- 小学1年生で初めて使う筆箱はどんなものがいいの?
- 小さい子どもでも使いやすいのはどんなタイプ?
- 箱型の筆箱ってあまりみないけど、みんなどこで買っているの?
そんな疑問に答えます。
【使いやすい筆箱が成績を決める】小学1年生の筆箱はどんなのが使いやすい?
私は過去に塾の講師をしていたことがあります。
塾講師の中で、筆箱を見ると大体その子の成績がわかるよね。というのは定説化していました。
子どもにとって筆箱を使いやすく保っておくことは、学習だけでなく学校生活をスムーズに送るためにとても大事なことなんです。
これは、初めて小学校生活を送る小学1年生にとっては、特に大事なことです。
好きなキャラクターや色のもので、筆箱により愛着を持ってもらうことができます。
小学校によっては、キャラクターものが禁止ということもありますから、そこは学校の指定をご確認くださいね。
自分で選ぶことで自分のものという意識を持ちますし、好きなものはより綺麗に丁寧に扱いたいと思いますよね。
そんな気持ちを大事にしてもらいたいです。
また、筆箱の形ですが、これは「箱型」が子どもにとって圧倒的に使いやすいです!
高学年になってくるとまた別ですが、小学1年生は圧倒的に箱型がオススメです。
そして、小学1年生の筆箱選びこそがその後の学校生活を決めると言っても過言ではないのです。
その理由を詳しく解説していきますね。
小学1年生の筆箱に箱型をすすめる理由
小学1年生の筆箱に「箱型」をすすめる大きな理由は主に次の3つです。
小学1年生で小学校生活が始まると、子どもたちの生活はガラリと変わります。
幼稚園や保育園では、机に向かっていなければならない時間が設定されていた子どもは少ないのではないでしょうか?
小学校が始まると、毎日授業の時間が設けられ、机に向かって先生の話を聞いたり教科書を使って勉強が始まります。
時間の使い方が、今までとはガラリと変わってきますよね。
と、同時に、今まで使ったことがないものが生活にたくさん出てくる時期でもあります。
「筆箱」も慣れないものの一つではないでしょうか?
小学生に入るまで、筆箱を使ったこともないという子どもも多いのではないかと思います。
新しい生活は、子どもたちにとって楽しみでもありますが、同時に慣れないことへの戸惑いが多い時期ではないかなと思ったりします。
小学校の生活で親が知っておきたいことに関してはこちらの記事でもまとめています。
新しく始まる慣れない生活の中でも、少しでも使いやすいものを使うことでスムーズに生活に対応し、ストレスを軽減することができます。
なので、たかが筆箱一つのことで大袈裟な・・・と思われるかもですが、この筆箱一つの選び方でその後の小学校生活の過ごし方にスムーズに馴染めるか、学習に集中できるかが決まってくるんです。
現に、「小1プロブレム」なんてことが言われます。
小1プロブレムとは・・・
小学校第1学年の児童が学校生活に適応できないために起こす問題行動。また、こうした不適応状態が継続し、クラス全体の授業が成立しない状況に陥っていることをさす場合もある。
小学校入学直後、遊びから学びに生活の中心が変わり、幼児教育から小学校教育へ指導が一変する段差を乗り越えられないために起こる問題とされる。
精神的な幼さから小学校での集団行動がとれず、その混乱を解消できないまま、教師の話を聞かない、指示に従わない、一定時間を静かに過ごすことができない状態に陥り、授業中かってに歩き回る、教室から出て行ってしまうなどの行動がみられる。
ニッポニカより
なので、親としては子どもにとって使いやすい筆箱を選んであげることも支援になると思います。
筆箱は、一般的に販売されているのはチャックがついたペンケース型のものが多いです。
ただ、この形は小学1年生にはまだまだ使いづらいんです。
小学1年生の筆箱の中身はこんなものが入ります。
学年が上がってくると、これに青えんぴつだったり三角定規だったりコンパスだったりが加わってきます。
ペンケースの場合、全てが袋状のペンケースの中に一緒くたに入ってしまうのでどこに何があるのかが把握しにくく取り出すのに時間がかかります。
また、えんぴつが削れていない、消しゴムがない、など、中身も把握しにくいです。
大人になると、これがなんてことないようですが、まだものの管理能力や把握能力が未熟な小1にとってはこれがなかなかのストレスになります。
また、必要なものが毎日きちんと用意されていないことで、学習にも集中できなくなってしまいます。
箱型の筆箱の場合は、スロット式のえんぴつホルダーがついていたり、消しゴムを入れる場所も決まっており、決まった場所にものを収納する「定点管理」が身につきます。
そして、蓋を開くだけで一目で何がどこにあるかがわかりやすく、取り出しやすいです。
何が不足しているのかも一目瞭然なので、前日の支度の時も時短になります。
小学1年生のうちは、翌日の準備もまだまだ親と一緒にやることが多いですが、その時に一緒にチェックするようにしてください。
まあ、実際に小学校に入ってみると、そうはスムーズにはいかず、えんぴつが全部ないんだけど!なんで?ってことも起こるんだけどww
最初は全然管理できないと思いますが、徐々に徐々にできるようになっていきます。
とにかく、筆箱に不慣れな小学1年生には箱型の筆箱が使いやすく、スムーズに小学校生活へ慣れるための第一歩になりますよという話でした。
小学1年生にオススメの箱型筆箱
では、実際にどんな筆箱がオススメなのかみていきます!
シンプルならこれ!
黒なら汚れも目立ちません。
余分な機能もついておらず、学校の指定があっても安心。
恐竜好きのお子さんならこれがかっこいい!
宇宙もかっこいいし、お友だちとも被りにくいデザインです。
ロック付き!
マグネットが勝手に外れちゃわないので、ランドセルの中でえんぴつが散らばることもなく安心。
こんなデザインも可愛い♪
人気のすみっこぐらしも
小学1年生でも使いやすい箱型筆箱はどこで売っているの?
以上、箱型筆箱をオススメしてきました。
小学1年生のみならず、低学年の頃は特に箱型筆箱ってめちゃくちゃオススメなんですが、文具店でもなかなか見かけません。
私の周りだけかな?
文具店に行ってみても、デザインがあまりなくて、無地のものだけってこともよくあります。
子どもに使い勝手を見てもらいたくて一緒に行っても、子どもも無地だとあまりテンション上がりませんよね。
インターネット通販も便利なんだけど、やはり子どもが使うものなので、初めは実物を手にとってみてもらいたいものでもあります。
そこで、実際に色々と回ってどんな店舗で箱型の筆箱が販売されているかをチェックしました。
種類はあまり多くありませんでしたが、こんな場所で販売されていましたので、よければチェックしてみてください。
スーパーや百貨店の文具売り場だとキャラクターものが多かったように感じます。
新入学の時期ならロフトなどの雑貨店にも多少あるのかな?という感じです。
あとは、すみっこぐらしショップなどのキャラクターショップにもありましたので、好きなキャラクターが決まっているお子さんはそこで選ぶのもいいかもです。
勉強に取り組むやる気にもつながってくるので、小学生の筆箱選びは侮れません!
【注意!】ダイソーの箱型筆箱は長さが足りない【失敗談】
我が家で子どもの筆箱が壊れた時に、たまたまダイソーで筆箱を見つけたことがありました。
箱型の筆箱ってそこそこの値段がするので、これが220円で入手できるのは嬉しい!と思って早速ゲットしました。
※200円商品でした。
販売されている時は袋に入っていたので中を確認することはできなかったのですが、えんぴつホルダーもついていて良い!
と思って早速サラぴんのえんぴつを削って入れました。
すると・・・
「ママ、入らない」
って、まさかの落とし穴。
サラぴんのえんぴつを削って入れると長さ的に入らないww
嘘でしょww
鉛筆の長さって大体規格で決まっていると思うんで、我が家の鉛筆が特別長いわけでもないと思うんだけど!
ちょっと使って短くなった鉛筆なら入るのですが、ホルダーも1本分足りなくて結局使えずお蔵入り。
ダイソーでも箱型筆箱売ってますが、購入する方は気をつけてください。
まとめ
小学1年生が初めて用意する筆箱は、とても大事な役割を果たしています。
たかが筆箱と侮ってはいけません。
筆箱選びが、その後の小学校生活を左右すると言っても過言ではないからです。
初めての筆箱は、「箱型」がオススメです。
箱型は、中身が一目で把握しやすいため、取り出したり整理したりしやすいです。
なので、筆箱の中身をまだ上手に取り出したり管理しにくい年齢のお子さんにも使いやすいのです。
大袈裟に聞こえるかもですが、筆箱が使いやすいことは、学習に集中しやすいだけでなく、小学校生活にスムーズに適応できるかにも関わってきます。
記事内では、そこにも触れて詳しく解説しています。
お子さんと一緒に使いやすい筆箱を選ぶことで、新しい小学校生活を楽しいものにできるようサポートしてあげましょう。
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