- 子どものダメな所ばかりが気になって、叱ってばかり。どうにかしたい。
- 我が子を好きになれない。
- うちの子だけがダメに見えてしまう。
そんなお悩みに答えます。
はじめに・・・【リフレッシュできていますか?】欠点ばかり気になる時は、ママ自身が疲れ切っている可能性も。
- 子どもの欠点ばかり気になってしまう。
- 怒ってばかりいる
- 子どもを愛せない
と言う親御さんの中には、今まで頑張りすぎてしまって疲れ切っている可能性もあります。
パパやママは十分にリフレッシュできていますか?
子どもと離れて自分の時間を持てていますか?
ワンオペでなかなか難しいと言うご家庭もあるでしょう。
でも、ママもパパも一人の人間です。
ストレス、睡眠不足、疲労というのは蓄積するととても怖いです。
疲れ切ってしまっていては、当然子どもを愛する感情も湧いてきません。
時に暴力的になってしまい感情も暴走してしまいます。
特に今のご時世、新型コロナの影響もありリフレッシュのために子どもを預けたり旅行に行ったりすることが難しくなっています。
ストレス発散のためのお茶会やママ同士のお喋りも頻繁にできません。
誰かの手を借りてもいいです。
家事を外注してもいいです。
子どもを預けて休むことは悪いことなんかじゃありません。
子どものためを思い、笑顔で育児を続けるために、パパもママも十分にリフレッシュしましょう。
家の中でできるリフレッシュ方法として、マインドフルネスを紹介しています。
こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
子どもの性格・行動はどう決まる?
皆さんは、お子さんにどの様な子に育ってほしいと思いますか?
- 優しい子?
- 人懐っこい子?
- 元気な子?
- 落ち着きがある子?
- しっかりした子?
子どもによって性格は様々。
よそのお子さんを見て羨ましいと思うこともあるかもしれません。
それに引き換えうちの子は・・・
- すぐ泣く
- 積極性がない
- ガサツ
- 優柔不断
- いうことを聞かない
などなど頭を抱えてしまうのではないでしょうか?
では、子どもの性格はどの様に決まるのでしょうか?
- 【遺伝】生まれつきの性格
- 親の期待・接し方
- 【モデリング】親の真似
以上の3つの要素で性格は決まると言われています。
嫌だと思う子どもの性格、ママやパパに似ているなと感じるところありませんか?
最新の研究結果からも、性格は生まれ持っての素質が大きく影響していることが分かっています。
ママやパパ自身も、修正したいと思ってもなかなか直らない性格ってありませんか?
生まれ持っての気質には抗えないところもあるんです。
人類の歴史が始まって以来脈々と受け継がれてきた遺伝子を受け継いでいる子どもは、今までの人間の歴史の中で二つと同じもののない、唯一無二の存在です。
もちろん、それはパパもママも同じです。
ひとりひとりがそれぞれに尊い存在です。
まずは、それぞれがそれぞれの個性を尊重しようじゃありませんか!
パパ・ママの行動や受け止め方が子どもの性格に影響します
生まれつきの素質が大きく影響している子どもの性格ですが、遺伝とともに大きく影響するのが親の子どもへの接し方です。
例えば、子どもが80点のテストを持って帰ってきたら、あなたならどう声をかけますか?
- 80点をとれたことを褒める?
- できなかった所をチェックしてやり直させる?
できない所をできる様にすることはとても大事なことです。
できない所に目が行きがちなのは、向上心が高い人に多いです。
ただ、できないところばかりに目が行き、叱咤するしつけも行き過ぎれば子どもの自己肯定感を下げることになりかねません。
自信を失ってしまった子どもは、何事にもやる気を見出せなくなってしまいます。
反対に、80点とれたことを子どもと一緒に喜ぶことができれば、子どもも次への意欲につながります。
注意しなければならないのは、子どもを褒める時に結果のみを褒めてしまうことです。
その様に接してしまうと、子どもは結果さえ良ければいいと勘違いしてしまいがちだからです。
などと、過程を褒めることで子どもが努力することの大切さを学ぶことができます。
この様に、同じ事柄でも親の受け止め方や反応によって子どもの性格というのは大きく影響されてきます。
子どものことを思うあまり、もっともっとと成果を求めすぎるのは将来のためにもよろしくありません。
ある程度のことはおおらかに接したほうが子どものためにもなるのです。
子どもの将来を心配するあまり、完璧を求めてしまうこともあるかもしれません。
でも、欠点があってもいいじゃないですか。
そのほうが人間らしいです。
完璧な人間なんていません。
誰にだってウイークポイントの一つや二つあって当然です。
パパだってママだって何もかも完璧にこなせる人間ですか?
違いますよね?
不得意なところ、できないところがあっても全く問題ではありません。
完璧を目指しすぎることで子どもは多大なストレスを感じ、成長を阻害されてしまいます。
できる様になったことを一緒に喜んであげましょう。
子どもの成長は大人にとっては些細なことに感じるかもしれません。
褒めてあげることで子どもにとっても自信になり、自信がつくともっと挑戦しようという気持ちになるのが人間という生き物です。
欠点も、見方を変えれば長所でもあります。
子どもの長所も短所も丸ごと受け止めてあげることで
子どものいいところを受け止め、伸ばしてあげるといいスパイラルが回り出します。
【体験談】大人が接し方を変えることで子どもも変わる【悪い子?良い子?】
そんな偉そうなことを言っていますが、私もかつては子どもに完璧を求めてしまう人間でした。
勝手に子どもの性格の欠点を決めつけて将来失敗すると決めつけていたんですね。
なんとか子どもをいい方向に!
だから叱る!だから怒る!
どうしていうこと聞いてくれないの?どうして直してくれないの?
そんな風に感じていた時期がありました。
子どもを愛するあまり心配になり過ぎてしまい、結果として子どもを苦しめていたと思います。
その時は必死で視野が狭くなっていたんですね。
子どもの気持ちがちっとも見えていませんでした。
本当に反省です。
その後、自分でも色々と考えたり本を読んだり論文を読んで勉強し直し、今の考えに辿り着きました。
子どもが失敗するかどうかなんて分かりません。
自分が感じている子どもの欠点は見方を帰れば長所となり、人生を生きていく上で助けとなるかもしれません。
将来、子どもが壁にぶち当たった時、自分で乗り越えていける強さと知恵を渡すのが親の役目かなと思います。
だからこそ大事なのが自己肯定感。
無条件に自分を信じれる宝物です。
そう考える様になって、自分も叱ってばかりだったのをやめ、ある程度のことは諦めて手放し、子どもと一緒に遊び子どもを褒めて喜びを共有する様になって、子どもを見る目が変わりました。
不思議と子どもをより愛おしく、より大切に思える様になったんです。
子ども自身も、以前より素直になり、こちらの要求も聞いてくれる様になりました。
もちろん意見を言い合うこともありますが、以前より叱ることや怒ることは圧倒的に減ったのにも関わらず、子どもも親も笑って過ごすことが増え、平穏になりました。
- 子どもがいうことを聞いてくれない
- ダメなところばかり気になる
という場合は、親の接し方に問題があるかもしれません。
親が接し方を変えることで、子どもの行動も驚くほど変化します。
まずは、大人が変わってみませんか?
【ぺこぱに学ぶ】全肯定型しつけが子どもの才能を伸ばす!
人気お笑い芸人の「ぺこぱ」さんのコントを見たことがありますか?
子どもを産んで以来ほとんどテレビを見なくなってしまったのですが、そんな私も以前はお笑い番組を好きでよく見ていました。
最近、子どもたちとテレビを見る様になり、ぺこぱさんを知りました。
ぺこぱさんはぽっちゃりイケメンのシュウペイさんと、ビジュアル系メイクをした松陰寺さんの二人組のお笑いコンビで、2019年のMー1グランプリ決勝にも進出した今注目の芸人さんです。
そのぺこぱのコントがとっても素敵なんですよ。
通常、漫才やコントって「ボケ」と「ツッコミ」がありますよね。
ぺこぱさんの場合は、シュウペイさんがボケ担当、松陰寺さんがツッコミ担当なのですが、シュウペイさんのボケに対して松陰寺さんが全肯定していく今までになかったスタイルなんです!
なんとも優しくてほっこり笑えるんです。
「悪くないだろう」と言いながら、シュウペイさんのボケを全て受け止めて肯定していくスタイルがとても優しくて身に染みます。
- 「っていうけど、言われないよりはいい」
- 「いや立てよ!立たないなら俺が座ればいい」
- 「って言えるってことは元気って証拠」
など、
ちょっと言葉にするのは難しいので、知らない方はYOUTUBEでぜひ見てみてください。
子どもの才能を伸ばす育児にも使える素敵な言い換えだなと感じ、その漫才を初めて見た時、私は目から鱗がボロボロ落ちまくりました。
人間は、考え方ひとつによってイライラもするし楽にもなるもの。
やなことがあった時、しんどい時にママも使えそうですよね。
子どもに対してイラッとした時も、「○○よりはいい」とか「そう言う考えもある」と考えた方が気が楽になりますもんね。
人は、一度「こうだ」と思い込んでしまうとそのかんがえを変えるのが難しくなってしまいます。
それが固定観念というものですね。
人は驚くほどたくさんの固定概念を持っています。
- 子どもは親の言うことを聞くべき
- 女の子はピンクが好きなもの
- 勉強ができた方が将来いい職業につけるはず
- 女性のくせに掃除が嫌いなんておかしい
- 京都のバスはいつも混んでいる
- 理系はオタク
- 空は青い
- カレーは美味しい
などなど
固定観念があることで、与えられた情報から予測することができるので脳内での思考や情報処理を節約し、素早く判断することができるのです。
ただし、この固定概念があることで枠に捕われてしまい、視野が狭くなってしまうと言うデメリットもあります。
この固定観念をうまく利用して笑いに変えているのがぺこぱ
視点を変えることにより、人が「こうだ」と捉えてることを違う方向から受け止め・肯定してさらに面白くしています。
この方法は「リフレーミング」と呼ばれ、育児に取り入れることで子どもを肯定し、受け入れることができるようになります。
子どもの長所を再発見!育児に使える「リフレーミング」とは?
リフレーミングは英語の「re-flame」から来ています。
「re」は再び、「flame」は枠にはめる、つまり、再構成する・見直すと言う意味です。
つまり、リフレーミングとは、固定観念を一度取り払って視点を変えてみることです。
これを育児に使うとどうなるでしょうか?
子どもの短所・気になっているところを思い浮かべてみてください。
私が思いつくところで欠点と言われる性格を列挙してみました。
- 積極性がない
- すぐ泣く・怒る
- 計画性がない
- 雑
- 飽きっぽい・落ち着きがない
- 優柔不断
- いうことを聞かない
- うるさい
これだけ見ると、本当に困ったもの・・と頭を抱えてしまいますよね。
しかし、これを先ほどのリフレーミングしてみましょう。
- 積極性がない→慎重
- すぐ泣く・怒る→感受性が豊か
- 計画性がない→臨機応変・行動力がある
- 雑→行動が早い
- 飽きっぽい・落ち着きがない→好奇心旺盛
- 優柔不断→優しい・協調性がある
- いうことを聞かない→自分の意思が強い
- うるさい→元気!
となります。
積極性がないのは、よく考えてから行動に移す慎重な性格かもしれません。
すぐ泣いたり怒ったりするのは、感受性が強い証拠。感受性が強い子は人の気持ちがわかる優しい面を持っています。
計画性がなく行き当たりばったりに行動してしまう子は、行動力があり臨機応変さを持っているでしょう。
いつも行動が雑なの子は、行動が早くないですか?早く終わらせる、と言うのは社会に出ても評価されるポイントの一つです。
飽きっぽかったり落ち着きがないのは、好奇心が強いから。
優柔不断なのは、人に合わせられる優しさと協調性を持っている証拠です。
言うことを聞かないのは困ってしまいますが、自分なりの考えがしっかりしていてそれを主張できる強い意志を感じます。
うるさい子はいつでも元気!子どもも大人も元気が一番ですね?
どうでしょうか?
リフレーミングによって、子どものいいところ見えてきませんか?
子どもにとってこの様にして肯定されるのはとても嬉しいことです。
親が欠点と思いこんでいたことが意外とその子の才能だったりすることも十分にあり得ます。
肯定されて育った子どもは、自己肯定感が育まれ才能をより伸ばしていくことができるでしょう。
まとめ
子どものダメなところばかりが気になってしまうと言うパパやママのためにリフレーミングの方法をご紹介しました。
親が困っている子どもの行動や性格も視点を変えてみると長所となるかもしれません。
子どもに対する親の接し方が子どもに与える影響は大きく、子どもの財産にも負の遺産にもなります。
リフレーミングの例として、ぱこぱさんの漫才をあげました。
ぺこぱさんの漫才はとても優しい世界です。
お子さんの性格を捉え直し、自分の固定観念を修正する方法としてぜひ参考にしてみてくださいね。
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