- 赤ちゃんが寝なくて寝不足で困っている
- 赤ちゃんは寝てくれるものと思っていた。全然寝てくれないのはなぜ?
- どうしたら寝てくれるの?オススメのグッズがあったら教えてほしい
そんなママのお悩みに答えます。
どうして赤ちゃんは眠ってくれないの?
赤ちゃんは眠るのが仕事というくらいですから、すやすやと眠ってくれるものと思っていませんでしたか?
私もそう思っていました。
ですが、実際に出産してみて分かったのは、
「思ったより全然寝ない!」
ムスメは、寝かしつけなどしなくても勝手に寝てくれる赤ちゃんでしたが、そういう子は大きくなってからも良く寝るんですよね。
どうやらよく眠ってくれる子の方が珍しいと知ったのはムスコが産まれてから・・・
ムスコは赤ちゃんの頃から寝ない寝ない・・・
赤ちゃんって寝かしつけをしないと寝ないんだ!とカルチャーショックを受けました。
毎日、寝ないで泣いている赤ちゃんを抱っこして一晩中部屋をうろうろしている。。。
体力・メンタル共に削られていくんですよね。
こんな生活いつまで続くんだろうって、、、
本当に辛い(泣泣)
ママである自分も休みたいし、赤ちゃんの成長のためにもなんとか寝てほしい!
色々と調べた結果、赤ちゃんが寝ないのには訳があるようです。
原因① 「ママのお腹の中で、赤ちゃんは夜寝ない」
「お母さんのお腹の中で、赤ちゃんは夜寝ない」
びっくりじゃないですか?
私はこの事を初めて聞いた時、びっくりしました。
でも、ああ確かになと思い当たる事がありました。
- 臨月になって夜寝る時に胎動が酷くて眠れない
- 生まれたばかりの赤ちゃんが昼間の方が煩くても明るくてもよく寝ている
そんな経験ありませんか?
人間は、活動が活発になると血流が良くなって酸素をたくさん消費しますよね。
赤ちゃんがママのお腹の中にいる時、お母さんが活動している昼間に赤ちゃんも起きて活動してしまうと酸素をたくさん消費してしまうのでママも赤ちゃんも酸素が足りなくなってしまうのだとか。
なので、ママが休んでいて比較的酸素を必要としない夜に赤ちゃんは起きて活動しているそうです。
親孝行ですね〜
でもそうはいっていられません。
産まれたら夜寝てもらわなくっちゃ!
だって、夜はママも寝たいから!
眠れないと体力メンタル共に削られますよね。眠れないのは本当にキツい・・・眠らせない拷問があるくらいですから、本当に辛いです。切実な問題です。産後うつの原因の一つは睡眠不足じゃないかと思います。
原因② 「生き物にとって夜は危険」
人間は家があって安全に生活していますけど、
自然界に生きている動物たちにとって夜は危険がいっぱいです。
暗いので周りが良く見えず、敵に襲われる恐れがあるからです。
ですから動物は夜行性のものが多いですよね。
赤ちゃんにもそんな動物の本能が残っているので夜の眠りは浅いそうです。
眠れないと、疲れて泣いて眠れない、の悪循環
起きているときも静かな時は、眠いのでぼーっとしてまどろんでいることもあるそうです。
静かにしているからちょっと声をかけようと思って、眠ろうとしている赤ちゃんを起こしていることもあるそうです。
眠れなかった赤ちゃんは疲れて泣き、眠たいのに眠れずに泣いて眠れないという悪循環におちいってしまうそう。
そうなってしまうと、赤ちゃんもパニックになってギャン泣きが止まらないということも。
あーーー
我が家もありました。
これが毎日となるとママの体力精神共に疲弊しきってしまうんですよね。
赤ちゃんは夜眠るのがヘタクソ。リラックスできる環境とトレーニングが必要
というわけで、赤ちゃんは特に夜寝るのが下手くそなんですね。
夜寝るためには訓練が必要って訳です。
「入眠儀式」って聞いたことありますか?
「◯◯したら眠るよ。」
という、入眠前の儀式のような行動で、これを習慣づけると自然と眠くなるという魔法のような習慣なんです。
例えば、
- おもちゃにお休みを言ってから眠る。
- お風呂に入ったら歯磨きをしてお布団に入って眠る。
というものです。
行動を習慣化することにより、これから眠るんだという心の準備ができるのでスムーズに眠りに移行できるというものです。
また、「リラックスできる環境作り」も大事です。
ママのお腹の中にいる時から本能的に夜は寝なかった赤ちゃんですから、
夜は怖くないよ、安心だよ〜
寝ても大丈夫だよ〜
って感じてもらう必要があるんですね。
保育士さんに聞いたところ保育所でも実際に、お昼寝の時にリラックスできる環境作りを行っているということでした。
では、具体的にどうしたらいいかを見ていきましょう。
赤ちゃんに気持ちよく眠ってもらう方法は?
部屋の温度や湿度は快適ですか?
冬は寒くないようにお布団をたくさんかけて、夏も冷房で冷えないようにタオルケットかけて、ってしてあげていませんか?
新生児の場合は冷えないようにしてあげるのが大事なんですが、基本赤ちゃんは体温が高いので想像以上に暑がりです。
冬に寒かろうと思ってお布団をかけてあげると暑がって起きている事があります。
ムスコも全然寝てくれなかった時、まさかと思いましたが、「これで本当に寒くないの?」ってところまでお布団を取って眠るようになったという経験があります。
何しても寝ないよ、って時は、薄着にしてみてください。
意外と暑くて起きてしまっているのかもしれません。
人間は、体温が上がって、下がった時に眠りに入るというメカニズムがあるそうです。
なので、冷えが心配な方は、薄着にして眠った後に、軽くかけてあげるのがいいかもしれません。
ただ、かけすぎるとまた暑くなってすぐに目覚めてしまうので注意しましょう。
部屋を暗くして、リラックスできる音楽をかける
これは、実際に保育園でも行われている方法ですが、
部屋を暗くして、「α波が出る」系オルゴールなどのリラックスできる音楽を静かにかけます。
アロマを軽く炊くのもいいみたいです。
このことにより、リラックスして眠りにつく事ができるようです。
ただし、音楽や香りが強すぎると逆効果なので気を付けましょう。
また、これは入眠儀式とも関係があります。
暗くして、音楽をかけたら眠るんだよ、という入眠儀式につながるからです。
無印のアロマストーンは、電気も火も水も使わないので寝室に置いても安全。音もせず静かでふんわりと優しく香るのでおススメです。
アロマオイルは「おやすみ」という商品があって、柑橘とラベンダーをブレンドしたようないい香りで眠りを誘ってくれます。
ママが熟睡しちゃうくらいよく眠れる香り╰(*´︶`*)╯♡
無印の「おやすみ」は定価3,490円。ただし公式オンラインショップでは宅配料がかかるので、Amazonで配送料無料なら価格によってはお得ですよね。
おくるみを巻いてみる
子宮の中の状態を再現してあげると赤ちゃんは安心するようです。
子宮の中では赤ちゃんは、手足を曲げて子宮に包まれたようになっています。
なので、おくるみに包まれていると安心します。
おくるみを使用する時は、赤ちゃんの様子をよく見ながら巻いてあげてくださいね。手足を曲げた状態で巻いてあげます。
その時、暑くなりすぎないようにおくるみの中は薄着にしてあげましょう。
私は夏ならおくるみの中はオムツ一丁の時もありました。汗をたくさんかくのでこまめに様子を見てあげましょう。
これも、入眠儀式に絡んできますね。
巻いたら寝るんだよっていう。
おくるみは、お家にあるバスタオルや大判のガーゼなどでもいいんですが、手だけを包むもの、全身すっぽり入れるもの、チャック式のものなど色々な種類のものが出ています。
我が家も息子が眠ってくれなくておくるみを色々試したんですが、「ミラクルブランケット」というものがムスコにハマり、夜も30分、1時間とかで起きていたのが2時間くらいは眠ってくれるようになりました。
ミラクルブランケットがハマりすぎて、対象年齢を過ぎて使えなくなった時にこれなしで寝かすのが怖いくらいでした。
適度な収縮性があって、しっかりホールドしてほしい赤ちゃんにオススメです。
子宮の環境を再現するという意味では、ママの心音が安心する赤ちゃん。
うつ伏せが好きなら、ママの胸に乗せたまま一緒に眠ってしまうのもオススメです。
あまり構いすぎない
赤ちゃんが泣いていると、つい抱っこして揺らしたりトントンしたりと色々してしまいがちですが、ママが構いすぎることによって赤ちゃんが眠れなくなっている事があるそうです。
ショッキングですよね。
我が子のために良かれと思ってしていたことが、逆に赤ちゃんを起こしていたなんて!
抱っこやトントンが刺激になって起きてしまうなんて!
でも、実際に寝かせた赤ちゃんの胸に手を置くなどに留めて、ある程度見守るようにすると自然と寝てくれることもあります。
ギャン泣きしている時などは別ですが、あまり構わないようにして様子を見ることも大事みたいです。
諦める
これが意外と大事で、「赤ちゃんが寝ない!」とママがイライラしているとそれが伝わって寝ないということもあるそうです。
「今は寝たくないんだね」
とおおらかな気持ちで寄り添ってあげることにしましょう。
このまま、ママも一緒に寝ちゃおう。という気持ちで横になると意外とスッと寝たり(ママの方が最初に寝ちゃったり)するんですよね。
まとめ
よく眠ってもらうと赤ちゃんの成長のためにもいいことに加えて、ママもとっても楽になりますね。
でも、赤ちゃんは本能的に夜眠るのが下手なんですね。
なので、産まれてきてからトレーニングしないと上手に眠れるようにはならないようです。
基本は、生活リズムを整えて規則正しい生活をするのが大事です。
それに加えて、よく寝てもらうためのポイントは
グッズを導入したり入眠儀式を取り入れる場合は、旅行先や帰省先でも使える方法にするのがオススメです。
そうすれば旅行や帰省した際にも場所が変わってもいつもの環境がある程度再現できるので、興奮して寝ないという事態が防げるからです。
トレーニングにはそれなりに時間がかかるので焦らずじっくりと進めていってくださいね。
やる事をやったらあとは「日にち薬」。
年齢と共にだんだんと長く眠るようになるのである程度は諦めも必要かもしれません。
ママが元気でいられるように、あまり悩み過ぎずに体を休めるようにしてくださいね。
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