- 子どもがどんぐり大好き!
- どんぐりを家に持って帰りたがるんだけど、持ってきて欲しくない。
- どんぐりを家に入れないように納得してもらう方法は?
子どもがどんぐりを持ち帰りたがる問題
秋になると、子どもたちが楽しみにしていることのひとつに「どんぐり」拾いがあります。
ムスメもムスコもどんぐりが大好きで、どんぐりが落ちていると夢中になって拾っています。
どんぐりの何がそんなに子どもたちを引きつけるのかはわかりませんが、時間を忘れていくつもいくつも袋一杯に拾うので、秋のお散歩にレジ袋が欠かせません。
子どもたちが大好きなどんぐりですが、我が家では、基本的に外で拾った木の実や木の葉などは家に持ち込まないルールにしていました。
その理由は
「虫が怖い!」
からです。
私は基本的に虫が嫌いです。
子どもの為に、平気なフリをしたりすることもありますが、本心は控えに言っても虫が大嫌い!です。
特に、幼虫系は無理の域です。
なので、どんぐりから虫が出てくると聞いてからは、外でもどんぐりに穴が開いているとギョッとしてしまいますし、以前に娘のコートのポケットを確認した際にどんぐりが入っていた時は気絶するかと思いました。(しないけど)
「どんぐり始め外で拾ってくるものはおうちには入れない」というルールを作ったのも、安らぎの家の中に虫を侵入させない為です。
しかし!
このルールを守ってくれていたムスメとは対照的に、ムスコはどんぐりを家に持って帰りたがる!
しかも、ムスコはかなり頑固者なので、毎度毎度言い聞かせるのに時間がかかってなかなか帰宅できない!
ある時、「休み明けに幼稚園に持っていく」という条件で2日間だけ家にどんぐりを持ち帰ることにしました。
ただし、玄関まで!
ところが、この判断が後に大変なことになるのです。
どんぐりから虫が出た!虫が出てくるどんぐりの見分け方は「穴」?
どんぐりを持ち帰って1日後、玄関でムスコが怯えています。
ムスコの指差す方を見ると何やら蠢くものが。
よく見ると・・・
ぎょえーーーーーーーーーーーーええーーーえぇぇぇーーー
カブトムシの幼虫をミニサイズにしたような1匹の虫が玄関に蠢いていました。
震えながらもとりあえずその虫を割り箸で掴んで潰し、その場は切り抜けましたが、虫の出所に思い当たるところがなかったので1日悶々として過ごしました。
その晩、玄関近くの廊下でムスメが雄叫びをあげました。
急いで駆けつけると、そこには朝見たのと同じ虫が!
これはおかしいぞ。
玄関近くで同じ虫・・・
そこでハッと気づきました。
もしかして、どんぐりからでたのでは?
拾ってきたどんぐりをレジ袋に入れたまま玄関に置いていたのでそこから発生したのではと思いました。
幼稚園に持っていくまであと1日!
とりあえず、箱にレジ袋からどんぐりを移し、ベランダへ避難させました。
翌朝、どんぐりの箱を恐る恐る覗くと・・・
ぎゃあぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!!
そこには昨日の虫が!
やはり、このどんぐりから出てきたことは間違いありません。
しかも、昨日どんぐりを見た時にはなかった穴があいていました。
その時の虫の写真を貼りますね。
虫が嫌いな方は、
スルーしてくださいね。
では
いきますよ
・
・
わたし、穴の空いたどんぐりは虫が中に入っていると思っていたんですがそれがどうやら誤解なようです。
どんぐりの中に虫が卵を産みつけ、その卵が帰ってどんぐりの殻を突き破って出てくるのだそうです。
なので、穴の空いたどんぐりはすでにもぬけの殻で
穴あきどんぐり=「虫が出てくる心配のないどんぐり」
なんですね。
こうなると、
「穴の空いていないキレイなどんぐり」=「虫が出てくる可能性のある恐ろしいどんぐり」
ということになります。
拾ってきたどんぐりをそのまま捨てようとしている方へ
拾ってきたどんぐりをお子さんに内緒でこっそり捨てようとしていませんか?
また、みずに浮いたどんぐりはすでに虫食いかもしれないから・・・と捨てようとしていませんか?
どんぐりをそのまま、もしくはレジ袋に入れたまま捨てるのはちょっと待ってください!とても危険ですよ!!
捨てようとしているどんぐりには、虫が入っている可能性があります。
その虫は、どんぐりの硬い殻を破って出てくる虫ですよね。
それくらいのアゴの強さをもった虫ですから、レジ袋やゴミ袋を食いちぎって脱出するのなんて屁でもないんですよ。(経験談)
室内で虫を発見し、戦慄・大惨事にならないようにする為には、どんぐりは室内に入れないか、ベランダなどの屋外でゴミの日まで保管しておき、ゴミの日になったらすぐに捨てることをお勧めします。
子どもがどんぐりを2度と持って帰らないようにする方法
我が家でどんぐりから虫が発生しました。
この時、すんごく気持ち悪いこの虫を子どもたちに見せたところ、ふたりとも
「もう2度と家にどんぐりは持ち込まない!絶対に!!」
と心に誓っていました。(母の勝利!!)
これもいい経験になったかなと思います。
なので、どんぐりを持って帰りたいというお子さんに困っておられる方は、嫌だとは思いますが、一度どんぐりを持って帰り、そこから出た虫をお子さんに見せるのも今後の「持ち帰らない」につながるかなと思います。
虫の処理の仕方は、こちらの記事をご覧くださいね。
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