- 子どもが入園する。
- 指定品以外の入園グッズを早めに用意しておきたいけど、どんなものがあるんだろう?
- 手作りした方がいいのかな?どんな工夫が必要かな?
そんなお悩みに答えます。
定番の手作り準備グッズ一覧
新入園おめでとうございます!
これから新しい園生活を始められるお子さんは期待や不安に胸を膨らませていることでしょう。
一方で、親としては準備しなくてはならないものがたくさんあって大変な時期でもあります。
特に、普段の生活で使うもののうち、通学鞄や制服は指定なので購入するだけだけど・・・
指定品でないものがありますよね。
園にもよりますが、入園間近にならないと発表されない準備品リスト。
私は要領悪いから早めから準備したいのに・・・
私はそう思ってヤキモキしていました!
入園の際に必要になる指定以外の準備物ってどんなものがあるのでしょうか?
- 絵本バッグ(レッスンバッグ)
- お着替え袋(体操服入れ)
- 上靴袋
- コップ袋
- お弁当箱巾着
- スモック
※一般的な準備物です。準備物は園によっても違います。
※幼稚園によって求めるサイズが異なることもあります。
園によってはあまり拘らない所もありますが、厳密にサイズを指定されることもあります。
当記事はあくまで参考程度に考えていただき、ご自身で確認の上準備されることをお勧めします。
こんなにたくさん!
これをみんな手作りするのかな?自信がないから市販品に頼ろうかな?迷ってしまいますね。
まずは、手作りor市販品のメリット・デメリットを考えてみましょう。
入園準備品に市販品を購入!メリット・デメリットは?
市販品はプロが作った商品を購入しすぐに使えるので、忙しいママの味方ですね。
私も入園グッズに市販品を購入しようと思ったことがありました。
同じ園に通う子でも、市販品を使っている子ももちろんいます。
市販品購入を検討した私の見解や、市販品を購入したママに聞いた見解を元に市販品のメリット・デメリットをまとめました。
入園グッズで市販品を購入するメリット
- ママが不器用でも仕上がりが確実
- 時短
毎日忙しいママにとっては、市販品という選択肢があることはとてもありがたいことです。
手作りしようと思うけど時間がない!
不器用だから自信がない!
そういうママには強い味方ですよね。
市販品にたよるのも全然ありですよね。
無理して手作りにしたために、余裕がなくなってしまっては子どものためにもママのためにもなりません。
でも、不器用でもママの手作りは子どもにとってとても特別です。
ミシンがなくてもできますし、時間があったらぜひチャレンジしてみてくださいね。
市販品にたよる場合も、子どもの好きなワッペンをつけたり追加でレースをつけてあげるなど差別化してあげると特別感が出て喜びますよ。
市販品を利用する場合も、早めの準備が鍵になります。
入園間近になると、希望のものが売り切れている可能性もあるので要注意です。
入園グッズで市販品を購入するデメリット
- 安いと仕上がり(デザインや縫製)が微妙
- サイズが小さすぎたり大きすぎたりして使いづらい。指定のサイズに合わない
- 紐の開け閉めがキツい
- 持ち手がないからかけられない
- サイズはOKだがマチがないので入りきらない
- デザインが気に入らない
- デザインが被る可能性がある
- 気に入った物を探そうとすると時間とお金がかかる
- 必要ないものがセットになっていたり、足りなかったりする
市販品に対しては、デザインの問題と、使い勝手の問題が一番なようです。
また、セットで購入しても、園で指定されているものに一つ足りなかったりすると買い足したり、買い足したものはデザインが違ったり・・・
楽はできるけど、なかなか思い通りにならず満足いく物を探すのが大変なのが市販品のデメリットですね。
入園グッズを手作りするメリットは?「子どもの自立」を後押しすること
入園グッズってたくさんあるし、正直手作りはだるいなぁ。
入園グッズ手作りって親の自己満じゃない?時代錯誤じゃない?
いえいえ、入園グッズを手作りしてあげることで子どもの成長にもメリットはあります。
子どもが好きなデザインで作れる!愛着をもってくれるので大切に使ってくれる
入園したばかりの頃は、見知らぬ場所・見知らぬ人たちの中で生活することになり心細い子どもたち。
そんな中で、生活を共にする入園グッズは指定の制服や鞄と違って、パッと一目で見て自分のものだと分かる、愛着の対象でもあります。
手作りすれば、柄がお友だちと被ることも滅多にありませんので、他の子のものと間違えることもありません。
生地やワッペンを一緒に選ぶと愛着もひとしおになります。
愛着があればあるほど大切に扱ってくれますので、長持ちしますし、物を大切に使うことを学ぶきっかけにもなりますね。
デザインを統一すれば、失くしにくくなる!
絵本袋、お着替え袋、上靴入れなどを同じ布で作ると統一性が出ると共に、「これは◯◯ちゃんのもの!」と自分も先生にも覚えてもらいやすいです。
そうすると自分で管理しやすくなり、周りにも気づかれやすいので失くしにくくなります。
なので、手作りするなら入園グッズはできるだけ同じ柄で作るのがオススメです。
サイズや使い勝手に使いやすい工夫ができる
初めての不安な園生活で、準備などがスムーズにできずにつまずいてしまうと余計不安になってしまいがちな子どもたち。
子どもたちが使いやすいように考えられた手作りグッズなら、子どものつまずきを軽減してあげることができますよね。
不安を軽減してあげるだけでなく、上手にできるという体験は子どもの自立も促します。
子どもが「できた!」と思えると自信がつく
↓
自信がつくと、もっとやりたくなる
↓
結果、自立を促す
ちょっとした工夫で使いやすくなるので、その工夫も紹介していきますね。
【入園グッズ】手作りすることで叶える!子どもに使いやすい工夫とは?
園でママがお手伝いできない分、子どもたちが自分でできるように工夫が必要になります。
特に4歳以下は、手も不器用だし、毎日の些細なところがまだまだ上手にできないですよね。
入れにくい取り出しにくい、開けにくい閉めにくいというほんのちょっとの差なんですが、ここでつまずくとイライラしたり自信を失うことに繋がりやすいです。
子どもに使いやすいポイントを総じて言うと、
- サイズは若干大きめか、マチをつける
- 柔らかい布を使用
- 紐通しは広めに
- 持ち手をつける
- 汚れが目立たない色か柄がオススメ
- ワッペンで自分好みに!
サイズについては大きすぎると引きずってしまったり逆に使いづらいので、加減に注意。
巾着類は紐が硬いと開け閉めしにくいので、紐通しは広めにとっておくことで巾着の紐の開け閉めがしやすくなります。
また、硬い布だと巾着が絞りにくくなりますし、洗濯も乾きにくくなります。
持ち手をつけることでフックにかけたり、持ちやすく取り出しやすくなるので必要なものにはつけましょう。
持ち手は共布(本体と同じ布)で作る方がデザイン的にはいいんですが、共布で作った場合、持っているうちによれてきてグチャっとなるんですよね。それにモヤモヤしてしまって。
なので、私は持ち手はアクリルテープを使っています。
これだとデザイン的にはちょっとだし、色もちょっと合わないこともあるけど使っていてよれてくることもないのでモヤルこともありません。
ここは好みで決めてくださいね。
絵本バッグ(レッスンバッグ)
- サイズ
- 持ち手をアクリルテープに
- 生地はキルティング寄りの自作生地
絵本バッグは、大版の絵本(図鑑や「100かいだてのいえ」くらいのサイズ)も入る様にサイズを決めました。
かつ、持っても引きずらないギリギリサイズを攻めました。
生地は、オリジナルの方法を採用しました。
詳しくは下の記事で紹介しています!是非参考になさってください。
お着替え袋(体操服入れ)
- 巾着も絞りやすいオックス生地
- 内ポケット付き
- マチを広く取る
- 裏地をつけて丈夫に
- 持ち手をつける
- 紐通しを広めに
- ループエンドをつける
お着替え袋は巾着形にしました。
巾着を絞りやすい様にキルティングではなくオックス生地に。洗濯しても乾きやすいです。
汚れ物を入れるビニール袋を入れる内ポケットをつけました。
そして、ただの巾着だとフックにかけれないので、持ち手風にアクリルテープをつけてフックにもかけれる様にしました。
巾着の紐通しの部分は広めにとって、紐を引っ張りやすくしています。
巾着の紐にはループエンドをつけることで引っ張りやすくしました。
ループエンドごときで引っ張りやすくなるの?結び目を引っ張ればいいんじゃない?
って初めは半信半疑だったんですが、結び目だけだと適当にどこを引っ張っても巾着が絞れちゃうんですよね。
そして、結び目は紐通しの中へ・・・(イライラ)
ってことになるんですが、ループエンドをつけておくことで紐通しの中に入っていけなくなるので、自然にループエンドを掴んで引っ張る習慣が身につくみたいです。
そんなんどうでもいいわ、って方はループエンドは必要ないですので省略可です。
作り方はこちらの記事で紹介していますので、参考になさってみてくださいね。
上靴袋
- サイズ小さめでマチをつける
- Dカンがない場合はアクリルテープで代用
- オックス生地に裏地をつける
市販品はいろんな年齢の人に対応できる様にどうしてもサイズが大きくなっています。
これが園児には大きすぎて入れにく、引きずるので、サイズ20までの靴が入るくらいの大きさにしました。
引きずらないサイズで十分靴が入る様にマチをつけるといいです。
ムスメの時はチャック付きで作ったのですが、チャックをつけるのが面倒だったので、ムスコにはよくあるタイプの上靴袋になりました。
Dカンを買うのを忘れたのでまた買いに行くのも面倒だし、アクリルテープで代用。
キルティング生地はかさばって幼児には大きくなりすぎるので、薄くて持ち運びしやすくするのにオックス生地にしました。
コップ袋
- 紐通しを広めに
- ループエンドをつける
コップ袋は片側しか紐をつけないので、とにかく薄さ重視で絞りやすく。
お弁当箱巾着
- 巾着タイプがオススメ
- サイズは、お弁当箱とお箸箱が入って余裕あるサイズに
- 紐通しを広めに
- ループエンドをつける
お弁当を出し入れしやすい様に、使う予定のお弁当箱とお箸箱が入って余裕のあるサイズにしました。
あまりにきっちりサイズだと幼児にとっては取り出しにくい様です。
お弁当箱入れは、バッグみたいに入れてボタンやマジックテープで止めるタイプも作ってみたんだけど、幼児にはこのタイプでスライドさせる様にして出すのはやりにくいのと、持ち手がないのでどうしてもお弁当を横にして鞄に入れてしまいがちなので巾着タイプが使いやすそうです。
巾着タイプにすることで、蝶結びの練習にもなるし。
巾着の紐を掴めば持ち手がわりにもなるので特に持ち手はつけていません。
スモック
- 汚れが目立ちにくい濃い色
- ある程度厚手の生地
- フックにかけれる様にする
スモックは汚れが目立ちにくい色で作ることで、お洗濯も一生懸命しなくても気にならないです。
また、生地は絵具がお洋服に染みにくい様にある程度厚手がいいと思います。
あまり厚くても洗濯乾きにくいし、脱ぎ着もしにくいので、オックスくらいで十分かと思います。
首の下の方に綿テープなどをラベルみたいに縫い付けておくとそこをフックにかけられるので便利です。
具体的に私が作ったもののサイズについては、こちらの記事で紹介しています。
幼稚園に入園したばかりの3歳児にもとても扱いやすいサイズになっています。
まとめ
親から離れての生活の場となる入園生活。
子どもたちは、子どもたちなりに頑張って身の回りのことをしています。
その成長を後押しするのが手作りグッズです。
手作りなら子どもに合わせて使いやすい工夫をしてあげられるからです。
その手作りにもデメリットはあります。
あまりこだわりすぎると費用が嵩んでしまうこと。
でも、いくらでもこだわれるのも手作りの醍醐味でもあります。
準備が楽に済むのがメリットの市販品。
時に、作るよりも費用も安く済むこともあります。
しかし、市販品にはデメリットもあります。
メリットとデメリットをよく検討した上で、ご自身の納得する方法で無理せず準備を進めてくださいね。
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