【もう悩まない!離乳食が楽になる方法】食べてくれない時の対策は?進め方やアレルギーのことまで!最新の離乳食事情とは?

この記事は約26分で読めます。
  • うちの子はなかなか離乳食を食べてくれない。
  • 食べてくれるようになるためにどうしたらいいの?
  • アレルギーが心配なので、離乳食は遅めに始めたい。
  • 離乳食の進みが遅くなることによる影響はある?

そんなママのお悩みに答えます。

離乳食食べくれない!そんな時どうする?

おっぱいやミルクを飲んだことしかない赤ちゃんにとって、硬さや形のあるものが口に入ってきたら「べえー」っとしたり「オエ」っとなるのが当たり前なんでしょうね。

離乳食をべーーっと吐いてしまう赤ちゃんはよくいます。

というか、ほとんどじゃないかな。

時には口をつぐんで「フンっ」意地でも食べようとしない赤ちゃんもいますよね。

うちのムスコがそうでした。

離乳食が食べてくれなくて苦戦するママは多いです。

私も離乳食期には本当に悩みましたし、苦労しました。

最近や世界的にも日本でも離乳食の進め方の方針や指導内容も変わってきています。

色々と調べた結果、当たり前と思っていた知識も古かったようで色々と気づきが大きかったのでシェアしていきます。

もしかしたら、母親や保健師さんに指導されて気になっていたことも、実は知識がアップデートされていないだけかもしれません。

この記事を読む頃には、きっと心が軽くなっていますよ。

不安だらけ!離乳食生活の実態。厚生労働省のガイドラインの内容は?

この記事を読んでくれた方は、多分、お子さんの離乳食がうまく進んでおらず悩んでおられるのかなと思います。

私もかつてそうだったので、お気持ちはとてもよくわかります。

自治体の離乳食指導や育児書の通りにうまく行かない、食べてくれない、なので、離乳食を作るのも疲れてしまった・・・そんな悩みをもつママはとても多いです。

この、自治体の離乳食指導とか育児書の「離乳食の進め方」って、私はとても問題があるなと思っているんですが、日本の厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」を読んでみるととてもいいことが書いてあるんですね。

離乳については、子どもの食欲、摂食行動、成長・発達パターン等、子どもにはそれぞれ個性があるので、画一的な進め方にならないよう留意しなければならない。また、地域の食文化、家庭の食習慣等を考慮した無理のない離乳の進め方、離乳食の内容や量を、それぞれの子どもの状況にあわせて進めていくことが重要である。

引用元:厚生労働省「授乳・離乳支援ガイド」

離乳の支援にあたっては、子どもの健康を維持し、成長・発達を促すよう支援するとともに、授乳の支援と同様、健やかな母子、親子関係の形成を促し、育児に自信がもてるような支援を基本とする。特に、子どもの成長や発達状況、日々の子どもの様子をみながら進めること、無理させないことに配慮する。

引用元:厚生労働省「授乳・離乳支援ガイド」

特に感動したのがここ!

家族等と食卓を囲み、共に食事をとりながら食べる楽しさの体験を増やしていくことで、一人ひとりの子どもの「食べる力」を育むための支援が推進されることを基本とする

引用元:厚生労働省「授乳・離乳支援ガイド」

※引用中の下線は当サイトで引きました。

離乳食指導なんかで、「楽しい雰囲気で食べましょう」ってサラッとは言われることはあるけど、

ここめっちゃ重要やと思います。

講習や育児書なんかでめちゃくちゃ丁寧に離乳食の作り方や進め方教えてくれるじゃないですか。

大事な知識やと思います。

でも、めっちゃ丁寧に教えてくれるから、絶対こうしなくちゃいけないんだって思い込んでしまうんですよね。。

手間かかりまくりで時間も労力もめちゃくちゃかかる離乳食作り
講習や育児書とは同じにならない焦り。
我が子が食べてくれない不安。

大事な我が子のことだから必要以上に悩んでしまうんですよね。

私も、

「◯ヶ月になったら、柔らかさをこのぐらいにして・・・」とか
「今日は2さじまでしか食べられない日!」とか
「全然食べてくれない!私の作り方が不味かったんかな?」とか
今振り返ると、ひとりめのときは特に、必要以上に力入っちゃってたな・・・と

でも、こんな状況では、ママも赤ちゃんも離乳食ライフ楽しめませんって!

楽しめないとストレスになってママのためにも赤ちゃんのためにも良くないですからね。

自治体の離乳食指導や育児書の書き方なんかももっと伝え方を工夫して欲しいって思います。

「基本はあるけど、実はこの通りにはなかなかいかへんで」
「もうちょっと適当でも全然だいじょうぶやで」
「個人差が大きいから子どもの様子見ながらいきつ戻りつで全然大丈夫」

実際に、進め方が完璧じゃなくても、食べてくれなくても、進みが遅くても全然大丈夫やし!

ベビーフードつこても全然OKやし。

離乳食から栄養を完璧に取れなくてもぜーんぜんいいんですよ。

だって、まだ母乳やミルクがあるじゃない。

離乳食の目的は?本当の名前は「補完食」

離乳食

生まれてしばらくは、ミルクや母乳のみを飲んですくすくと大きくなってきた赤ちゃん。

ミルクや母乳のみでよくもここまで大きくなったなあと感心してしまいます。

生後3カ月くらいになると、自治体の「3ヶ月児健診」や「4カ月児健診」があって、そこで「離乳食」のお話が出ます。

育児書で目にしていて知ってはいるものの

「離乳食」って一体どんなものなの?
大変そう・・・自分にできるかな?
ちゃんと食べさせなきゃ!

私は、赤ちゃんの成長を喜ぶとともに、そんな不安な気持ちも出てきたのを覚えています。

言葉の響きだけで想像する「離乳食」は、「母乳やミルクで育ってきた赤ちゃんが大人と同じ食事をするための訓練のようなもの?」でしょうか。

実は、今までの「離乳食」に抱いてきたイメージが古かったことをふたりめの時に思い知りました。

あんなに切ない気持ちにならなくて良かったんだ!
悩まなくても良かったんだ!

と救われた気持ちになりました。

保健センターや育児書、親の知識は古いものかもしれません。

知識をアップデートして、離乳食をもっと楽しみましょう!

母乳で足りなくなってきた栄養を補う「補完」が本来の目的

世界保健機構(WHO)は、いわゆる日本でいう「離乳食」は「complementary foods」と言っています。

complementary =補足する

という意味ですから、「補完食」というように訳されます。

補完食とは、母乳やミルクに「加えて」他の食物を食べさせるということです。

赤ちゃんが成長し、寝返りやハイハイをするようになると寝ているだけの時期よりも活発になって、よりたくさんのエネルギーが必要になります。

また、もともと胎内で蓄えていた鉄分の量がだんだんと吸収されて、母乳からの供給だけでは間に合わなくなってくるということもあります。

そうなると、ミルクや母乳のみでは子どもに必要な栄養量を満たせなくなってくるのです。

その差を埋めて上げるために必要なのが「補完食」というわけです。

「離乳食」というと、ミルクや母乳を卒業しなければならないという気がして、「うちの子はまだおっぱいを欲しがる」「欲しがっているけどやめなくてはならない」と悩むママも多いですが、実はそうではありません。

WHOは、母乳やミルクについても「2年かそれ以上続けましょう」と言っています。

1歳すぎたら母乳は栄養がなくなるというのは嘘です。

だんだんと少なくなってきてもちゃんとカロリーもあるし、栄養もたっぷりあります。ちゃんとしたデータがあるんです。

赤ちゃんが成長すると必要な栄養量が多くなってくるので、母乳に含まれている栄養じゃ足りなくなってくるから、食事も与えましょう。というのが、本当の「離乳食」の意義です。

WHOのこのガイドラインは、いわゆる発展途上国向けの内容なんだとまことしやかにいう方がいらっしゃいますがそうではありません。

日本の厚生労働省も「授乳・離乳の支援ガイド」を出しているのを知っていますか?

最新のものは2019年に、何と12年ぶり(!)に改訂されたのですが、このガイドラインでは前回の2007年には載っていなかった文言が追加されており、WHOのガイドラインに沿った内容に変化しています。

離乳とは、成長に伴い、母乳又は育児用ミルク等の乳汁だけでは不足してくるエネルギーや栄養素を補完するために、乳汁から幼児食に移行する過程をいい、その時に与えられる食事を離乳食という。

引用元:厚生労働省「授乳・離乳支援ガイド」

離乳食を始める目安は?

厚生労働省の資料では、あかちゃんの離乳食を始める目安として84%ものママが「月齢」をあげています。

育児書や自治体の離乳食講座などでは、「5〜6ヶ月」になったら離乳食を開始すると言われることが多いですよね。

では、WHOは離乳食開始時期についてどう推奨しているのでしょうか?

赤ちゃんが母乳だけでは十分なエネルギーと栄養素を得ることができなくなったとき、補完食は始められるべきです。多くの赤ちゃんにとってこの時期は生後4~6か月にあたります。この時期はまた、赤ちゃんの口の神経や筋肉が、口を動かして物を噛み、食べるのに十分な発達をとげる時期でもあります。

引用元:WHO「補完食「母乳で育っている子どもの家庭の食事」」

あかちゃんの様子をよく観察して始めるのが望ましいと言っています。

  • 体重が増えなくなってきた。
  • 母乳やミルクが足りなくてすぐにお腹が空く
  • 口をもぐもぐ動かす
  • 歯が生える
  • 口にものを入れる

引用元:WHO「補完食「母乳で育っている子どもの家庭の食事」」

またこの月齢になると、消化器系も様々な種類の食品を消化できるように発達します。

一方、厚生労働省は、以下のような子どものサインを目安としてあげています。

開始時期の子どもの発達状況の目安としては、

  • 首のすわりがしっかりして寝返りができる
  • 5秒以上座れる
  • スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
  • 食べ物に興味を示す

引用元:厚生労働省「授乳・離乳支援ガイド」

などがあげられる。

その時期は生後5~6か月頃 が適当である。ただし、子どもの発育及び発達には個人差があるので、月齢はあくまでも目安であり、子どもの様子をよく観察しながら、親が子どもの「食べたがっているサイン」に気がつくように進められる支援が重要である。

引用元:厚生労働省「授乳・離乳支援ガイド」

いずれにせよ、子どもの様子をよく観察して無理のないように始めましょう、というのが共通の認識ですね。

かつては、早めに離乳食を始めるとアレルギーになりにくいと言われていたこともあったようですが、今は早すぎても遅すぎてもいけないと言われています。

自己判断で離乳食を早めたり遅くしたりせずに、お子さんの様子をよく観察して始めてあげましょう。

アレルギーの症状が出たら、決して自己判断せずに必ずお医者さんを受診しましょう。

また、アレルギー以外の観点からも、離乳食を早く始め過ぎるのには問題があります。

赤ちゃんにとって、ミルクや母乳は消化吸収がよく必要な栄養量を補うのに最適な食事です。離乳食を始めることにより、ミルクや母乳を欲しがらなくなってしまうと、満腹にはなるかもしれませんが赤ちゃんにとっての必要な栄養量が摂れなくなってしまう危険があります。

また、ミルクや母乳の方が衛生的には優れている場合が多いので、感染症などにかかるリスクも上がります。

逆に遅すぎてもよくないと言われています。

それは、赤ちゃんに必要な栄養量を満たせなくなる恐れがあるからです。

WHOでは、少なくとも7ヶ月までには始めるように推奨しています。

【国によっても違う!】離乳食ではどんなものを食べさせる?

離乳食を初めて食べる時に、日本では「10倍がゆ」が定番ですよね。

作るのがめちゃくちゃ大変ですよね。食べるのは少量なのに裏ごしとかもめっちゃ面倒だし。

でも、フランスでは野菜から始めるそうです。インドでは、辛くないカレーや豆の柔らかく煮たものなどをあげるそう。

どこの国かは忘れてしまいましたが、ライスシリアルにお水をいれてレンチンしたのをあげるというのを聞いた時、作る量もその都度調整できてすぐできて保管も聞いて簡単でめっちゃ羨ましい!と思った記憶があります。

離乳食は国によっても違うみたいですが、一体どんなものをあげるのがいいのか?日本では、何を根拠に「10倍がゆ」なのか?

WHOは、離乳食におすすめなのは以下のような食材だと言っています。

  • エネルギーと栄養素が豊富なもの
  • 衛生的で安全なもの(有害な化学物質がない、病原体がついていない、喉につまらせるような硬い骨や異物がない、熱すぎない)
  • 子どもに食べやすく、好まれる
  • 家庭の食事から簡単に準備のできるもの
  • 地域で入手可能かつ購入可能なもの

引用元:WHO「補完食「母乳で育っている子どもの家庭の食事」」

特に、この「子どもに食べやすく、好まれる」って素敵だなと思います。

色々な食材を満遍なくあげる、ひとつひとつの食材の味を味わってもらうことばかりに一生懸命になってしまって、食べやすさや好みのものって視点を全く大事にしてなかった(反省)

その上で、WHOでは初めての場合には主食をあげることを推奨しています。

なので、日本では10倍がゆなんですね。

だから国によってもちがってくるんですね。

フランスは主食はパンですが、パンにはお塩が含まれているからNGなんだとか。でも、野菜だとガイドライン的にはカロリーが足りないかもしれないですね。

なぜ、主食かというと、やはり主食はエネルギーが取りやすいからかなと思います。

てか、栄養補給できたら何でもありやん!とツッコミたくなるww

離乳食をとる大きな目的は、成長とともに足りなくなってくる栄養を補充することなので。

ちなみに、離乳期に不足してくる栄養素としては以下のものが挙げられます。

  • エネルギー
  • 亜鉛
  • カルシウム
  • ビタミンA、C
  • 葉酸

なので、これらのエネルギーを補充できれば何でもいいのかなと思います。

実際にWHOでも、お粥にいろんなものを混ぜるってことも推奨しています。

具体的には、マーガリンやピーナツバター、ゴマペーストなどを混ぜてエネルギーを補給しようと提案しています。

また、胃の容量が少ない赤ちゃんにとっては、ゆる過ぎるおかゆは量が多くなってしまい摂取できるエネルギー量が少なくなるのでスプーンから容易にこぼれないくらいの硬さにしましょうと言っています。

この硬さのおかゆは食べづらいので、油分を加えるととろみが増して食べやすくなるという点も日本の離乳食指導にはない点ですよね。

私は聞いたことないです。

むしろ、何も混ぜずに食べさせるの推奨されている気がします。

私は油分とか、塩分とかできるだけ加えずに、食材の味を生かした離乳食を作りましょうって教えられました。

食べやすさとか、栄養面をまず大事にする。

食材の味を活かすとか、食材を1種類ずつとか、食べる量も大事だけど、そればかりに固執してはいけないなと思いました。

エネルギーを補完する主食の他にも、他の栄養量を補うために、果物や豆類、動物性タンパク質、緑黄色野菜を満遍なく摂取することを推奨しています。

【実感!】離乳するまではほとんど丸呑みが当たり前!噛む練習にはならない

育児書では「ゴックン期」「モグモグ期」「カミカミ期」なんてなっているけど、我が子たちの場合、授乳している間はほぼ丸呑み。

つまり、授乳している約2年間はほぼ丸呑み状態でした。

近くの似たような月齢の子たちもそんな子が多かったような気がします。

「よく噛まないから心配」という声をよく聞きます。

パパやママの食べているのを見たり、ママが「アムアムだよー」と言いながら言い続けながら離乳食を食べさせていることで自然と段々と口を動かしてアムアムと噛んで食べていくようになるんだと思います。

そうなると固形のものもある程度硬いものも噛み潰して食べることができるようになるのかなと思います。

なので、それまではある程度柔らかくしてあげる必要があるし、喉に詰まったりしないように大きいものは切ってあげるなど工夫してあげる必要がありますね。

実感として、無理して硬いものを噛ませても噛めるようにはなりません。

そのまま飲み込むだけなので場合によっては危険なんです。

特に、大粒のぶどうやミニトマトなどは、最近ニュースでもありましたが、小学生になっても喉につまらせる可能性があるようなので、切ってあげるかよく見守ってあげるのが安全ですね。

カミカミ期になったら硬いものを食べられないと困るわけじゃないし、この時期に食べられなかったら一生食べられないわけでもありません。

成長に伴って、顎が丈夫になったり噛む力が増してくれば自然と硬いものも噛めるようになる!

好き嫌いもあるかもしれませんが、我が子たちも、幼稚園に入ってもお肉など硬いものが噛みきれなく苦労していました。

それでも高学年にもなれば何でも噛みきれていますし、煮干しや出汁昆布なんかもおやつにバリバリと食べていますよ。

早期にタンパク質を摂取することで食物アレルギーを予防する効果がある?本当は遅い方がいい?

離乳食を早めると、食物アレルギーにかかりにくくなると言われていた時期があるそうです。

逆に最近では、遅い方がアレルギーになりにくいから離乳食を遅く始めるのが流行っていると聞いたことがあります。

ムスコは「小麦・乳・卵」の食物アレルギーがあります。

なので、自分の離乳食の進め方が悪かったのかな?とか、アレルギー品目は与えなかったらよかったのかな?などと悩んだ時期もありました。

かかりつけ医に聞いたり、論文などを色々と調べた結果、卵は早く始めるとアレルギーになりにくいとの報告があるようです。

しかし、アレルギーと離乳食の開始時期の関係は、食品によっても違いますし、もちろん個人によってもなるならないの違いがあります。

なので、アレルギーを心配して自己判断で離乳食の開始時期を早めたり遅くしたり、除去してしまったりするのではなく、子どもの成長に合わせて満遍なく進めていくのが大事だと思います。

もし、アレルギーの症状が出た場合には、決して自己判断せずに速やかにお医者さんに連れて行って診断を受けましょう。

症状がひどい場合は救急車を呼んでも大丈夫です。命に関わりそうな場合は躊躇わずに呼びましょう。

手作りの離乳食は大変!ママは手を抜いても全然OK!乗り切るコツ&食べてくれない時の対策

忙しいママ

離乳食作りは大変です。

少量しか食べてくれないのに手間も時間もかかるかかる・・・

そして食べてくれないという。

どうせーっちゅうねん!

離乳食を楽に乗り切るアイディアを載せてみます。

【楽してOK!】たくさん作って冷凍

少量ずつしか食べない赤ちゃんの離乳食を作るのは本当に大変です。

なので、おすすめは、まとめて作って冷凍することです。

衛生上、長く冷凍すると劣化するので、大体1週間や2週間で食べ切れる量を作って冷凍しておきましょう。

小分けにするのには、製氷皿がおすすめです。100円ショップでも購入できます。

冷凍するのに適している食材は、

冷凍に適している食品
  • お粥、麺類
  • 出汁や野菜スープ
  • 野菜ペースト
  • レバーペースト
食感が変わってしまうので冷凍に向かない食品
  • 芋類
  • 豆腐

冷凍したものは、忙しくてもさっとレンチンで食べられるのでとっても便利。

例えばお粥と野菜ペーストなどのようにいくつかの食材を組み合わせて混ぜてしまってもいいですしね。

ムスコもそうだったのですが、冷凍したものは食べてくれない子もいるので、初めての時は、少量で試すようにすると無駄がありません。

おかゆを少量炊くのは大変なので、ココット皿のような小さい耐熱容器におかゆの材料を入れて、それを炊飯器に入れて普通にご飯と一緒に炊くとできるので時短&楽チンですよ。

【これで食べるならOK】おかゆに混ぜてみる

離乳食講習などではよく、「別々に食べさせて個々の食材の味を大切にしましょう」なんて言われますけど、ぶっちゃけ食べてくれるならなんでもいいです。

だって、離乳食の大きな目的は栄養を補完することなので。

食べてくれる子なら「味を大事に」もいいかもしれませんが、味覚を育てることが最優先ではないので、食べてくれるなら混ぜちゃいましょう。

実際、混ぜた方が食べるんですよね。

大人からすると、「これとこれ!?」という意外な組み合わせも結構好きだったりするのでものは試しで混ぜてみます笑

見た目はキレイじゃないかもしれないけど、食べやすくて美味しいんやろうね。

インスタなんかできちんと離乳食を作って、素敵なお皿にキレイに盛り付けてるのを見るとへこんだりもしますが、私には無理だなって思います。

キレイに盛り付けたり一生懸命に作っても、どうせ食べたり食べなかったりぐちゃぐちゃされるし、それなら手軽に作った方が諦めもつくので(//∇//)

家族の食事を取り分けて潰す/柔らかく煮込む

個別に作る離乳食はとてもめんどくさいですし、その上食べてくれないと時間も無駄だしストレスになりますよね。

なので、家族の食事を作るときに一緒に作るのがおすすめです。

家族が食べるものを途中で取り分けでさらに柔らかく煮込むとか、潰しちゃうとかすれば離乳食一丁あがりです。

お味噌汁も、お味噌加える前なら茹で野菜として潰せば食べさせられるし、お味噌を加えた後でもあげてOKだそうです。

味噌の塩分とか気にしないでそのまま食べさせて大丈夫。それよりも、離乳食作りがストレスになっちゃう方が問題なので。

気になる方は味噌を加える前に。

でも、お味噌美味しいよね。子どもも好きです。

【実感】市販のベビーフードの方が食べる!メリットもある!

最近は本当に色々なベビーフードが出ていますよね。

私もお世話になりました。

特に外出する時なんて、手軽に衛生的に持ち運びできて、食べたらポイして身軽で帰ってこれる!なんて便利なんでしょう。

最近は色々なバリエーションのものが出ているので、好みのものを選べるし、定食風に2種類のメニューがセットになっているものもありますよね。

プロが赤ちゃんの栄養と食べやすさを考えて作っているので、赤ちゃんは食べやすくて美味しいのでよく食べてくれる!

最高ですよ。

うちは、ムスコが食物アレルギーなので、災害時に食べるものがなくなったら困るということで、離乳食は完了してもしばらくストックしていました。

日持ちするのでこういう使い方もできますね。

離乳食は手作りしなくちゃいけないものっていう固定概念をどんどん無くして行っていいと思います。

それぞれの家庭に、親子に、それぞれの事情があるんだから、作れる人は作ればいいし、できない人やできない時は既製品に頼って全然いいと思います。

こんなにメリットばかりなんですから、罪悪感をもつ必要全くなしですね。

ベビーフードのメリット
  • 外食の時も食べさせられる。
  • 衛生的
  • プロが作っているので美味しい(よく食べる)
  • 栄養バランスもOK
  • 家庭でなかなかできない味も味わえる
  • 離乳食作りの参考になる
  • 日持ちするので非常食にも
見出し
  • 手作りよりも費用がかかる
  • 食感に変化がない
  • 商品によっては栄養が偏ることも。

オススメのベビーフードは和光堂さんのこちら

栄養バランスを考えて作られているので、一食で栄養バッチリ!

メニューも色々とあるので好みで選べるし、色々と試したくなっちゃう。

アレルギー対応じゃないものもあるので、表示をよく観てお買い上げくださいね。

スプーンが付いているので、外出先で「あ!スプーン忘れた!」ってこともないし、食いつきもバッチリ!

【諦める】食べたくなったら食べる。食べるまで待つ!

いつか食べる。
時期がきたら食べる。

WHOのガイドライン通り、離乳食は母乳やミルクの栄養を補完するためのものです。

おっぱいも飲んでて、成長も問題なくて、元気だったらそれで良いかなと思います。

離乳食の度に、食べてくれるかな、食べないかな?と憂鬱になって、ママも眉間にシワがよった状態じゃ、赤ちゃんも食事の時間が楽しくないですし、警戒して食べてくれません。

ママもイライラ・疲労困憊になってしまいますよね。

ママと赤ちゃんのためにも絶対良くないです。

赤ちゃんは敏感なので、ママのイライラが伝わってしまうんですよね。

イライラした雰囲気の食事は楽しくない・美味しくないですしね。

「食べんでも、ま、ええわー」

くらいに思っていれば、意外と食べたりします。

何かのきっかけでふっと食べることもありますし、おかゆや軟飯をすっ飛ばしてご飯を欲しがる赤ちゃんもいます。

幼稚園入っても小学生になってもおっぱいしか飲まないって人はいないですよね。

なので、気楽に待ってあげるのも良いかなと思います。

知識のない小児科医もいる!心ないその一言とは?

聴診器とカルテ

ムスコは本当に食べませんでした。

おかゆも食べない、野菜も食べない、混ぜてもちょっとしか食べなかったです。

おかゆも炊きたてじゃないと食べない。

冷凍したものを出した時なんて、口をつぐんで絶対拒否!でした。

グルメだね。

ほんと困り果てて、でも、ま、成長しているしいいか、私も疲れたしちょっとやすもうと思っていた時期がありました。

一応出してはみるけど、無理には食べなくていいよ、みたいな。

その時期に肌あれでかかっていた病院に受診することがあったんですね。

その病院は複数お医者さんがいる大きめのしょうにかなんですが、その時の担当医がいつもと違う方でした。

ムスコの肌あれを見てくれて、薬を処方してくれたんだけど、前の処方に対して「これじゃダメだよな」とかなんとかグチグチ言ってて、なんかやな感じだなとうっすら思っていました。

次の瞬間にそのお医者さんが「離乳食はちゃんと進んでいますか?」って聞いてきはったんです。

私は、「あまり食べてくれないので、今は様子を見ているところで、予定通りには進めてはいません。」と正直に答えました。

するとそのお医者さんが、「ダメだよ、お母さん!離乳食はね!噛む練習とか、味わう為の訓練とかそういう意味もあるんだから、この時期ってきまってるんだよ。ちゃんと進めてね!!!」っておこらはったんです。

はい。

と言って、診察室からは退室しましたが、私は悲しくなってしまいました。

「じゃあどうしろと?」
「嫌がる我が子に無理やり食べさせろと?」
「どうやったら食べてくれるのか、私の方が知りたいよ!」

確かに言っていることは間違っていないのかもしれない。

でも、本当に心配して言ってくれている言葉とは思えないものでした。

大体、厚生労働省やWHOのガイドライン読んだことすらないんじゃないの?

全くその子を観てないやん。この子のペース無視ですやん。

しかも、その方は小児科部長で、「迅速・親切・丁寧」がモットーなんですって!

現役の小児科医の方でさえ、離乳食の進め方を誤解している方がいらっしゃいます。

心な言葉を浴びせられたり、プレッシャーをかけられるママは本当に多いです。

まとめ

離乳食は、赤ちゃんが成長に伴って足りなくなってきた栄養を補完するのが主目的であり、「補完食」である。

母乳やミルクは2歳以上までは必要なので飲ませる必要がある。

フォローアップミルクは、栄養補助食品と一緒。

食事をとっている前提でおやつみたいに飲むもの。

離乳食の進め方は個人差があるので、基本は抑えながらも、赤ちゃんの成長や発達具合をよく観ながら進めるのがいい。

赤ちゃんやママの負担にならないように、楽しい雰囲気で食事ができることが望ましいことである。と、WHOも厚生労働省もガイドラインで示しています。

赤ちゃんが食べてくれない場合は、体重増加や成長具合をよく観て、成長が停滞していなければ様子見でも大丈夫。

離乳食を作るのが負担になっているなら、楽な作り方でやればいいし、ベビーフードに頼っても全然大丈夫。

食べる時期がきたら食べます。

気負わず、無理せずに楽しく食事ができるといいですよね。

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