【七五三や初節句】みんなが集まる時にぴったりな京都らしい料理、献立

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  • こどものお祝いで自宅にみんなが集まる。
  • 手料理でおもてなしをしたいんだけど、どんな献立がいいかな?
  • あまり手間をかけずに美味しくて見栄えがする料理が知りたい!

今回は、こんなママのお悩みに応える京都らしいおもてなし料理や献立をご紹介します。

おうちに招くなら、意外とみられているキッチン。

換気扇もキレイにしておきましょう↓↓

苦手な食材やアレルギー食材をチェックしよう

私も我が子がアレルギーになるまで親戚に食物アレルギーの人がいなかったのであまり気にしたことがなかったのですが、食物アレルギーの方にとってアレルゲンとなる食べ物は命取りになりかねません。せっかくのお祝いの席で一大事が起こらないように、お客さんに食物アレルギーの方がいないかチェックしましょう。

また、アレルギーほどではないにしろ苦手な食べ物があると食事が楽しめないので、このような食材は抜かしてお料理を作りましょう。

抜かすのが難しい場合も、苦手なものがある方にはあらかじめこの料理にはこれが入っていますよということをアナウンスしておくと親切ですね。

思いがけず食べてしまってはショックですもんね。(実体験あり>_<;)

アレルギー食材や苦手な食材は使えないのでそのことを忘れず献立を立てるようにしましょう。

おもてなし料理にぴったりの『ご飯もの』

お酒を飲むか飲まないかにもよりますが、お酒を飲まない場合には必須になるのがご飯ものですね。
こどもたちのためにも用意したいご飯系のメニュー。

ちらし寿司

雛祭りとちらし寿司

大きなお皿で出せて見栄えもするちらし寿司。
関西ではばら寿司とも言います。

真面目に作るとご飯に混ぜる具材を炊いたり混ぜて冷まして結構手間がかかるんですよね。
そういう時は、ちらし寿司の素を使うと簡単です。
ちらし寿司の素ではすこし甘いというかたはお酢を足すとさっぱりしてオススメです。
デパートに行くとすこし良い素も売っていますので、そういうのを使うのも良いですね。

具は、彩りよいものを揃えましょう。

  • 錦糸卵
  • 絹さや
  • サーモン
  • いくら
  • 茹でエビ

などがおススメ。
まだ生物を食べさせてない乳幼児がいる場合はお刺身は避けましょう。
味付けした酢飯の上に彩りよく具材を置いていくだけなので子どもにお手伝いさせて一緒に作っても楽しいですね。

お赤飯

お祝いの定番はおせきはんです。
難しいと思われがちなお赤飯ですが、炊飯器でも簡単に作れます。
お祝いのお赤飯は正式には小豆ではなくすこし大きいささげ豆で作るそうです。
小豆で作ると豆が割れるので切腹を連想させるからだそうですが、私は小さい小豆の方が好きなのでいつも小豆で作っています。

まず、小豆(ささげ豆)はあらかじめ柔らかく炊いておきます。
炊かずにそのまま入れるとお豆が硬いままのことがありますので注意しましょう。

小豆は2回茹でます。
1回目はたっぷりのお水から茹でて沸騰後10分くらい強火で茹でます。
茹でたら茹で汁は捨てます(アク抜き)

2回目はひたひたくらいのお水から沸かして弱火で茹でます。
指でつぶれるくらいになったら茹で汁とお豆をザルなどで分けます。

茹で汁をおたまで救って高い位置から落とします。これを何回か繰り返します。
茹で汁を酸化させて綺麗な赤色を出すためです。
この茹で汁を冷まします。

餅米を研いで炊飯器にセット。
冷ました茹で汁を目盛りまで入れます。足りなければお水を足します。
最後に小豆を足して、炊飯器のスイッチオン!
あればおこわモードで炊きましょう。

手巻き寿司

手巻き寿司

私のイチオシは手巻き寿司!
スーパーで手巻き寿司用の刺身盛りを買ってくれば、自宅で酢飯を作って完成!
手巻き寿司用のお刺身盛りが売ってない時は、普通の刺身盛りを買ってきて一切れを縦半分に切ると手巻き寿司用に巻きやすくなります。
簡単なのに美味しくみんなも楽しくつい食べ過ぎてしまうので、足りなくならないように多めに作ると良いです。酢飯が余ってしまっても次の日の朝ごはんに巻き寿司にして食べることもできますよ。

お刺身以外にも卵やお漬物、ハムや大葉、納豆などお好みで具を用意しても楽しいです。

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おもてなし料理にぴったりのおかずは?

オーブンにお任せの焼き野菜サラダ

南瓜やレンコン、紫芋(サツマイモ)、にんじん、お茄子などをオーブンで焼きます。
大皿に水菜やミニトマトを盛り付けてその上に焼いたお野菜を乗せるだけ。
お好みのドレッシングをかけて召し上がれ!

お野菜をお好みの大きさに切ったらオーブンにお任せなので簡単ですが、彩りもきれいでお野菜も食べられるのでオススメのメニューです。

水菜と帆立のゴマドレさらだ

水菜を2〜3cmの食べやすい大きさに切る。
切った水菜とゆで帆立を混ぜて、ゴマドレッシングと和えるだけ!
ゴマドレッシングをあまり使わない場合は、ねりゴマペーストと薄口醤油、お砂糖を混ぜて作っても美味しいですよ。
ねりゴマペーストは一つあると胡麻和えなどが簡単にできるので便利ですよ。

買ってきて焼くだけ!西京焼き

西京焼きを買ってきましょう。
お魚屋さんやスーパー、百貨店に売っています。
京都では西京焼きのお店があって切り落としを販売しているので私はいつもここで購入します。
切り落としは色々な種類が入っていて大きさも普通の商品の半分くらいなので子どもにもちょうどいいです。

焼くだけで京都らしいおかず一品出来上がり^-^

さんまの柚子胡椒巻き

さんまの時期限定になりますが、さんまの柚子胡椒焼きもオーブンにお任せでできるのでおススメ。
スーパーでサンマを三枚に下ろしてもらっちゃえば下ごしらえも簡単で、臭い生ゴミも出ないので、やってもらいましょう。

柚子胡椒を塗ったさんまの半身にスライスチーズとエゴマの葉をのせ、巻いていきましょう。
柚子胡椒はあまり塗りすぎると辛くなりすぎるので、お子さんや辛いのが苦手な方は控えめに。

開いてこないように閉じ目を下にして爪楊枝で固定します。
小麦粉をすこし振って、オーブンやトースターで焼いたら出来上がり!

【大変だけど絶賛間違いなし】本格的にしたいなら八寸を作ってみよう!

八寸

八寸は会席料理のはじめに出てくるお料理。
8種類のお料理をすこしずつ一つのお皿に盛ります。

  • 銀杏サツマイモ
  • 塩煎り銀杏
  • 紅白なます
  • 胡麻豆腐
  • 鴨ロース
  • 生ハムイチジク

こんな感じのものが簡単にできておススメ。8種類組み合わせて八寸を作ってみましょう。季節を感じる組み合わせにするとすごく会席っぽくなります。
お酒を飲む人も飲まない人にとっても最高のおつまみになります。

おもてなしのデザートは果物がぴったり!

甘いものが苦手な方でも、お料理をお腹いっぱい食べた後はさっぱりといただける果物がぴったりです。
常温で保存ができますし、食材やお料理でいっぱいになりがちな冷蔵庫を圧迫することもありません。
ケーキなどと違ってこどもたちにも安心して食べさせられますよね。

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季節感を出すには食材を工夫しよう

みんなが集まる行事は四季ごとにあり、おもてなし料理も四季を意識したものにすると季節感が出てより一層美味しく感じられます。

例えば同じ炊き込みご飯でも、具材をキノコにするかタケノコにするかで秋感や春感が演出できますよね?

季節感を出すには料理に使う食材を工夫することで旬の食材を使ったり色合いでも演出できます。

春のおもてなし料理にオススメの食材

雛祭りや節分。春を演出するには花や新芽をいしきしたピンクや緑の食材を使うと目にも春を感じることができます。

花を型抜きしたり、茹でたユリネを花びらの形に切って食紅液につけておくと桜の花びらのようになり素敵です。

また、春ならではの旬の食材も使ってみましょう。

竹の子、卵、絹さや、赤貝、飯だこ、鯛、ハマグリ、ホタルイカ、空豆、うすい豆、桜海老、山菜類、わかめ

イチゴ、さくらんぼ

夏のおもてなし料理にオススメの食材

七夕やこどもの日。夏は清涼感を演出したり、夏野菜を使って夏らしい料理を作ることができます。

かけるドレッシングやお出しをジュレ状にするとお洒落で清涼感もあり素敵です。

冬瓜、アワビ、ウニ、鰺(あじ)、アスパラ、枝豆、きゅうり、とうもろこし、鱧(はも)、みょうが、万願寺唐辛子、カツオ(勝男)

すいか、

秋のおもてなし料理にオススメの食材

七五三。秋は美味しいものがたくさんですよね。

サツマイモと栗で栗きんとんを作ったり、キノコ類であん掛けや炊き込みご飯も美味しいです。

紅白なますに柿を加える柿なますもおいしいですよ。

生の筋子を購入して自家製のいくらを漬けるのもオススメです。

銀杏、サンマ、サツマイモ、栗、赤ずいき、キノコ類、戻り鰹、いくら

柿、ぶどう、梨

冬のおもてなし料理にオススメの食材

冬には野菜が甘くなり、魚にも脂がのって美味しくなる時期ですね。

食材の美味しさを生かした料理がオススメです。ゆずの皮を刻んだり下ろして加えると簡単に上品な和食に変身するのでオススメです。

アンコウ、あん肝、鴨、銀だら、金目鯛、蟹、なまこ、カブ、ニンジン、ネギ、柚子、ほうれん草、白菜

みかん、りんご

思い切って仕出しを頼む!オススメのお店はココ!

仕出しのイメージ

お祝い当日はママもバタバタ。

子どものお世話におもてなしにととっても忙しくなりますよね。

おもてなし料理の準備まで手が回らない!という場合には仕出しを頼んでみてはいかがでしょうか?

京都は仕出し文化。
仕出しをしてくれるお店がたくさんあります。

実際に私が食べてみて美味しかったオススメの仕出し屋さんを3つご紹介します。

京都でオススメの仕出し屋さんを少し紹介します。

井政

お椀やお刺身の付いた豪華お弁当や茶会の点心の仕出しをしてくれます。

毎日市場で仕入れた新鮮な食材を使って丁寧に調理されています。

お食い染めのお膳も仕出ししてくれます。

京料理・仕出し『井政』

木乃婦

全国的に有名な料亭の『木乃婦』も松花堂などのお弁当や会席料理の仕出しをしてくれます。

御膳を始め、グラスや湯飲みなど必要なものはなんでも無料で貸し出してくれるので嬉しいですね。

配膳も片付けもしていただけるので自宅でゆっくりと老舗の味が食べれるのが嬉しいです。

木乃婦

矢尾定

会席ほど豪華にはなりませんが、リーズナブルにお弁当でおもてなしするなら矢尾定がオススメ。

お弁当と言っても、お刺身も付いてくるお弁当なら豪華ですよね。

京都で地元の人にも人気の京料理屋さんです。

矢尾定

まとめ

こどもがいると、七五三やお節句祝い、誕生日など何かとみんなが集まる機会が多いですよね。
パパ、ママやおじいさん、おばあさんが子どもを囲んでお祝いするのは嬉しいものです。

しかし、準備するママとして頭を悩ませるものの一つがみんなが集まった時のおもてなし料理ではないでしょうか?

こどもがいるので出来るだけ手がかからないもので美味しくおもてなししたいですよね。
おじいちゃんやおばあちゃんも、こどもたちも美味しく食べられる料理をえらんでみました。
ご参考になれば幸いです。

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