京都府立植物園で世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」が開花!みてきたので様子をレポートします【温室内部も紹介します】

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世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」を観に行ってきました!

京都府立植物園温室

京都府立植物園で、世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」が咲いたとの情報が入ってきました!

え、世界最大!?見たい!!

世界最大の花と聞いて、私が思い出したのは「ラフレシア」

え?世界最大の花って「ラフレシア」じゃないの?

と思った方、私以外にもいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、世界最大の花として有名なラフレシアの花の直径は最大で90cmほどなのだそうです。

一方、今回京都府立植物園で咲いたショクダイオオコンニャクは、花の大きさが直径1.5mもあり、実際にギネスブックに公認されている世界最大の花は、直径1.5メートルに達するショクダイオオコンニャクなんだそうです。

ただ、このショクダイオオコンニャクは、一つの独立した花ではなく、そういった意味では、世界最大の花はラフレシアと言えるのだと思います。

この辺も、植物園の職員さんに聞いてきましたので、後ほど詳しく書いていきます。

今回、京都府立植物園では、2021年7月15日の夕方から開花の兆候が見られ、16日午前2時半頃に水蒸気の噴出とともに開花したそうです。

珍しい花の開花とあって、翌日と翌々日の16日、17日は温室が無料で開放され、多くの人が観覧に訪れました。

私たちも、16日に子どもたちの学校が終わってから見に行ってきましたので、実際にどんな感じだったかレポします。

ショクダイオオコンニャクってどんな花!?コンニャクの仲間なの?匂いは?

早速、植物園の温室に咲く、「ショクダイオオコンニャク」を見に行ってきました。

その時の写真はこちら!

ジャン

京都府立植物園のショクダイオオコンニャク

「ショクダイ」の名の通り、ろうそくと、ろうそくを立てる「燭台」が合わさったような見た目になっています。

花びらのように見える仏炎苞の中、この真ん中に突き出しているのは「付属体」と言って、その下の方には雄花と雌花がたくさん入っているそうです。

その高さは、今回は2.3mほどですが、3.5mにもなったケースもあるそうです。

これらは、温室にいた植物園の方が説明してくれたのですが、以下に、お話をまとめます。

ショクダイオオコンニャクってこんな植物!
  • 数年に1度しか咲かない!2日間しか咲かない!
  • 栽培が難しく、今回京都府立植物園では30年間咲かずに工夫を続けた!日本で21例目の快挙
  • 直径1.5m!高さ2.3m!匂いは「腐臭」
  • サトイモ科コンニャク属でコンニャクの仲間

数年に1度しか咲かない!2日間しか咲かない!受粉の仕組み

ショクダイオオコンニャクの体

ショクダイオオコンニャクは、熱帯雨林に生息している植物で、数年に1度、しかも2日間しか咲かない珍しい花なんです。

今回見てきた花は、2013年に植えたものだそうなので、8年かけて咲いたことになりますね。

花が咲くと、その匂いに誘われて虫がよってきます。

仏炎苞に入った虫は逃げ出せないそうです。

もし、この虫が他の花の花粉をつけていた場合、花序の中の雌花にくっつくことで受粉が成立します。

ショクダイオオコンニャクが受粉できるのは、このわずか1日だけだそうです。

この期間が終わると、雄花から花粉が吹き出してきて虫に降りかかり、虫はまた花粉の運び屋になります。

その後、付属体などが枯れることで虫は脱出が可能になります。

この仕組みすごいですよね!自然ってすごいなあ〜

確実に虫たちに花粉を運んでもらえるように!

だから2日間しか咲かないんですね。

栽培が難しく、今回京都府立植物園では30年間咲かずに工夫を続けた!日本で21例目の快挙

ショクダイオオコンニャクの栽培では、最初は栽培方法が分からず、球根が腐るなど栽培が難しかったそうです。

ちなみに、花が咲かない時は、こんな感じで普通の木?みたいになっているようです。

花が咲かない時のショクダイオオコンニャク

それでも長年、他の事例を参考にしたり、水やりや肥料を工夫してきたそうです。

府立植物園では、30年近く栽培に取り組んで、今回初めて開花に成功したそうです。

関西で一般公開されるのは初めてとのこと。

その計算だと、もうおばあちゃんになるまで見れるか?見れないか・・・

きて良かった〜

直径は1.5m!高さは2.3m!匂いは「腐臭」

京都府立植物園のショクダイオオコンニャク

ショクダイオオコンニャクの大きな花は直径1.5mほど。高さはなんと2.3mもあります。

みるからにとても大きいです。

大人が隣に立ってもこんな感じ。

匂いは、近寄るととっても臭かったです。

ちょっと失礼かと思うんですが・・・生ゴミの匂い。。。。

マスクをしていてもしっかりと感じました。

死臭がするからと言って「死体花」と呼ばれることもあるようです。(ちょっとやだな)

開花直後はもっと部屋中におうくらい臭かったようですが、開花翌日、私たちが行った頃にはかなり落ち着いていたようで、ごく近くに行かないと感じないくらいの強さになっていました。

サトイモ科コンニャク属でコンニャクの仲間

こんにゃくと蒟蒻芋

ショクダイオオコンニャクは、名前に「コンニャク」とついているけど、コンニャクの仲間なんでしょうか?

これも、植物園の職員の方に聞いたところ。

「コンニャクのなかまです」とのことでした。

コンニャクの仲間ってことは、球根がこんにゃく芋ってことですよね?

帰ってきて調べたら、ショクダイオオコンニャクの球根の写真が名古屋の東山動物園のサイトに載っていました。

ショクダイオオコンニャクの球根
画像引用元:東山動植物園

球根がコンニャクそっくり!

ショクダイオオコンニャクの球根でコンニャク作ったら美味しいのかな?くさいかな?

貴重な植物でそんなんやったら怒られるか・・・

ちなみに、こんにゃくもショクダイオオコンニャクみたいな花が咲きます。

こんにゃくの花
こんにゃくの花

勉強になるなあ〜

【世界の植物がいっぱい】え、こんなに広いの?京都府立植物園の温室がめっちゃ面白かった!

京都府立植物園の植物

京都府立植物園に通い続けて十数年、実は、温室に入ったことがありませんでした。

子どもも小さかったことや、別料金なこともあって、面倒くさい気持ちがまさって入れませんでした。(ごめんなさい

今回、ショクダイオオコンニャクを観るにあたって、初めて温室に入って見たところとても素晴らしかったです。

外から見ているよりも中はずっと広く感じ、世界の国々のたくさんの植物を見て触れて感じることができました。

子どもを連れていたのでゆっくりと見られなかったのが残念だったくらい!

また行ってみようと思います。

サボテンや、

京都府立植物園のサボテン

カカオ、バナナなどの南国のおなじみの植物から。

京都府立植物園のカカオ

なんだか中に謎の液体が溜まっている危険な匂いを感じる植物。

綺麗なお花

京都府立植物園のハイビスカス

あったかい地域の植物だけでなく、高山植物など寒いエリアもありました。

水辺や砂漠もあって興味深かったです。

最後にはラフレシアのホルマリン漬けも。

京都府立植物園のラフレシアのホルマリン漬け

中は一方通行ですが、階段などはなく、ベビーカーもOK。

なかなかのボリュームでした。

またゆっくり見たいです。

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