- 子どもにスキーを教えたい!
- 六甲山スノーパークは初心者の子どもでもスキーを楽しめるかな?
- 初心者向けのコースはある?
ウインタースポーツ歴40年の筆者が教えます!
【電車で行ける】六甲山スノーパークは子ども連れにオススメ
我が家の子どもたち、冬になるとお外にでたがりません。
そんな子どもたちに冬にも体を動かしてもらいたくてスキーに誘ってみました!
寒いのは嫌いでも、雪は大好きな子どもたち。すぐに乗ってきてくれました。
でも実は我が家の子どもたち、そり遊びはしたことがあるものの、スキーをしたことはありません。
街中から気軽にアクセスできて、初心者向けのスキー場といえば思いつくのが「六甲山スノーパーク」!
ちなみに筆者は、スポーツはあまり得意ではありませんがウインタースポーツは大好き!
ウインタースポーツ歴は40年で、結婚するまでは毎年全国のスキー場を訪れてはスキーやスノボを楽しんでいました。
技とかはできませんが、一通りのコースは滑ることができるくらいのスキルです。
そんな筆者が、スキーが初めてな子どもたち(幼稚園児・中学生)を連れて実際に行ってきたのでレポートします。
六甲山スノーパークの基本情報
まずは、六甲山スノーパークの基本情報を見ていきましょう。
六甲山スノーパークの2021ー22年シーズンの営業日は、2021年12月4日〜2022年3月6日の期間です。
六甲山スノーパークには、スキーやスノーボードが楽しめる第一ゲレンデ・第二ゲレンデに加えて、雪遊びやそり専用のスノーランドのエリアがあります。
そのほかにも、各種レンタルや更衣室、ロッカー、レストランやショップも備えています。
営業時間
六甲山スノーパークの営業時間は3つに分かれています。
ゲレンデ | スノーランド(雪遊び) | |
---|---|---|
通常営業日 | 9:00~17:00 | 9:00~17:00 |
ナイター営業日① | 9:00~20:00 | 9:00~17:00 |
ナイター営業日② | 8:00~20:00 | 8:00~17:00 |
平日の大体は通常営業日になります。
平日でも、冬休みやお正月期間などナイター営業をしていることもあります。
混雑状況に応じて、土日などにはナイター営業を行っており、ナイター営業日②の日には朝8時から営業しています。
イベントなどで変更の場合もあります。訪れる日がどの営業日かは公式サイトの営業日カレンダーでご確認の上お出かけくださいね。
住所
大阪市内から車で約60分、 神戸・三宮からだと約35分でアクセスがいいです。
私が訪れたときには、スノーパーク近くの道路は雪もなく、雪道運転に慣れていない方でも運転しやすそうでした。
ただ、山の上ということもあり、気温が低くなる日陰などは凍結していることもありますので、スタッドレスタイヤを装備して運転には十分に注意が必要です。
また、公共交通機関を乗り継いで訪れることもできるので車を持っていない方や雪道の運転に自信がない方でも安心して訪れることができます。
駐車場
2021年から駐車場が自動のゲート式になりました。
ゲートにてあらかじめ駐車料金を支払う方式になります。
なお、駐車料金のお支払いは現金のみになります。
私が実際に行ってみた個人的感想ですが、ゲレンデの広さに対して700台ってかなり余裕だと思うので、混んでいて車が止められないと言う事はないと思います。
と言うか、止められなかった場合はゲレンデがかなり混み合っていると言うことだと思うのでその日は遊ぶのを諦めたほうがいいかもです。
料金
六甲山スノーパークでスキーやスノボを楽しむには、「入場料+リフト料金」がかかります。
※雪遊びだけする場合など、リフトを利用しないのであれば、リフト料金は必要ないです。
基本的な料金は以下の通りです。
■入場料
大人(中学生以上) | 小人(3歳から小学生) | |
---|---|---|
1dayチケット | 2,200円 | 1,100円 |
入場券は、平日も土日祝扱い日も料金は変わりません。
■リフト料金
平日 | 土日祝扱い日 | |
---|---|---|
1回券 | 200円 | 200円 |
1日フリー券 | 1,550円 | 3,100円 |
小さなスキー場だけあって、リフトの数も少なく距離も短いですしリフト券もリーズナブルですね。
リフトの1日フリー券は、土日祝になると倍の値段設定になります。
平日の場合は、リフトに8回乗るならフリー券でも元を取れますが、土日祝扱いの日は16回乗らないと元を取ることができません。
初めてのスキーの時などで、リフトを利用する回数がそんなに多くない場合は、1回券を利用したほうがお得になるかもしれません。
我が家も初めての時は、リフトは利用したものの一人8回も乗りませんでした。
ただ、1回券は何度も購入するのが面倒なのでそこだけがデメリットですね。
※お得なチケットについては、後ほど別の記事にまとめます。
こちらの記事に、お得なチケットについてまとめました!↓↓
ー実際にいくらかかった?子ども料金、大人料金比較
今回、六甲山スノーパークで遊んだ時に掛かった費ようは
- 交通費(入園料込み)
- ウエアレンタル料
- スキー一式レンタル
- 昼食
実際にいくらかかったのか計算してみました。
六甲山スノーパークが子ども連れにオススメな理由
六甲山スノーパークに子ども連れで実際に行ってみて気がついたメリットを振り返ってみます。
上記の通り、とても利便性の高いスキー場です。
実際に利用してみて、初めての方も安心して利用できる初心者向けのスキー場であることがわかりました。
以下に詳しく解説していきます。
【六甲山スノーパーク】都市圏から電車で行ける
スキー場へのアクセスって車がないと基本難しいですよね。
車を所持していないおうちだとレンタカーを借りて・・・と考えると、雪道の運転も自信がなく断念と言う方も多いのではないでしょうか?
かと言って長距離バスに子連れで乗るのは大変だし・・・
スキーやスノボはしてみたいけど、スキー場に行きにくいのがネックになって訪れたことがないというかたも多いと思います。
その点、六甲山スノーパークは、大阪や京都の都市圏から電車やバスを乗り継いでアクセスができるんです。
スキーやスノボは結構体力も消耗するので、行き帰りの運転がないだけでも気楽ですよね。
【六甲山スノーパーク】都市圏から比較的短時間で行ける。道路も凍りにくい
大阪市内から車で約60分、 神戸・三宮からだと約35分でアクセスが抜群にいいです。
私たちが住む京都からでも1時間半くらいですね。
公共交通機関を利用する場合は、大阪市中心部から約1時間半で行けます。
京都市内からだと約2時間くらいかかるのでちょっと尻込みしてしまいますが、今回は冬休みの温泉旅行も兼ねていたのでそれなら許容範囲かなって感じですね。
アクセスがいいってことは、それだけ交通費も掛からずいけます。
また、六甲さんスノーパークの場合はリフト料金も安いので、かかった費用全体としてみたときに安上がりに感じます。
【六甲山スノーパーク】ウエアもスキー・スノボも!レンタルが充実
六甲山スノーパークは、スノーウエアやスキー、スノボのレンタルが充実しています。
品目数も豊富ですが、子ども用のサイズも90からあるので、子どもが小さいうちからレンタルを利用できるのが助かります。
スキーウエアやスキー一式って揃えようと思ったら結構なお金がかかりますよね。
しかも、子ども用はサイズアウトしてしまったら来年使えないので、ワンシーズンしか使えないなんてこともあり得ます。
次の年にまたやるかもわからないし・・・
そのために買い揃えるのももったいないですよね。
また、家族分のウエアや用具一式を持ち込むとなると、準備も片付けも大変だし、保管スペースもめっちゃとりますよね。
遊び終わったらクリーニングも必要ないし、遊んだ後は返して終わりなのはとても便利です。
なので、子どものレンタルが利用できるのはめっちゃ助かります。
六甲山スノーパークでは、ウエアの種類も豊富なので、行くたびに違うデザインを楽しむこともできますし、選ぶのも楽しいです。
子どもも好きなウエアを選んで上機嫌で雪遊びを楽しむことができます。
六甲山スノーパークのレンタル料金については、公式サイトでご確認ください。
当日は、この料金それぞれに保証金(1,000円)を加えた料金がかかります。
レンタル品を返却すると、半券と引き換えに保証金が戻ってきます。
なので、半券を絶対に捨てないようにしてくださいね!
ただし、ゴーグルやネックウォーマー、ニット帽(ヘルメット)はレンタルしていないので、必要な方は自分のものを持ち込みましょう。
パーク内の売店で購入することもできます。
ゴーグルやグローブなど品揃えも豊富で、価格設定も良心的でしたよ。
【六甲山スノーパーク】授乳室・オムツ替えベッドも完備
授乳室もしっかりあります。
場所は、更衣室の中でした。
兄弟がいたり赤ちゃん連れには嬉しいですね。
ゲレンデの坂の下にもおむつ替え室がありました。
【六甲山スノーパーク】コースが初心者向け!練習用のコースも完備
全くの初めてでスキー場を訪れる場合、スキー場の坂はどの程度急なのか、自分が滑れるのか、気になりますよね。
六甲山スノーパークのメインゲレンデである第一ゲレンデは傾斜も緩くて見通しが良く、斜面も滑らかなのでめちゃくちゃ初心者向けのコースになっています。
コース自体も長くないので、別々に滑っていても見失ったりすることなく子ども連れでも安心して滑ることができます。
第二ゲレンデも第一ゲレンデと隣接していますが、第二ゲレンデの方も、多少傾斜がきつくなる場所はあっても難易度の高いコースではないです。
どちらも初心者に滑りやすいコースになっています。
ただ、初心者向けだけあって、自分たち以外にも初心者の方も結構いらっしゃいます。
避けてもらえるだろうと過信せずに、周りに注意して滑ることも必要になります。
第一ゲレンデと第二ゲレンデの間には歩道専用として、「ウオーキングロード」が設置されており、ポールで区切られているので、スキーヤーやスノーボーダーが侵入してくる心配はありません。
ウォーキングロードは、途中で怖くなってすべれなくなってしまったり、練習のためにちょっとだけ坂道を登りたいときに利用することができます。
これも初心者に優しいシステムですよね。
一般的に全くの初めての方などは、坂の下の方で練習をしてからゲレンデデビューすることが多いと思います。
ただ、六甲山スノーパークのゲレンデは、スタート地点が坂の頂上になります。
一般的なスキー場とちょっと違って、入場口や受付、レストランなどの施設が坂の上にあるんです。
なので、まずは坂を滑り降りないと始まらない状況です。
そんなときには、スキー板をかついでウオーキングロードを下りましょう。
坂の下に初心者が練習するための専用コースが設けられています。
坂もゆるく、距離も短いです。
まずはここで、曲がる練習や、止まる練習をしてからコースに出ると安心です。
また、六甲山スノーパークにはスクールもありますから、これを利用してもいいですね。
我が家では子どもたちはスクールに入るのを拒否してしまったので、私が教えましたがある程度は結構すぐに滑れるようになりましたよ。
初めて1時間ほどでリフトに乗って滑れるようになりました。
子どもは慣れるのが早くすぐに覚えるので初めはそれでもいいかもしれません。
下の子は、自分で体重移動して曲がるのが難しかったみたいで、私のスキー板の間に支えて滑りましたが、それだけでも楽しかったようです。
ちゃんと教えたかったらやっぱりスクールの方がいいかなあと思います。
【六甲山スノーパーク】雪遊びができる
六甲山スノーパークでは、スキーやスノボを楽しむゲレンデとは別に、雪遊びやそり専用の「スノーランド」というゲレンデがあり、入場料金以外に別途料金必要なく遊ぶことができます。
上の写真は雪遊び用のコーナーですが、それとは別にそりすべり用のゲレンデもありました。
ゲレンデからスノーランドまでは徒歩で3分くらいの距離にあり、離れすぎていないのもいいところです。
スキーやスノボのゲレンデとは全く離れた場所にあるので、スキーやスノボの人とぶつかる心配をせずに思う存分雪遊びやそりを楽しむことができます。
スキーの練習をしに行ったものの、年齢によっては飽きてしまったり、嫌になってしまうこともあります。
そういうときに、ちょっと気分転換にスノーランドで遊ぶのもいいですね。
何度でも行き来することができるので、遊んだ後にまたスキーを再開することもできます。
気分転換することで、練習もはかどるかもしれません。
有馬温泉へも徒歩圏内!スキーの後は温泉でゆっくり・・・
六甲山スノーパークから、有馬温泉へのアクセスも抜群です。
有馬温泉へ行く「六甲有馬ロープウエイ」の六甲山頂駅までは、子どもと一緒でも徒歩で10分ほどのアクセスです。
もちろんバスもあります。
スキーで思いっきり遊んだ後は温泉でゆっくりなんてサイコーですよね。
六甲山スノーパークの残念なところ
六甲山スノーパークに、スキーが全く初めての子どもたちを連れて行ってみて良かったところをあげました。
総合的にみて、初心者向けのめちゃオススメのスキー場かなと思うんですが、欲を言えば残念なところもあったので挙げてみます。
アクセスがよくコンパクトなスキー場のため混雑しやすい
初めての子どもを連れて、スキーを教えるためにはアクセスがよくコンパクトなスキー場がとてもよかったです。
子どもを見失うこともなかったし、あまり歩くこともなく利用しやすかったです。
ただ、アクセスしやすくコンパクトであるためのデメリットもあります。
それは、「混雑しやすい」ことです。
子ども連れだけでなく老若男女問わず多くの人が訪れます。
混雑してくると、こんなデメリットがあります。
まだ練習を始めたばかりの子どもは、曲がるのも止まるのも上手にできず、混雑して人との距離が近くなってきてしまうとうまく人を避けられずにぶつかりやすくなってしまいます。
また、人が多くなってくるとどうしても子どもを見失うリスクも上がってきます。
坂の下の自販機の前で待ち合わせね、などと約束をして滑る必要がありますね。
迷子や、お互いに怪我のリスクが上がってしまうので、混雑したゲレンデは避けたいところです。
また、混雑してくると、レンタル、食事、リフト何をするにも行列に並ぶのが避けられません。
行列に並ぶのに時間がかかってしまい、練習時間が限られてきてしまい十分に遊ぶことができません。
なので、できるだけ混む時間や時期を避けて利用したいところですね。
お弁当の持ち込みNG!レストラン内で持ち込み品は食べられない
六甲山スノーパークでは、レストラン内で、お弁当などを持ち込んで食べることはできません。
かといって、他に休憩所などはなく、外にはベンチがありますが、寒くて食事どころではないですよね。
お食事スペースは、事実上レストランのみとなるので、実質お弁当の持ち込みは不可能です。
家族が増えると食費も嵩んでしまいます・・・
人工雪のスキー場のため雪質は良くない
六甲山スノーパークは人工雪のスキー場です。
なので、ある程度は降雪や気温に関係なくオープンできるのはメリットですよね。
ゲレンデの状態を一定に保ちやすいのもメリットかと思います。
ただ、人工雪はスキー初心者にとって滑りやすいとは言えない雪質です。
ゲレンデの雪を実際に触ってみると、ぎゅっと握ってもさらさらとして固まることがなく、細かい氷の粒の集まりのように見えザラザラとした感触です。
滑りやすいかどうかは人それぞれですし、好みもありますが、私的には、人工雪は硬くて滑りやすいのでエッジが効きにくく、初心者には滑りにくいと感じました。
- 粒が粗くて硬いので、転んだときに痛い
- 急な動作をしたときに横滑りしやすい
以上、デメリットも話しましたが、総合的にみて六甲山スノーパークは初心者や子ども連れでも利用しやすくてオススメのスキー場でした!
まとめ
六甲スノーパークは、六甲山の山上にあるスキー場です。
都市圏から電車でも気軽に行けるので子ども連れでもアクセスしやすいです。
特に、電車で行くと、ロープウエイやバスなど色々な乗り物に乗ることができるので、乗り物好きなお子さんにはそれだけでとても喜ばれます。
アクセスがいいだけでなく、ウエアやスキー板、スノボ、ソリなどのレンタルが充実してるのも子ども連れには嬉しいです。
スキーやスノボを始めるにあたって、何度もやるかわからないものを購入するのは躊躇してしまいますよね。
また、シーズン用品であるスキーやウエアは、せっかく購入しても子どもの成長とともに買い換える必要が出てきてしまいます。
レンタルが充実していることで、買い替えなどの心配なく、身軽でスキーを体験に行けるのは子どもを持つ身としてとても助かります。
ただ、ゴーグルや帽子、ネックウォーマーはレンタルがないので持参するか売店で購入する必要があります。
六甲山スノーパークは、ゲレンデも初心者向けです。
スキー場としてはコンパクトでアクセスもいいので混雑しがちですが、コースとしては初心者向けなので初めてスキーやスノボを始めるには手軽でぴったりです。
コースが初心者向けなことだけでなく、練習用のコースも用意されているので、初めての方はそちらで練習してからゲレンデに出るといいでしょう。
子どもが練習に飽きてしまったり、気持ちが折れてしまったら、雪遊びをすることもできます。
ただ、六甲山スノーパークは人工雪のスキー場のため、雪質はあまりよくないです。
雪と言うよりは細かい氷の集まりのため、滑り心地や雪遊び心地はそれほど快適ではないです。
とはいえ、それ以外の利便性を考えると、初心者としてたまに遊びに行くくらいなら文句の付け所がないくらいオススメのスキー場と言えます。
スキーを始める方の参考になれば幸いです。
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