京都にも子育て支援センターはある?
こどもみらい館ってどんな施設?
だれでも使えるの?どんなことができるの?
子育てサロンやつどいの広場とは何が違うの?
そんなママの疑問にお答えします。
京都市にある『こどもみらい館』とは?
京都市子育て支援総合センターこどもみらい館は,少子化,核家族化,地域コミュニティの希薄化など 子どもたちを取り巻く環境が著しく変化する中,子育てに不安や悩みを持つ保護者の方々を支援し, 安心して子どもを産み,育てることのできる環境を整備する施策の一環として,平成11年12月に開館しました。
引用元:こどもみらい館HP
こどもみらい館は,相談・研究・研修情報発信・子育て支援ネットワーク構築の5つの機能を柱に,保育所・幼稚園,私立・市立・国立の垣根を越えた「共同機構」として取組を行う先進的な機能や規模を備え,多くの市民ボランティアの方々に各種事業にご参加いただくなど,市民との共汗を基本とした運営を行う「子育て支援の中核施設」です。
少し長くて難しいことが書いてありますが、つまりは
『子どもや子育てをする親を支援する目的で建てられた、京都市の子育て支援センターの中核施設』
です。子育てサロンやつどいの広場をさらに限りなく充実させた施設ですね。
特色としては、京都市だけが運営するのではなく、子育てに関する様々な機関が協力し市民を巻き込んで地域で子育てしていこうとしているところにあります。
実際に、こどもみらい館では、小学生以下のこどもが遊べる設備を備える「こどもランド」だけでなく、医師や臨床心理士による子育て相談や様々なイベントが頻繁に行われています。また、地域の方がボランティア相談員として積極的に運営に関わってくれているようです。
そして、このこどもみらい館の館長は
な、な、なんと!
永田萌さんです!
え、だれ?なんて言わないでね(汗)
名前は知らなくても、永田萌さんの絵は見たことあるはずです。
ふんわりと柔らかい雰囲気の絵が私も子どもたちも大好きです。
館内にも所々に萌さんの絵が飾られています。
萌さんは2016年に館長に就任したそうです。
こどもみらい館の開館時間、休館日は?
開館時間
9:00~21:00(日祝は17:00まで)
< こども元気ランド >
平日:9:00~18:00 (日祝は17:00まで)
※現在、コロナウイルス感染防止のため、元気ランドは午前と午後の1日3回入れ替え制(各回50名の定員制)で開園しています。土日は予約制になっていて、キャンセルが出たり定員に満たない場合はその場でも入ることができるようです。
※現在は平日も予約制になっていますので、インターネットから予約してからお出かけください。
緊急事態宣言中は子ども元気ランドは中止になっています。
土日祝と火曜日は元気ランドお休みです。
< 子育て図書館 >
平日:9:30~20:30 (土日祝は17:00まで)
休館日
休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日),年末年始
こどもみらい館のアクセスは?
アクセス:京都市地下鉄「丸太町駅」より徒歩3分
京都市地下鉄「烏丸御池駅」より徒歩7分
駐輪場はみらい館前のスペースです。
幼稚園や公園を併設しているので駐輪スペースは十分ありますがいつも混雑しています。
でも自転車を置けないということはありませんので自転車でも安心して利用できます。
建物の地下には有料の駐車場があります。
駐車台数が限られているため、周辺にもたくさんコインパーキングがたくさんありますが公共交通機関で行くのが確実です。
駐車場からはエレベーターで建物内に直接上がることができますので、悪天候の日でも安心です。
こどもみらい館で出来ること
こどもみらい館では、子どもを遊ばせるだけでなく育児相談もできます。
こどもみらい館でできることをまとめました。
- こども元気ランドで遊ぶ
- ぴよぴよランドで遊ぶ
- ママ友と交流を深める
- こども図書館で本を読む、借りる
- 子育てイベントや子育てサークルに関する情報を収集する
- 子どもに関する育児相談をする(電話・面談)
- 子どもに関する育児講座やワークショップを受ける
- こどもみらい館の研修室を借りる
みらい館1階には「こども元気ランド」といって、こどもがあそべる施設とレストラン。
3階には子育て図書館があり、誰でも利用できます。
2階や4階は会議室や私立幼稚園連盟の部屋があり、年一回の「みらいっこまつり」を始め一年を通してさまざまなイベントが行われています。
会議室は一般人でも予約して使うことができます(有料)
今回この記事では、皆さんが最もよく使うであろう「こども元気ランド」や「こそだて図書館」、「喫茶スペース」について紹介していきます。
こどもみらい館1階『こども元気ランド』はどんな感じ?
こどもみらい館のエントランスを入ると右手に見えるのが「こども元気ランド」です。
ここは市内の方、市外の方問わずに未就学児をお連れの方は誰でも利用できます。
元気ランドの看板の前にベビーカーを置いておけます。
警備員さんが綺麗に並べて置いてくれます。
こども元気ランドは未就学児とその保護者なら誰でもあそぶことができます。
はじめに紙にどこからきたか(市外か市内か)と、一緒に来た人数(大人◯人、こども◯人)を書いて靴を脱いで上がります。
注意しなければならない点は、こどもは未就学児しか遊べないというところ。
小学生以上の兄弟がいる場合は兄弟は遊べません。
貴重品は貴重品ボックスへ。貴重品ポーチも貸してもらえる
こども元気ランド内にはベンチが配置してあり、ベンチに腰掛けてこどもが遊ぶ姿を見守ることもできます。
このベンチは座面が開くようになっていて、中には荷物やコートを入れれるようになっています。
座面も突然バッタンと閉まらずゆっくり閉まるようにしてあるので指を詰めたりしてしまうこともなく安心。この心配り、流石!
着てきたコートや大きな荷物はここにしまって身軽に遊べます。
貴重品は入り口に貴重品ロッカーがあり無料で使えるのでそこにしまいましょう。
また、貴重品を携帯するポシェットも貸してもらえますので利用したい方はピンクのエプロンをつけた相談員さんに声をかけると貸してもらえますよ。
沢山のおもちゃとダイナミックな遊具で体力発散!
子ども元気ランドは靴を脱いで遊ぶエリア。
このエリアに入ってまず目に止まるのは、大きな回廊と滑り台!
滑り台は2種類、幅広の滑り台や螺旋状のすべり台があり、子どもたちは何度も滑ります。
他にも木のボールプールやままごとハウスに三輪車、木馬、カプラなどおもちゃが充実しています。
畳のスペースでカードゲームもできます。
カードゲームはピンクエプロンの相談員さんに声をかけると貸してもらえます。
遊具がいっぱいで、どれで遊ぼうか目移りしてしまいます。
冬は床暖がついていて足元から暖かく、ママありがたい!
階段の昇り降りもできるので、雨の日や寒い時の体力発散にはとても良さそうです。
木の温もりを大事にしたおもちゃが多くて癒されます。
こども元気ランドは時計にも一工夫。
時計の12、3、6、9のところに動物が貼ってあって、時計が読めないこどもにも、「長い針がゾウさんのところに来たら帰ろう」などと誘いやすくなっています。
ボランティアの方もいつも目を配ってくれていて優しいですし、本当に子どものことを考えて運営されているなと、あったかい気持ちになります。
こども元気ランドには赤ちゃんコーナーもある
赤ちゃん対象の赤ちゃんコーナーは別に仕切られていて、走り回る子供から守られて安心。赤ちゃん用のおもちゃも別に用意してあります。
入り口から近い一角なので、冬は少し寒いです。
でも床暖があるからありがたい^^
赤ちゃんにはぴよぴよランドもオススメ!
このこども元気ランドとは別に、『ぴよぴよランド』といってみらい館内2階の和室で2歳未満児のみ遊べる催しもやっています。
月に3回くらい開催されていて、10時から16時まで。
特に申し込みも必要なく、当日行ってOKです。時間内なら出入り自由で、お昼は12時から13時に一旦おやすみが入ります。
こども元気ランド内に授乳室・仮眠室を完備
一角に授乳室兼仮眠室があり、授乳やお昼寝もできちゃいます。
※オムツ替えはトイレにオムツ替えベッドがあります。
授乳・仮眠室を利用する時は、入口の用紙に記名します。
地域のボランティアの方が大活躍
地域のボランティアの方が見守っていてくれるので、危ない時は注意してくれたり一緒に遊んでくれたり、時に育児相談に乗ってくれたりします。
毎日開催!こどもが釘付けのストリートオルガンのミニコンサート
10:50
14:00
15:00
の1日3回ストリートオルガンのミニコンサートをボランティアの方が開催してくれます。
音楽に合わせて一緒に歌ったり、ペープサートやぬいぐるみが登場したりとこどもたちは釘付けです。
大人気で、毎回人だかりができますが、滑り台の上が穴場スポット!
こどもたちと一緒に歌って楽しめます。
こども元気ランドの利用料金は?
これら全部だれでも利用できて無料です!
天候が悪い日や夏の猛暑日、冬の極寒期などでも屋内で体を使って遊んだりおもちゃでも遊べるのでありがたいです。
我が家のこどもたちもとっても気に入っています。
写真で紹介したいところですが、トラブルがあったのか最近、写真に他の子が写らないようにとか写真をブログなどにUPしないでほしいとの張り紙がしてあったので写真は撮りませんでした。
ぜひ実際に行ってみてください。楽しめるはずです。
こども元気ランドの混雑具合は?
天気が悪い時の休日や真夏、真冬にお外で遊びたくない日なんかは小さいこどもたちでごった返しています。
休日や平日の午後の時間帯は幼稚園くらいの子どもが多いので、休みの日より平日の午前中に行くのが良いかもしれません。
こどもみらい館1階「カフェ&レストラン 暖感」
元気ランドの向かい側には喫茶スペースがあって、お昼時(11時から15時)にはハンバーグやオムライスのほか、日替わりのランチが楽しめます。
メニューは結構充実しています。
日替わりランチの価格はライスやサラダがついて700円、ドリンクセットは750円です。
お子様プレートもあって、ハンバーグやポテトがついて680円、お子様カレーがフルーツ付きで500円でした。
※全て税別価格
子ども用椅子やベンチシートもあり子ども連れに嬉しい仕様になっています。
レストランというほどの広さでもないので結構混み合っています。
近くにお手洗いもあるんですが、この喫茶スペース内に手洗い場もあるのでお食事が終わって子どもに手を洗って欲しい時もとっても便利です。
こちらの喫茶スペースの一角のテーブルは、なんと持ち込み可!
お弁当を持参で食べることができます。よく皆さん利用してるのを見かけます。
また、こども用のパック飲料やおやつも販売していますし、ケーキやデザート、ドリンクも充実しているのでちょっと小腹が空いた時にも便利です。
こどもみらい館3階『こども図書館』はどんな感じ?
エレベーターで3階に移動すると「子育て図書館」があります。
ロビーにまで絵本がたくさん!
絵本がたくさん集まっているスペースがあるので、こどもが小さいうちは助かります。
子どものための図書館なので、あまり静かすぎず、お話や読み聞かせをしても気にならないくらいの静かさ。
こじんまりとした図書館ですが、絵本と子育てに関する書籍が充実しています。
市内の他の図書館からの取り寄せや予約もできます。
読むだけならだれでも利用はできますが、貸し出しができるのは、市内在住のかた、市内に通勤や通学している方のようです。
11:00からと14:00からは靴を脱いで上がる小上がりのスペースで絵本の読み聞かせを開催しています。
絵本を100冊読むと職員の方手作りのしおりがいただけます。
周辺施設
みらい館前には「竹間公園」という公園があり、お天気が良い時には公園でも遊ぶことができます。
ここも地域の方が毎朝お掃除をしてくれているのでとってもきれいです。
石の滑り台がめっちゃくちゃ滑るので要注意です。
石の滑り台の他、シーソーやブランコ、お砂場、広いグラウンドがあります。お外にトイレもあります。自販機も。
みらい館と同じ建物内に市立の幼稚園があります。
幼稚園が終わる時間になると、みらい館のこども元気ランドは平日でも幼稚園児で混雑してきます。
また、少し歩けば京都御苑もありますので、こどもが遊ぶのにとても良い環境だと思います。
ちょっと遠いですが伏見の方には、科学センターもあり、そこも楽しかったです。
まとめ
京都にある『こどもみらい館』は、京都の子育て支援の中核を担う総合子育て支援センターでした。
育児相談や育児講座、ワークショップが開催され、子育てに関する悩みに寄り添ってくれています。
また、「こども元気ランド」は赤ちゃんから幼児までが室内で元気に遊ぶことができます。
「こそだて図書館」では絵本が豊富に揃えられており、育児の助けになります。
こどもたちを遊ばせるとともに、ママ同士の輪を広げたり、情報交換や情報収集の場にもなっており、京都で子育てするには欠かせない施設と言えそうです。
コメント