- 育児ノイローゼになりそう!良いリフレッシュ方法は?
- 赤ちゃん連れで温泉旅行って大丈夫?
- 子連れで温泉旅行に行くんだけど、こどもも大人も楽しめるポイントが知りたい
そんなママのお悩みに答えます。
あの時わたしは育児ノイローゼギリギリでした。
ムスコが生まれて5ヶ月。
昼夜問わずによく泣くムスコ。わたしは何ヶ月もまともに眠っていませんでした。
慣れないふたり育児に、頼りたい主人は仕事でほとんど家にいませんでした。
人見知りも始まり、片時も離れられない。
しかもよく泣くわがこに終わりも見えず、心底疲れ切っていたのだと思います。
3人で大声でないたこともありました。
眠れないって、すごくメンタルを消耗するんですよね。
寝せない拷問もあるくらいですもん。
だんだんと思考もおかしくなっていき、ムスメの習い事に出かけた帰りに、このまま帰りたくないなあなんて思ったりしていました。
遠回りして結局帰るんですけど、このまま何処かに行ってしまいたいって思っていました。
育児ノイローゼギリギリの日々で思いついたリフレッシュ方法は?
どこかに行ってしまいたい・・・
でも現実は、子どもを置いてどこに行けるでもなく。
できるのは、せめて日常から逃れること。
そんなときに思いついたのは、
「ああ〜、温泉にでも浸かってゆっくりできたらなあ〜」
「そうだ!温泉に行こう!」
でも、多忙な主人は休みが取れずに旅行にも行けません。
当時、私は、旅行などは家族全員で行かなくてはならないと強く思い込んでいました。
でも・・・
もう、限界!
ここでどうにかなってしまうくらいなら・・・と、主人に相談しました。
すると、主人はあっさりと、「行ってくれば?」と。
「え?いいの?」と、気が抜けるくらいあっさりと温泉旅行は決まりました。
思い込みは良くないですね。自分を追い詰めてしまいます。
困ったらまずは相談してみることが第一歩ですね。
有馬温泉でリフレッシュ!育児ノイローゼからの復活
京都から行ける温泉で思いついたのが「有馬温泉」でした。
京都からなら、車で1時間くらい、電車で2時間くらい(新幹線を使うと1時間半くらい)で行くことができます。
京都駅から直行バスも出ていますが、赤ちゃん連れなのでこれは却下。
当時は車の運転も怖かったので、電車で行くことにしました。
旅館を予約し、赤ちゃん連れだと手持ちの荷物も多くなるので、荷物は全て宅配便で宿に送りました。
昼夜問わずの頻回授乳に夜泣き。育児を頼れるひともおらず、思えば育児ノイローゼギリギリでした。
いや、実際に育児ノイローゼだったかも知れません。
そんな時訪れた有馬温泉は天国のような場所でした。
子連れで有馬温泉を満喫するおススメコース
有馬温泉の温泉街は、石畳の坂道になっているのでベビーカーを押していくのは難しいです。
赤ちゃんは抱っこするか、歩けるようになってからの方が楽しめます。
石畳の坂道は狭く、車はほとんど通らないので、子どもと一緒に歩いていても安心です。
大通りは、観光客や地元の方の車だけでなく、ホテルや旅館の送迎バスも頻繁に通行するので比較的交通量も多いので、子どもは大人と手を繋いで歩くようにしましょう。
①温泉街の雰囲気を感じながら散策&食べ歩き
温泉に来たからには、温泉街の雰囲気を感じながら雰囲気を存分に感じたいですね。
有馬温泉の中心を流れる有馬川は、川のそばまで降りれるようになっていて温泉街の雰囲気が満点です。春は川沿いの桜がとても美しいです。
有馬温泉をこよなく愛したという、豊臣秀吉や妻・ねねの銅像や、雰囲気満点の赤い橋も見どころの一つです。
また、温泉街の楽しみのひとつが食べ歩きですよね!
石畳の坂道には、お土産屋さんや飲食店、食べ歩きできるスナック類などのお店がたくさん並んでいます。
建物と石畳がとても雰囲気がいいです。
横道もたくさんあるので、探検のようにして色々な道を歩いてみるのも楽しいです。
※2020年4月現在、コロナの影響で閉めているお店や営業時間を短縮しているお店が多くあるようです。
日帰り温泉施設の「金の湯」の前には、金の湯の足湯もあり、誰でも無料で入れます。
目の前には温泉まんじゅうや炭酸煎餅、かりんと饅頭などのお店があり、食べながら温まるのもオツです(๑˃̵ᴗ˂̵)
タオルを持っていない場合は、金の湯で200円で購入することもできます。
◯太閤の足湯◯
営業時間:24時間
利用料金:無料
※日帰り湯「金の湯」の営業時間は8:00〜22:00
②玩具博物館で遊ぶ
有馬温泉には、「玩具博物館」があります。
この玩具博物館には、日本や外国の様々なおもちゃが集められており、実際に遊ぶこともできるのがこの博物館の特徴です。
実際に触れて遊ぶことができるので、子どもにとっても大人にとってもとても楽しい施設です。
3階から6階が展示室になっていて、エレベーターを完備しているので、ベビーカーでも回ることができます。
入場料金を払ったら、まずはエレベーターで6階まで上がります。
6階から順次下がっていって見学をします。
下がるのは通常階段ですが、ベビーカーや車椅子の場合はエレベーターを使わせてもらうこともできます。
6階の展示は、ドイツの玩具です。
木でできたたくさんの仕掛けおもちゃ。
光が灯されていてとても幻想的です。
5階はおもちゃで実際に遊べる階です。
世界中のおもちゃが集められています。
カードゲームやら駒やら、仕掛けおもちゃにおままごと。
たくさんのおもちゃで遊んで、子どもたちも大満足。
実際に見るだけでなく、遊んでみれるのが子どもたちにとってはとても楽しい思い出になりますね。
4階はからくり人形の階です。
日本の江戸時代のからくり人形から、外国で作られたとてもニヒルなカラクリ人形までたくさんのからくり人形が集められています。
からくり人形は、ボタンを押すと動くようになっています。
子どもって、ボタンを押すのが好きですよね。
ボタンを押して動く仕掛けに、子どもたちはボタンを押しまくって楽しんでいました。
子どもがボタンを押しやすいように、踏み台が用意してあったり、子ども目線の展示になっているのがとても良かったです。
ガラスの中に展示してあるからくり人形も、決まった時間になると職員の方が動かしてくれました。
子どもたちも目をキラキラさせて見ていて、とても楽しそうでした。
3階は、電車のジオラマがあって、子どもたちはこれに釘付け!
ドイツの小さな町をモデルにしているそうです。
この町の景色の中を電車が走ります。
お城や教会があったり、池があったりトンネルがあったり・・・
サンタさんも!
ひとつひとつの建物や人に物語があって、ずっと見ていても飽きません。
夜になると町の景色も一変します。
2階は飲食店になっていて、博物館で遊んでお腹が空いたら食事もできるようになっています。
おもちゃ博物館は、当日なら再入場ができるので、一旦外にでて食事をしてもいいのですが、雨の日などは外に出ないでも食事ができるのでとても嬉しいですよね。
1階には主に外国のおもちゃが並べられた売店があります。
思い出にひとつ・・
と言いたいところですが、なかなかいいお値段がするものが多かったです。
有馬玩具博物館は、見て癒されて、子どもたちも楽しめるので、雨の日の過ごし方としても、晴れていてもとてもおすすめです。
◯有馬玩具博物館◯
営業時間:9:30 – 18:00
定休日:日曜日
※コロナウイルス拡大防止のため、臨時休業していることがあります。
入場料:
大人:800円(中学生以上)
子ども:500円(3歳~小学生)
(当日に限り、半券提示で再入場可)
※団体割引や年間パスポートがあります
③温泉寺などの寺院や湯殿館の見学
有馬温泉には、寺院もたくさんあります。
温泉守護の「温泉寺」など、ユニークなお寺もあります。
日帰り湯「銀の湯」の近くのお寺がたくさん集まった一角は、春はとても桜が綺麗です。
※毎年4月上旬に行われる桜祭りは2020年はコロナの影響で中止だそうです。
この一角には、「湯殿館」があり、豊臣秀吉が入ったと言われている温泉跡を見ることができます。
この湯殿館では、この有馬温泉を訪れた著名人も色々と紹介されており、勉強になります。
◯太閤の湯殿館◯
④少し足を伸ばして六甲山でアスレチック
有馬温泉からは、六甲山までロープウエイが運行されています。
六甲山の頂上には本格的なアスレチック があって、子どもたちが遊ぶのにぴったりです。
幼児もできるものから、かなり本格的なものまであって、家族みんなで体を動かして遊べます。
また、森林の中にあるのでリフレッシュにもなります。
少し足を伸ばすと、神戸の街が一望できたり、お土産を買ったり食事をすることもできて、一日中遊べますよ。
山頂を走っているバスもあり、このバスを利用すると牧場に移動することもでき、動物との触れ合いも楽しめます。
◯六甲山フィールドアスレチック ◯
営業時間:10:00〜17:00
定休日:木曜日
有馬温泉の泉質は?赤ちゃんが入っても大丈夫?
有馬温泉には、「金泉」と「銀泉」という2種類の温泉が沸いています。
ひとつの温泉地で2種類の温泉を楽しめるのは嬉しいですよね。
「金泉」は、「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」と言います。
茶色く濁った色をしていて、舐めるとしょっぱいです。
沈殿物もあるので、入浴する際は滑らないように注意してください。
塩分が含まれているので、温まりやすく、冷え性や関節痛、腰痛などに効きます。
なので、普段お疲れのママにとってもいい効果があります。
でも、塩分が含まれているので、お肌が弱い人だとチクチクとしてきてしまいますので、赤ちゃんは要注意です。
一方、「銀泉」は、「二酸化炭素泉」や「弱放射能泉」があります。
金泉と違って、銀泉は透明でマイルドな肌触りです。
二酸化炭素は炭酸ですよね。炭酸水の温泉は、血行をよくしたり、食欲増進などに効果があります。
また、放射能泉はラドン温泉として知られていて、自然治癒力を高めてくれます。
放射線が心配なのは妊婦さんですね。
弱い放射線は心配ないとされていますが、心配な方はお医者さんに相談しましょう。
我が家がお世話になった旅館は「竹取亭円山」さんです。
貸切露天風呂がかなり良くってしかも無料で、スタッフさんも良い方ばかりなのでとってもオススメです。
こちらの記事でレビューを書いてますので、参考になさってくださいね。
※後日、有馬グランドホテルにも宿泊しています。
体験記はこちら↓↓
まとめ
子育ては24時間365日休みなく続く大変なお仕事です。
特に小さいうちは、ママは満足に寝ることもできず、休憩を取れないこともしばしば。
育児は長いですから、たまには温泉にでも浸かって上手にリフレッシュしながら乗り切っていきましょう。
有馬温泉は、都市部からなら電車でも気軽に行ける温泉地ですから、赤ちゃん連れでも行きやすくおススメです。
おもちゃ博物館やアスレチックも楽しめるので子どもも楽しめますよ。
2020年4月現在はコロナの影響でお出かけもなかなか難しいですが、コロナが落ち着いた折にはぜひに出かけて見てくださいね。
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