元気が出てきたようで、その後2時間目から登校しました。
この時点で熱はなく、発疹そのほかの気になる症状もありませんでした。
学校では、休み時間にドッチボールもし、給食もおかわりしたとのこと。その様子を聞いて、私の嫌な予感は杞憂だったのかとひとあんしんしました。
渡された通信表をみて、今日はお疲れさん会をしようねと話していました。
が!
夕方、なんとなく顔つきがおかしい。
おでこに手を当てると熱があるようで、体温計で測ってみると38.6℃の熱。
本人は、熱以外はなんともないようでしたが、一応水分補給をして横にならせました。
夕飯は、お腹に優しいようにお鍋に変更しましたが、夕飯の時間までに段々とお腹の具合が悪くなってきたようで、柔らかく煮た人参やお豆腐をすこし食べて横になりました。
この頃にはすこし頭痛も訴えていましたが、本人がお風呂に入りたいとのことで、シャワーを浴びてから就寝。
このとき、すこし発疹が出始めました。
赤くて小さい発疹が数個。顔と首に。
水ぶくれではなかったので、この時わたしの頭には「水疱瘡」ということばは全く浮かんでこなくて、風疹か何か感染症にかかっちゃったのかなと思っていました。
後から病院で教えてもらいましたが、水疱瘡の始まりはこのような赤い小さい発疹のようです。
ぽつっとした膨らみのない小さい発疹→虫刺されのような丘疹→次第に増えて水疱のように成長するそうです。
この時もう夜だったこともあり、明日受診することにして就寝しました。
【体験談】水疱瘡、発症2日目 【受診】
翌朝、体温を測ってみると37.4℃に下がっていました。
しかし、昨日の夜の時点で6つくらいだった発疹は朝には20個以上に。
頭や体幹だけでなく、手足やお尻にも。
時間単位でどんどん増えていくようです。
しかもかゆみもあるとのこと。
いくつかは、寝ている間にかき壊してしまっているよう。
こりゃダメだと、かかりつけの小児科を受診しました。
なにかの感染症にかかったことは間違いないと判断し、電話で症状を伝えてから来院しました。病院に到着後、外でムスメを待たせ、受付で名前を告げると、「こちらへ」と普段の待合室とは違い、使用していない診察室にすぐに隔離されました。
この時、病院でも体温を測ってくれたのですが、36.5℃と平熱に戻っていました。
でも、朝以上に発疹は増えているようでした。
喉は腫れていないよう。
ドクターの診断は「水疱瘡」。
予想外でした。予防接種を受けていたのに・・・。
ムスメの時は水疱瘡の予防接種は定期接種に入っておらず、接種したのは4才の時でした。3、4歳を過ぎたら1回の接種で9割方は予防できるはずなのに1割に入ってしまったのか( ´Д`)
先生のお話では、
- 予防接種を受けているので、軽く済むでしょう。
- 水疱ができずに治る場合もある。
- 発疹が出来てから、早くて3日せいぜい5日で発疹は消失するでしょう。
- 発疹がカサブタになったら感染力は無くなりますが、その後は本人の免疫力が下がるので外出を控えるなど注意が必要です。
- 感染は、「接触」、「空気」、「飛沫」によって起こります。
- ものすごく感染力の強いので、兄弟であるムスコ(予防接種2回接種済み)にも感染るでしょう。
- 感染を防ぐ手立てはなし!Σ(゚д゚lll)
- 潜伏期間はおよそ2週間なので、ムスコも気をつけてみてください。
- 「水疱瘡」はヘルペスウイルスによるもの
- 目に感染するとヘルペスウイルスによる結膜炎を発症する可能性がある。強い痛みや眩しい、見えづらいなどの症状があった場合は「水疱瘡であることを伝えた上で」眼科を受信してください。
- 薬は、ヘルペスウイルスに対する抗ウイルス剤と、水疱に対する乾燥消毒とかゆみ止めの塗り薬。
「感染を防ぐ手立てはなし!」というパワーワード!!!
予防は予防接種のみしか手段がないそうです。
※気休めに、インフルエンザの時と同様に空気清浄機と手洗い徹底は一応しました。
その場に本人がいなくても、本人が去ってから30分以内に同室内に入っても移るほど感染力が強いんだそうです。
そんなにも感染力の強い病気なんだってことを今回初めて知りました。また、水ぼうそうのくせに、水泡にならないこともあるなんて!
しかも、この手の感染症は、看病したことがある方ならご存知かと思いますが、出席停止などの外出制限があるので看病する側も気が滅入るんですよね。兄弟に移らないかピリピリしちゃいますし。
一番大変なのは本人なことには間違いないのですが。
健康な子どもがかかる分には重症化することはほぼないようですが、
乳幼児や妊婦さん、大人になってから感染した方が重症化するそうなので、今かかっておいて良かったと思うことにします。
【体験談】水疱瘡、発症3日目以降【経過】
内服薬を飲み、発疹部分には外用薬を塗っていましたが、かゆみの他は本人は不調を訴えるでもなく至って元気なようす。
発疹は、小さいものから大きなものまで入り混じってたくさんできました。
予防接種を打っていたためなのか、発疹も2日目と3日目が一番ひどくそれ以降は徐々にかゆみも数も少なくなっていきました。しかも、一番大きくなった発疹は5つくらいで、ニキビのような中心がすこし水っぽいかな〜くらいの湿疹でした。頭とまぶたと肩と腰にありましたが、水疱にはならず!(水疱瘡なのに。。。)
悪化することなく6日目には全ての発疹が明らかにカサブタと言える状態に。もしくは小さい発疹のまま消えて、完治しました!
ムスコは常に一緒にいたにも関わらず、発症はしませんでした。(感染はしたんでしょうが)
予防接種の力は本当にすごいと実感しました。
水疱が消えてもその後免疫力が低下するとのことなので、冬休みは予定を変更して家でゆっくり過ごしました。
まとめ
わがやの場合、水疱瘡の症状は
元気がない→気分が悪い→発熱→発疹→続々と増える発疹→(水疱にはならずに)発疹が消える
のように進行して5日ほどで完治しました。
うちの子どものように、予防接種をしていても感染することはありますが、予防接種をしていると軽く済むので受けていて良かったです。
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