心が安定し、成績の良い子に育つ!子どもを早く寝かしつけるために我が家が実践している10の方法

この記事は約24分で読めます。
  • 子どもが夜なかなか寝てくれなくて困っている。
  • 早く寝せるためのコツはある?
  • みんなどうやって睡眠時間を確保しているの?

そんな疑問に答えます。

子どもが夜寝てくれない原因は?

お布団でゴロゴロする父子

以上のように、子どもにとって睡眠はとても大事なものです。

では、なぜ子どもたちは夜寝たがらないのでしょうか。

眠くないとぐずぐずしていつまでも起きたがるのでしょうか?

子どもが夜寝てくれない原因としては以下のようなことが考えられます。

子どもが寝てくれない原因
  • 寝付きが悪い
  • 眠りが浅い
  • 遅く寝る習慣が身についてしまっている
  • 子どもの塾・習い事や親の仕事が遅くまである

子どもが寝てくれない原因の記事に詳しくまとめていますので、詳しくはこちらをご覧ください。

子どもが夜寝てくれない!ぐっすり眠ってもらうために我が家で実践している対策とは?

我が家でも、特にムスコは生まれた時から寝付きが悪くて眠りが浅く、なかなか眠ってくれなくて苦労しました。

赤ちゃんの時の寝かしつけについて書いた記事はこちら↓↓

色々と試行錯誤した結果、我が家で試してすんなり眠るようになった&朝まで眠ってくれるようになった方法を紹介していきます。

なんだか、書いているうちに数がとても多くなってしまったのですが、各ご家庭でできることからやってみてもらえるといいと思います。

お子さんの睡眠で悩まれている方のお役に立てたら嬉しいです。

朝早く起きる・朝日を浴びる

人間は、朝起きて夜起きる。

当たり前のように感じますが、実は、洞窟のような真っ暗な環境にいてもおよそ1日の正しい周期で起きたり眠くなったりを繰り返すことができるそうです。

それは人間の体内にある「体内時計」のおかげなんです。

では、体内時計の周期は何時間だと思いますか?

なんと、24時間ではないんです。

体内時計の周期は、約25時間と言われており、1日の24時間と1時間の時差があります。

この体内時計は、朝日を浴びることで、体内時計がリセットされるのだそうです。

ただ、現代の生活では夜にも煌々と明かりをつけて活動したり、夜でも部屋も外も明るくなっています。

こうしたことから、現代人は体内時計が狂いやすく睡眠障害を引き起こしやすいのだそうです。

なので、

  • 朝は早く起きる
  • 起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる
  • 日中は日光を浴びて活動する

そうすることで体内時計をリセットし、自然なリズムでの睡眠に誘導することができるようになります。

睡眠時間を確保するために、夜に早く寝ることに目を向けがちですが、あさに早く起きることも意外と効果があるんですよ。

また、日光を浴びることで睡眠を促す「メラトニン」というホルモンの分泌が促されます。

朝はやめに起きることで、時間的にも心にも余裕を持てるので朝からバタバタしたりギャーギャーすることが減りました。(するにはしてますが(汗))

余裕を持って準備をしたり朝ごはんを食べることができ、さらに自然な覚醒に持っていくように目指しています。

昼間は活動的に過ごす

砂場で砂あそびする女の子

昼間は体を使って活動的に過ごすのも、夜の睡眠のためにはとても大事です。

お休みの日もできるだけ外に出て遊ぶようにしましょう。

雨などで室内で遊ぶ際には、お料理をしたり粘土や水遊びをしたりして五感をフルに使った遊びをすると程よく疲れてくれるのでおすすめです。

昼間に外に出て日光に当たることだけでも体力を使いますが、日光に当たることでメラトニンの原料となるセロトニンが作られ、夜のメラトニン分泌を促す効果もあります。

セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、やる気や幸福感につながり鬱の予防にも効果があると言われています。

昼寝も適度に取り入れる

眠る男の子

今、お子さんはお昼寝をしていますか?

お昼寝したがらないのでさせていない
夜眠くなるようにわざとお昼寝はさせていない

というママ・パパも多いのではないかと思います。

そういった場合、もしかすると、夜寝てくれない原因はお昼寝をさせていないせいかもしれません。

大人からしたら、眠かったら眠れよって感じなんですが、低年齢のうちは、眠すぎて眠れないという謎の現象が起きがちです。

実は、低年齢のうちは、適度にお昼寝をしないと逆に眠くなりすぎてしまった結果、夜に眠れないという訳のわからない悪循環が生まれるんです。

なので、眠りたがらなくても30分でも1時間でもお昼寝をさせてあげることで夕方までご機嫌に過ごしてもらい、夜もすっきりと眠れるようになることがあります。

我が家では、ムスメは年長さんまで、ムスコは幼稚園に入るまでお昼寝をしていました。

ムスコの場合は、幼稚園に入る頃から徐々にお昼寝をしたがらなくなり、お昼寝をすると夜の寝付きが悪くなってきたのでお昼寝をやめました。

このように、お昼寝をすることによって夜の寝付きが悪くなるまではお昼寝も適度に取り入れていく必要があるかなと感じます。

ただ、お昼寝を長時間してしまうと、夜の眠りにも影響してくるので、できれば16時までにはお昼寝を切り上げた方がいいでしょう。

寝室環境は快適に保つ。ポイントはやや涼し目

ベッド

眠りにつきやすくするために、寝室の環境は快適に保つようにします。

子どもは暑がりなので、冬も布団はかけすぎず、厚着もさせすぎないようにしています。

また、夏は扇風機やクーラーを適度に使って涼し目に設定しています。

冷房が効かないな?と思ったらこんなトラブルも考えてみてください↓↓

子どもは汗もかきやすいので寝具周りやパジャマも吸湿性がある肌触りの良いものを使って、快適に眠れるように清潔に保つようにしています。

さらに、なかなか寝室に行ってくれない時のために、寝室専用のぬいぐるみや絵本を用意しています。

お楽しみも必要ですよね。

脅して寝かしつけると、眠るのが怖くなってしまったりベッドに入るのを嫌がるようになってしまうので、結果的に逆効果です。

眠るのは楽しいよ。疲れが取れるよ。元気になるよ。とプラスの声がけを。

寝室のカーテンは遮光に。真っ暗にして眠る

ムスコが朝日が上るとともに起きてしまうので、寝室のカーテンは遮光に変えました。

また、寝室の天井照明は基本つけません。

その代わり間接照明のみの薄暗い明かりにして眠たくなる環境にしています。

私がアロマ好きなので、好きなアロマを炊くことも。

炊くといっても寝室に火気は危ないので、無印のアロマストーンをおいています。

ただ、香りが強すぎると睡眠の妨げになるので使いすぎは要注意です。ほんのり香る程度です。

薄暗い明かりを消すと、真っ暗。

真っ暗なほうが睡眠の質はよくなるようです。

ただ、真っ暗が怖い子は薄明かりをつけてあげると良いですね。

置けて持ち運べて、ドアの取っ手にもかけられる無印のライトはオススメ↓↓

眠ってしまってから消してあげましょう。

暗くすると眠るシステムのように、子どもたちコテンと寝ますw

ただ、まだ眠くない時は子どもたち喋り続けようとするんですね。

そんな時は、暗いまま小声で少しだけ話をしたら、「ここからは静かにしようね。」と

おしゃべりを止めます。

もそもそ動いている時は、動いていると眠れないよ。じっとしようね。

そうしているうちにすやすや・・・夢の中です。

夜眠る前の行動は変えない!入眠儀式として行動をルーティーン化

子どもがなかなか寝てくれないと悩んだことがある方なら、「入眠儀式」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

眠る前に毎回、何かしら決まった行動をとることで、入眠へ向けて自然と心と体を徐々にシフトしていくもので、まるで眠るための儀式のようなのでそのように呼ばれています。

我が家では、夕方以降は

我が家の夕方のルーティン
  • 18時:夕食
  • 19時:お風呂
  • 20時:消灯・就寝

と決めています。

きっちり正確に時間厳守!なわけではなく大体の時間ではあるのですが、まあ大体この通りにしています。

行事や予定によって、これに当てはまらないこともありますその時は「特別ね」ってことにして大体はこのスケジュールを守っています。

本当はムスコはもうちょっと早く寝せたいのですが、歳の離れた上の兄弟がいるとそう上手くもいきませんね。それは置いておいて・・・

基本これらの時間は動かさず、このスケジュールに合わせて、習い事は18時まで帰宅できるようにしたり、出かける用事がある時は帰ってきてからすぐに夕飯を食べれるようにあらかじめ作っておいたり工夫もします。

用事があって夕飯を用意しておけなかった場合は、お惣菜や外食を利用することもあります。

そうまでしてスケジュール優先ですw

このスケジュールを守ることで、改めて入眠儀式を用意しなくても、体も心も自然に眠る体勢に入っていきます。

しかも、しっかり20時には眠ることができます。

子どもも何時にはお風呂、何時には寝る、という習慣が身につくのでお片付けを自分から始めたり、夕食の準備を手伝ってくれたりして良いことだらけです。

親が外で働いているとなかなかそうは言っていられない場合もあると思うんですが、この時間までに寝せたいというリミットを決めてそれに向けてスケジュールを決めてしまうという方法は忙しくはなりますが、早く眠るのにはかなり効果的なので参考にしてみてください。

夜寝る前は絵本タイム!テレビやスマホ、パソコンは見ない

寝る前の絵本タイム

寝る前は強い刺激になるもの、ブルーライトなどは控えます。

寝る前は大抵お布団の上でゴロゴロしながら今日あった出来事を話したり、絵本を読む時間にしています。

絵本もあまり刺激のあるドキドキしたお話よりも、ゆったりして眠気を誘うものがおすすめです。

寝かしつけの時間、パパには静かに帰宅してもらう

パパの帰宅

子どもたちをこれから寝かしつけようと思ったのに
やっとウトウトしたところなのに
寝たところなのに

バッタン!という扉を閉める大きな音とともにパパ帰宅!ってことありませんか?

子どもたちは起きてしまい、興奮してしまい、パパも嬉しいもんだから遊んじゃって・・・orz

ってことありませんか?

そうなってしまったら今までの苦労全てが台無し!

子どもたちの次の日にも影響してしまいますよね。

じゃあパパが寝かしつけてよね!って言ったところで、じゃあ風呂入ってくるわとか逃げられて結局尻拭いも全部ママかよ!って、はい、グチですww

こうなるのが悔しすぎるので、我が家ではパパに子どもたちが眠る時間をお伝えして、その時間に帰宅する場合は忍者の如く静かに帰宅するように指令を出しています。

パパの協力も不可欠です。

休日もなるべく生活リズムを崩さない

早起きして朝ごはんを作ったりお弁当を作り、子どもたちの準備を手伝って幼稚園や保育園、学校に送り出す。

そんな忙しいスケジュールで過ごしている平日を乗り切り、週末になるとホッとして朝もゆっくりと起きたりだらだらと過ごしたくなりますよね。

ただ、子どもの睡眠のためには休日もなるべく生活リズムを崩さないように過ごすのがおすすめです。

大人も経験があると思うのですが、休前日だからといって、遅く起きたり夜更かしをしてしまう、また休日だからといって長く眠りすぎたりしてしまうと、週明け体がだるくなったり起きにくくなったりしたことありませんか?

ありますよね?(私はあります)

たくさん寝てしまうと、夜に眠れなくなってしまいます。

また、寝溜めで平日の寝不足を解消することはできないことが医学的にもわかっています。

一旦生活リズムが崩れてしまうと、もとに戻すというのは大変です。

休日も生活リズムは大きく崩さずメリハリをつけて、十分に休息をとったり体を動かしたりして過ごすようにしましょう。

ママも一緒に寝る

親子でお昼寝

我が家では、なるべくママ・パパも一緒にお布団に入って可能ならそのまま一緒に就寝します。

私も子どもの頃そうでしたが、親が起きていると自分が眠っている間に何しているんだろうって気になるんですよね。

隣の部屋からテレビの音が聞こえたり、ゴソゴソしたりすると眠りの浅い子は起きてしまうこともあります。

我が家ではムスコは眠ったと思っても、私がお布団から出てしまうと必ずと言って良いほど起きてきちゃうんですよね。

そうなってしまうと、寝かしつけもまた一からやり直しでかなりめんどくさいし、パパ・ママも夜に起きるメリットがなくなってしまいます。

なので、この際思い切って一緒に眠ってしまうようにしました。

一緒に寝てしまえば、この後○○やらなきゃいけないのになかなか寝てくれない!なんてイライラすることもありませんよね。

むしろ、自分の方が先に寝ていることもあります(////)

そうするとムスメもムスコも朝までぐっすりと眠ってくれることが多くなりました。

私は、夜更かししない分早起きすることにして、やることを朝に回してしまうことにしました。

元々ロングスリーパーなこともあり、睡眠が十分に取れると体調もいいです。

ムスメも小学生になってからは、夜更かしをしてみたいという気持ちが出てきました。

そんな時は無理して寝かせようとせず、話し合い、「もうお姉さんやし、21時までには寝る」と決めて一時期少し遅めに寝ることにした時期もありました。

ムスメはその時間にテレビを見たり本を読んだり、好きなことをして過ごしていたようです。

ただ、何ヶ月か経過して、彼女はあることに気がつきました。

「夜更かしするようになってから、朝起きるのが辛い。昼間も眠たくなる」

たった1時間の夜更かしでしたが、彼女にとってはそれが辛かったようです。

自分から、「やっぱり(弟や私と)一緒の時間に寝る」と言って、また20時には寝る生活に戻りました。

やってみて自分で気づくっていうのも大事ですよね。

まとめ

子どもの成長にとって睡眠が大事なことはみなさんよくわかっていると思います。

最近の研究によって、睡眠の重要性というのがより詳しくわかってきています。

例えば、

  • 脳の成長発達にも影響
  • 子どもの心の発達にも影響
  • イライラしやすかったり、キレやすい
  • 将来の健康リスクが上がる

子どもの健やかな成長や生活のためには、十分な睡眠が欠かせないのです。

せっかく頑張って夜遅くまで塾に通って勉強したり習い事をしても、集中できなかったり記憶力が低下してしまったら元も子もありませんよね。

なので、基本の生活習慣を整えることは、子どもの能力向上や成績のためにもとても大事なことなのです。

子どもはまだ小さなうちは親の生活習慣に影響を受けるところが大きいです。

なので、親がまず率先して健康的な生活習慣に見直してみることが大事かもしれません。

親の方も体調が良くなって一石二鳥ですよ。ぜひお試しを

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