- 七五三は祖父母を呼んだ方がいいの?
- 会食の席を設ける必要はある?
- お祝いをいただいたらお返しは必要?
- 七五三、みんなどんなふうにお祝いしているの?
七五三はしてあげたいけど、どんなふうにお祝いするか分からない。
どんなプランを立てたらいいの?というママのお悩みに答えます。
どんな七五三をしたいかプランを立てよう
七五三祝いはその家庭によって様々なやり方があります。
私の周りで最も一般的なタイプは
- 記念撮影をする
- 家族で神社にお参りをする
- 会食をする
というパターンです。
その中でも、
・ おじいさん、おばあさんを招待するか?
・記念撮影は自分で撮影するか?写真館でお願いするか?家族だけでするか?おじいさん、おばあさんも含めて撮るか?
・神社では祈祷してもらうか?
・会食は自宅でするか?外食にするか?自宅でする場合は自分で作るか?仕出しを取るか?
など、様々なパターンが考えられるのでご予算と日程、ご家庭のご都合に合わせてプランを立てましょう。
そもそも七五三ってどんなお祝いなの?という方は、こちらの記事から読んでみてくださいね。
【誰と祝う?】七五三祝いに祖父母は招待するか?
七五三を祝うメンバーを決めましょう。
誰に参加してもらうかによって、スケジュール調整も必要になってきます。
一般的にはパパ、ママ、お子さん、
それにプラスして(子どもの)祖父母(ママやパパの両親ですね)になります。
参加してもらいたい場合は、祖父母に予定を確認しなくてはなりません。
予定の確認は、パパにはパパの実家に、ママはママの実家にそれぞれ連絡するのがオススメ。
自分の子どもになら遠慮無く要望や参加の可否を言えますもんね。
連絡する前にある程度候補日を決めておきましょう。
こちらから候補日をいくつか提案して伺いを立てるようにするとスムーズです。
我が家は幸いにもどちらの実家も健康で「喜んで参加したい」タイプなので一緒に祝ってもらうことにしました。
こどももおじいさん・おばあさんが大好きなので、一緒にお祝いしてもらうことをとても喜んでいました。
どちらも参加してもらえる場合やどちらも参加できない、参加してもらわない、という場合は話がスムーズに進みやすいですし後々トラブルにもなりにくいのですが、
最も気を使うのが「どちらか一方が参加できない(したくない)」という場合ですね。
両親も高齢になってくると外出が億劫になったり体調を崩していたり、予定が合わないなどの都合で参加できない場合もあります。
まれに、子どもの行事には参加したくないという祖父母さんの話を聞いたりもします。
各家庭にそれぞれの事情があるかと思いますので、そういう場合は、どちらも参加してもらわないことにするのか、片方の祖父母だけ一緒にお祝いするのかを旦那さんとよく話し合って決めましょう。
祖父母が参加してもらうメリットは、
- 孫の成長を一緒に祝って喜んでもらう
- お祝いが貰える
デメリットとしては
- 祖父母に気を使う
- 段取りが少し大変になる
【お参り】神社での七五三詣はどうする?
京都で七五三を祝おう!何歳でする?誰を呼ぶ?の記事で紹介した七五三の由来にあるように、
氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになった。
引用元:ウィキペディア
とのことから、七五三は本来その土地の氏神さまへのお参りをします。
氏神さまとは、その名の通り氏名の神様で、その一族の守神でした。
今では周辺の地域の守神として祀られています。
氏神さまの例としては
・お稲荷さん(◯◯稲荷)
・八幡さん(◯◯八幡神社)
・天神さん(◯◯天神)
などです。
氏神神社の調べ方は神社庁や最寄の神社に電話すると教えてもらえますよ。
しかし、最近では氏神さまでなくとも色々な神社で七五三詣を募集していますし、祝詞も挙げてもらえます。
祝詞を挙げてもらう場合は初穂料を納める必要があるので、必要ない方は自分たちでお参りするだけでも大丈夫です。
そもそも神様のご利益自体怪しいものだし(オイオイヽ( ̄д ̄;))、
特にこだわりがなければ好きな神社や最寄の神社にお参りしてもいいのではないでしょうか?
要は、子どもがここまで大きくなった感謝とこれからの健康をお祈りする「気持ち」が大切なわけですからね。
京都で七五三詣の相場はどれくらい?
京都でも有名どころの神社からマイナーな神社まで色々な神社で七五三詣を受け付けています。
初穂料の相場は5〜8千円くらいで、祝詞をあげてもらい、千歳飴やお守り、おもちゃなんかが付いてきます。
別料金ですが大きい神社では撮影や着付けもしてくれるところもありますので、神社で一度に済ませたい方はこのような神社を選んでみてはいかがでしょうか。
京都で七五三詣でにオススメの神社は?
- 八坂神社
- 北野天満宮
- 平安神宮
- 伏見稲荷
- 松尾大社
などがメジャーどころでしょうか。
京都の人たちはそのご家庭ごとにマイ神社を持っているのが通常ですが、それぞれの神社で雰囲気がちがっていてどこも素敵です。
それぞれに初穂料やいただけるおもちゃなどが違ってきますので、ご家庭にあう神社を探してみるのもいいかもしれません。
【会食】お祝いの会食はどうする?
七五三参りの後に昼食を一緒に食べたりする場合も多いかと思います。
いつもより少し豪華にして家族でお祝いの会食の席を設ければ七五三がより豪華に記念に残るものになりますし、おじいさんおばあさんも喜んでくれること間違いなしなのでおススメです。
会食をする場合は、家でするか外食にするかをまず決めましょう。
会食を自宅でする場合は仕出しがオススメ
家でする場合は子どももいつものおもちゃで遊べますしよりリラックスした雰囲気で食事を楽しめますね。なにより外食よりもリーズナブルに出来るのも魅力です。
しかし、自宅でするとなると準備が大変になります。
そこでオススメは自宅に仕出しを取ることです。
京都は仕出し文化なので仕出し屋さんが結構たくさんあります。
え、ここ仕出ししてくれるの?ってとこまでしてたりします。
自宅で本格的なお料理が食べれるのも嬉しいですよね。
仕出しをしてくれるお店は【七五三や初節句】みんなが集まる時にぴったりな京都らしい料理、献立で紹介しています。
会食を外食でする
外食の場合は自宅と違って準備も後片付けも必要ないのが最大のメリットです。
七五三にかこつけて、普段食べれなそうな豪華な食事にありつけたりするのも嬉しい(๑˃̵ᴗ˂̵)
デメリットは自宅に比べて費用が多めにかかってしまうことと、子どもが飽きてしまって走り回ったりぐずったりしてしまうこと。会食を外食にする場合は、個室を予約できるお店にすると子どもが多少煩くしても他のお客さんに迷惑がかかりにくいのでおすすめです。またお庭が綺麗なところだと雰囲気もいいですし、子どもが飽きたらお庭に出て気分転換できることもあります。
もちろん、静かにできるように言い聞かせたりおもちゃやお絵かきセットを準備していくのも必要ですね。
あとは、着替えを持参するのがおススメ!
子どもが普段着慣れていない着物やスーツに疲れてしまうので会食場所に着いたら着替えさせてしまいましょう。
こどももリラックスできますし、大切な衣装を食事で汚してしまうことも防げます。
我が家は祖父母がお祝いをたくさんくれるのと、いつも外食や帰省しても払わせてくれないので、いつもの御礼と言っては何ですがちょっと豪華に京懐石料理で会食をしました。
大人の料理もとっても美味しかったですし、子どもたち用のお料理もとっても美味しかったようで完食でした。
個室で雰囲気も接客もとてもよく、満足してもらえたので良かったです。
その時のようすは、『3歳の子連れで京都の料亭「木乃婦」で会食をした感想』の記事を読んでみてくださいね。
【服装】七五三では何を着る?
七五三の衣装は悩みどころではないでしょうか?
子どもの衣装は着物がおススメ!お参りは洋装が快適
小さい子が着る着物は抜群に可愛いんだけど、着慣れていないし窮屈ですぐに脱ぎたくなっちゃう。着崩れも心配。
特に草履!
足が痛くなっちゃうんだよね。
草履を脱ぎ捨てて走り回っているお子さんをよく見かけます(^ω^)
そんな時は、お参りの時はスーツや洋服にして前撮りで着物の記念写真を残すのがオススメです。
そんなこと言っておきながら、我が家は散々悩んで記念撮影もお参りも着物にしました。
義母が着物の着付けができるので、ムスメの時は時々直してもらって何とかお参り終了まで着物で行けました。
ムスコの時は義母が他界してしまっていたのでお直しできる人はおらず・・・歩いていると袴を踏んづけちゃうんですよね。着崩れしまくりでした。草履も脱げまくって結局最後はみんなで代わる代わる抱っこになってしまって・・・それもいい思い出です(´∀`;)
ママもぜひ着物を着よう!レンタルもできます。
子どもの衣装が決まったら次の悩みはママの衣装ですね。
着物か?スーツか?
オススメは着物です。
いつも子育て奮闘していてヨレヨレなので、ここぞとばかりにオシャレしましょう!
もちろん、いや無理って方はスーツでも大丈夫です。
でもね、写真も普段撮る一方で写ることも少ないですし、着物を着るとシャキッとしますしね。
折角なのでわたしは着物にしました。悩んだんですけどね。
着物にすると、自分で着付けできないので早起きして美容院とかで着付けしてもらわないといけないですし、動きにくいですしね。
でも、着物だからっていう理由で、この日ばかりはパパやご両親に目一杯頼ってしまうのもアリですよね。
七五三の場合は、「訪問着」か、それより格下の「付下げ」の着物を着ます。
付下げより格が下の「小紋」や「紬」は着れませんので注意が必要です。わからない場合は、着付けを頼む美容院の方や着物をレンタルされる場合はお店の方に聞きましょう。
私は実家の母に借りましたが、レンタルする場合は七五三時期にすごく混むので早めに予約しましょう。
早いところでは5月から夏には予約しておくと安心です。
着物をレンタルできるのは、記念撮影をするなら写真館でレンタルしてくれるところもありますし、京都は街中にもたくさんあります。ネットで予約して借りるのも返すのも宅配で済んでしまうお店もあります。
パパは動きやすいスーツで!
さて、最後はパパの衣装。
パパの衣装って、特にこだわりがない方はスーツが大半です。
もしかしたらこだわりがあってスーツかもしれませんが、お参りの方を見ていると99%くらいがスーツですね。
私の友だちは旦那さんも着物を着ていて、そういう方を見ると素敵だなと思いますが、実際は着物を着てしまうと子どもを抱っこしてもらえなかったり(本人も着崩れてしまうので)言葉は悪いですけど使い物にならなくなりますよね。
なのでママが着物でもパパはスーツでお願いしますって感じです。はい。
我が家のパパは私服で行こうとしたので全力でスーツを着てもらいましたww
【記念写真】七五三の記念撮影はどうするか?
七五三参りでは可愛い子どもの写真をたくさん残すと思います。
折角なので、スナップだけではなく、写真館で記念写真を撮るのもいいものです。
子どもの写真撮影といえばスタジオアリスが有名ですね。
その他にも近くに写真館があったら問い合わせをしてみましょう。
子どもの衣装が揃っている写真館もたくさんあります。特に京都は土地柄かこどもの着物が充実していますよ。
写真館によっては、前撮りをすると七五三参り当日の着物も無料でレンタル&着付けをしてもらえたり、ママの着物をレンタル&着付けをしてもらえるところもあります。
これまた11月の七五三の時期はとっても混むので早めに予約をしておきましょう。
できれば夏までに予約しておくと安心です。
そして、写真撮影は前撮りと当日と分けるのがおススメ。
子どもの写真撮影って、時間がかかるんですよね。緊張してうまく笑えなかったり、ポーズしてくれなくて遊び出しちゃったり、思わぬハプニングだってあります。
時間もかかるし、こども本人も疲れちゃう。
そのあとお参りどころじゃなくなっちゃうんですよね。
なので写真撮影は前撮りで子どもたちの分を、当日に集合写真を、と分ける方がお参り当日スムーズに行きます。
前撮りをする時期は、日焼けで真っ黒になってしまわないように夏前がおススメですが、あまり前すぎると特に2歳の子なんて半年でずいぶん顔つきも撮りやすさも変わっちゃいますからね。予定を入れやすい時期でいいかと思います。
記念撮影は和装洋装両方できたり、兄弟も一緒に撮れたりとついつい欲しい写真が増えてしまいます。
価格を抑えたい場合は、あらかじめこんな組み合わせで撮って欲しいなどと要望を伝えることも大事です。
【内祝】七五三のお祝いをもらったらお返しはどうする?
七五三に祖父母を呼んだ場合、お祝いを包んでくれますよね。呼ばなくてもいただける場合もあります。
頂いたお祝いへのお返しはどうしようか悩みませんか?
本来、子どもにもらったお祝いにお返しは不要だそうです。
孫へのお祝いにお返しがないからってグダグダいう方もいないとは思いますけど、
それで揉めたりあれこれ言われたりするのもイヤなので、我が家では頂いたお祝いについてはお返しをするようにしています。
お返しと言っても両家で差があったり、額が大きいと何を選んだらいいか迷ってしまいますよね。
なので、我が家では一つは会食の席を設けることをお返しとして捉えています。
普段の御礼という意味も込めてゆっくりと美味しいものを食べていただこうと思っています。
あとはちょっとしたお菓子の折り詰めと記念品を送っています。
折角京都にいるので、お菓子や記念品は京都らしいものをと思って選んでいます。
オススメの内祝い【お菓子】
緑寿庵清水の金平糖
京都のお土産お菓子としても人気の高い「緑寿庵清水」さんの金平糖
金平糖は、手間隙をかけて大事に育てていくことで金平糖特有のあのツノツノができるそうです。手間暇かけて大事に育てていくのが子育てと似ているなあと思ってこの金平糖を選びました。
緑寿庵清水さんではたくさんの味の金平糖が販売されています。
季節限定物や数量限定ものもあって価格も様々、目移りしてしまいます。
内祝いにオススメなのはボンボニエールという素敵な陶器に入った金平糖です。
お値段3,850円!
金平糖としてはかなり高価です。絶対に自分で買わないのでプレゼントとしてぴったりです。
食べ終わったあとは器をアクセサリー入れとして使っても素敵ですよね。
和久傳の「和煮詰め合わせ」
甘いものが苦手な方には、京都らしく上品な味付けのご飯のお供を。
ちりめん山椒や椎茸、牛実山椒、梅鰯煮など好きなものを予算に合わせて詰め合わせてもらえます。3種類だと5,000円前後、5種類だと7,000円前後になります。
料亭の和久傳の味が自宅でも食べれて喜ばれますよ。
京都は美味しくて綺麗な和菓子も多いですが、こういう和の食材も美味しいものが多いです。
常温で3ヶ月持つのも嬉しいポイントです。
オススメの内祝い【記念品】
清水焼のマグカップ
マグカップでなくてもいいんですけどね、清水焼自体が結構高価なのでマグカップは比較的お手頃でおススメです。
デパートにいっても清水焼を購入することはできるんですが、ここでは京都ならではの購入方法をおススメします。
京都にお住まいの方は普段あまり観光地に行かないと思いますが、京都の大人気観光地、清水寺へと続く坂道に茶碗坂ってありますね。そこは清水焼のお店がたくさん並んでいます。
それぞれに扱う商品や価格帯なんかが違うんですが、自分の感性にはまるお店が見付かると嬉しいです。デパートに並ばないような手頃な値段でセンスがいい器があったりするので探してみてはいかがでしょうか?
また、清水焼団地もオススメです。
先程紹介した茶碗坂周辺が元々清水焼を焼いているところだったんですね。
しかし、周辺の都市化がすすみ、焼き物の煙や匂いなどの問題が出てきたため、まとめて山科に移ったのがこの清水焼団地です。ここで焼かれたものを販売もしています。
毎年10がつ中旬に開催されている「清水焼の郷まつり」では、清水焼だけでなく飲食ブースや体験ブースも出て大変な賑わいになります。
2019年は10月18〜20日でした。
2020年10月16日〜18日開催予定だそうです。
2021年は中止が発表されました。残念です。
フォトフレーム
京都らしいもの、ではありませんが、七五三で撮った写真を入れてフォトフレームに入れてプレゼントはいかがでしょう?
アナログ世代のおじいさんおばあさんにとても好評です。
写真を入れ替えて使うこともできますし、毎日手軽に孫の顔を眺められるので癒されるそうです。
デジタル派の方にはデジタルフォトフレームもオススメです。
データを入れれば最新の写真も見れますし、スライドショーにして流しっぱなしにもできます。
まとめ
七五三は子どもの成長を喜び、願うお祝いです。
しかし、主催者である親としては七五三をどのようにお祝いするか迷ってしまいますよね。
七五三祝い会の計画を立てるポイントは5つあります。
家族にとって子どもにとって良い思い出になるように1日のスケジュールも時間に余裕を持つのがポイントです。
良い七五三を迎えられるますように!
この記事が参考になれば幸いです。
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