【メンタル】帝王切開は怖い?2人を帝王切開で出産したわたしの体験談

この記事は約12分で読めます。

帝王切開は怖い。こんな私はママ失格?
どのようなメンタルを持って挑んだらいい?

このような帝王切開を控えたママのお悩みを解決します。

帝王切開は怖い?経膣分娩は怖くない?

この記事を読んでくださっている方は、帝王切開をすることが決まった方だと思います。

帝王切開をする必要があると分かってはいるけど「手術するのは怖い((((;゚Д゚)))))))!」と感じますよね。

私も帝王切開が必要と分かったときは怖かったです。
手術はもちろん、入院もしたことがなかったからです。

赤ちゃんのこともママのことも助けるための手術だと分かってはいますが、
リスクもあるということも知っているだけに怖いという気持ちが先立ちます。

「もしかしたら手術に失敗してもう生きて帰れないかも・・・」
「 赤ちゃんと旦那を残して死ぬことになったら子どもが不憫すぎる((´;Д;`))」

とか、最悪なことばかりが頭を駆け巡ったりします。

病気でもないのに手術台に上がってお腹を開けられる。
怖くて当たり前ですよ。怖くても全然大丈夫。普通のことです。

妊娠中のホルモンの影響もあって不安に拍車がかかっている状態ですから、ますます不安になって恐怖に感じてしまうんですよね。

でもよく考えてみてください。
経膣分娩にもリスクはあります。
出産のビデオを見て、あんなに苦しむなら子どもはいらないと思った方いませんか?何を隠そう、わたしもその一人でした。
経膣分娩だって痛いし陣痛が長時間続いて辛いし怖いですよね。

妊娠中、出産中にトラブルが起きることもあります。
わたしは帝王切開だろうが、経膣分娩だろうが怖いです。

でもそれで普通だと思います。
まず、「怖くて普通」これを受け入れましょう。

出産は奇跡の連続。どんなことが起きてもおかしくないという心構えを持とう

夕日と赤ちゃんをたかいたかいするママ

自分が出産してみなかったらわからなかったことがあります。

妊娠・出産は本当に奇跡の連続なんだということ。
赤ちゃんが健康に無事に生まれてきてくれるということは、大袈裟でもなんでもなく奇跡なんだということ。

  • なかなか妊娠できなくて、普通に妊娠できることは普通じゃないんだなと感じた。
  • 切迫流産になって長期入院が必要になり妊娠を継続できるか不安だった。
  • お腹の赤ちゃんに病気があることがわかり、出産までたどり着けるか分からない状態だった。

などなど・・・

自分が妊娠・出産を経験し、周りのママ友などの話も聞いて実感したことです。

だから、出産方法なんて細かいことはどうでもいい。
ただ、無事に産まれてきてくれたらそれでいいと思います。

出産は命がけ。
命を落とすこともある。

そのリスクがどんな人にでも、どんなに気をつけていても起きる可能性があるのが妊娠・出産です。

経膣分娩でも、帝王切開でも、無痛分娩でもどのお産方法でも赤ちゃんもママも頑張って命がけで産んで産まれてくるんですから、ママも赤ちゃんも凄い!

全てのママ、リスペクトです!

お医者さんは、無闇に帝王切開にしようとしているんじゃない。
経膣分娩ではリスクがあると判断したから帝王切開に踏み切るんです。

できる限り経膣分娩で産ませたいけど、いろんな状況を判断した上でリスクがある。ママや赤ちゃんを救いたいって思いで帝王切開に踏み切るんです。

信頼できるお医者さんになら自分と赤ちゃんを任せられますよね。

赤ちゃんが無事産まれてきたら、嬉しくて可愛くて大変だったことや恐怖心なんて忘れてしまいますよ!

『帝王切開だと赤ちゃんに愛情がわかない?後悔している?不妊になる?』偏見が一番怖い

でま

帝王切開だと赤ちゃんに愛情が湧かないとか不妊になるとか母乳が出ないとか子育てが下手だとか、
そう言う都市伝説があるようです。

経膣分娩にやたらこだわる人、帝王切開はこどもに愛着が湧かないからダメとディスる人がいます。

心ない言葉をかけられた人も実際にわたしの周りにもいます。

そういう人って無知なんだなと思います。同じ女性として恥ずかしい。悲しくなります。
はっきり言って経膣分娩だろうが帝王切開だろうが無痛分娩だろうがそんなのどうでもいいです。

ママと赤ちゃんが無事で出産を終えることができるのが一番だからです。

帝王切開だと赤ちゃんに愛情が湧かないとか不妊になるとか母乳が出ないとか子育てが下手だとか、
そんなことってあると思います?

こんな話、全くエビデンス(科学的根拠)がありません。

私は、帝王切開手術を受けるとき手術室のベッド上で

『母子安全だったらなんでも良い。
どうか子どもだけでも健康で無事に生まれてきてほしい。』

そういう心境でした。
おそらく帝王切開のママさんみんなそうだったのではないかなと思います。

医師だって経膣分娩ではリスクが大きいと判断したから帝王切開って決めるんですよ。
帝王切開にもリスクがあります。
でも
それよりもママにとっても赤ちゃんにとっても経膣分娩の方がリスクが大きいから帝王切開にしようって決めてるんです。

帝王切開ができなかった時代にはお産で命を落とす母子がとっても多かったそうです。

経膣分娩を望んでいたママは、経膣分娩でなかったことは残念だったかもしれません。

でもママと子どもが健やかでここにいる。

とっても幸せなことじゃないですか。

わたしは子どもふたりとも帝王切開で出産しましたが、
帝王切開で産んだせいで愛情が湧かないなんてことは全然ないし、後悔もしていません。

そんなこと言われたら

はああああああああ!?めっちゃくちゃ可愛いですけど?

って感じです。
溺愛です。

お産では帝王切開には帝王切開なりの、経膣分娩には経膣なりの大変さがあります。
(経膣は経験してないけど、いろんな話を聞くと大変さがよーーーくわかります。)

どの出産でもリスクがあって、命がけです。

経膣分娩しかり、帝王切開しかり、ママは命懸けで赤ちゃんを産みます。

でも、お子さんへの愛情は、出産の大変さで変わるわけではありません。
そんなエビデンスも全くありません。

経膣でも帝王切開でも、母子ともに健康で無事に出産を終える事ができたから愛することもできるんですよね。

帝王切開のママは、自分と子どもを守るために
自分の体は健康なのに自ら手術台に上がり、手術を受けるというリスクを負ったんです。

子どもと自分を守るためにリスクを負ったのになぜ愛情がないと言えるんですか?
そんなことを言う人は全く意味不明です。恥ずかしいです。

大事なのでもう一度言います。

帝王切開でも子どもへの愛情はむちゃくちゃあふれてるし、
母乳不足や不妊の原因が帝王切開にあるなんて全く根拠がありません!

そう言う偏見が一番怖いです。
相手にすると消耗するので相手にしないのが一番です。

偏見にさらされてもヘコまない為に正しい知識と自信を持ってくださいね。

子どもに対して一生懸命になるあまり、子どもに問題があると自分に原因があるんじゃないか、帝王切開で産んだせいなんじゃないかと考えてしまうママの気持ちはよおおおーーーーくわかります。

でも、ママ自身も変な思い込みを持たないようにしましょう。

  • 帝王切開だからって、子どもに対する愛情が不足するなんてことありません!
  • 帝王切開だから母乳育児がうまくいかないなんてエビデンスはありません!
  • 帝王切開だったから子どもの発達が遅れる、病気にかかりやすいなんてエビデンスはありません!
  • 帝王切開だったからって子どもが非行に走るなんてことはありません

要は、産まれてからの子どもへの接し方、関わりが全てです。

産み方ひとつでその人の人生が決まるわけないです。医学が証明していますから。

ね?(^^)

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帝王切開で超緊張!手術前が恐怖心の最高潮。緊張しすぎて起きたトラブル

手術用品

手術に入るまえ、これが緊張や不安のクライマックスだろうと思います。
初めてなら尚更、ドキドキが止まりませんよね。

強すぎる恐怖心や緊張が悪影響を及ぼすことがあります。
血圧が上がりすぎたり、心拍数が上がりすぎたりするので余計なトラブルが起きる可能性があります。

わたしも緊張しすぎて息苦しくなったり、想定以上に麻酔が効きすぎたりしてしまいました。

緊張してもしなくても、もうここまできたらお医者さんに任せるしかないんです。
帝王切開は、手術後も心配が続く病気でする手術とは違って、赤ちゃんに会えるための明るい手術です!

皆さんは、このようなことにならないように、リラックスして手術に臨んでくださいね。

リラックスすることで力が抜けて痛みが和らいだり、余計な症状が出て苦しむことが少なくなりますよ。

帝王切開中の心境は?しんどすぎて他の感情がわかない=恐怖心もない

帝王切開って楽に出産できると思っている方がいるみたいです。

実母がまさにそうでした。

楽でよかったね」って言われたんです。耳を疑いました。

苦労自慢するわけじゃないですが、実際、全っ然楽じゃないんですよね。

確かに出産の瞬間は麻酔が効いているので痛くはないですし、切開されているお腹も見えないので出産しているって感じではありません。
赤ちゃん自体は手術開始から5分くらいで出てきますしね。

でも、麻酔の副作用で身体面でのしんどさもあったり心理面での不安も大きいです。手術後も痛みとの戦いですしね。

私は手術中に麻酔が想定より効きすぎてしまい、えらい目に合いました。

手術が始まっているのに、息苦しくなって意識が遠のくような感覚に見まわれ、そばについていてくれた助産師さんに「rikekoさん!大丈夫ですか?」と聞かれても、うまくうまく答えられませんでした。
身体はガクガク震えてくるしモニターされている血圧もかなり下がっていて勝手に涙も出てくるし、助産師さんも何度も「rikekoさん!大丈夫ですか?」なんて聞くものだから、「私、このまま死ぬかもしれない」とさえ思いました。

後でわかったことですが、これは麻酔が効きすぎたりことによる副作用だったようです。
お医者さんも気にしながら手術を進めてくれていたようで、薬などで対処するか否かのギリギリだったそうです。

赤ちゃんが出てきた時も、自分のしんどさが上回ってしまい、「赤ちゃんですよ〜」と顔のところに連れてきてもらっても、うんうんとうなずくことしかできませんでした。
心の中では、「赤ちゃん、無事で良かった。でも私も早く楽になりたい〜(泣)」と叫んでいました。

手術中は恐怖を感じている暇もなくしんどすぎました。無事に生還できた今となっては笑って話せますけどね。

手術中の詳しい様子については、帝王切開ってどんなことするの?2人を帝王切開で産んだわたしの体験談の記事にまとめました。

【心の持ち方】ネガティブワードはネット検索しない!入院中の楽しいことだけをイメージして当日を迎えよう。

うきうきワクワク

確かに帝王切開は怖いです。痛いです。

さらに、インターネット上には、痛かったり辛かったり壮絶な経験がピックアップされがちです。

「意外と大丈夫だったわ」とか「ふつうだった」という意見ってあえて書きませんもんね。

人間、未体験だったり知らないことは怖いのである程度の情報収集は必要です。でも、ネガティブな情報を見聞きすると、余計不安になってしまいますよね。なので、ネット検索はいっそのことやめて、楽しい情報だけを見るようにしましょう。

産まれたばかりの可愛い赤ちゃんを見たら癒されますし、怖かったことなんて吹っ飛んでしまいますよ。

また、入院中はいいこともあります。

経膣分娩よりも長い入院期間中は家事をしなくてもいいですし、産まれたばかりの赤ちゃんは結構眠ってくれるので授乳や食事以外の時間は基本自由時間です。
上の子がいる場合は、普段の慌ただしい育児からも解放されて赤ちゃんとのゆったりした時間を過ごす数少ないチャンスでもあるんですよね。入院中は、自分の時間を確保できる貴重なチャンスだったりするので、体を休めたり好きな本や漫画を持ち込んで好きなだけ読めます。
病気の入院じゃないので、基本的に食べたいものは食べれるし、病院内は静かだし、夜の授乳で眠れなかったら誰にも邪魔されずにお昼寝もできます。

「入院中は何しようかな?」「何を食べようかな?」「赤ちゃんといっぱい写真を撮ろう!」
楽しいことをイメージしてリラックスして帝王切開に備えることにしましょう。

入院生活については、【入院生活】2人を帝王切開で出産した私の入院体験談をご覧ください。

赤ちゃんが産まれた後のお七夜のこととか・・・

髪の毛筆のこととか考えておくのもいいかもです。

退院時のベビードレスはもう準備しましたか?

Amazonファミリーには加入しましたか?

いただく予定のお祝いのお返しも今から考えておいた方が後々楽ですよ。

赤ちゃんもお母さんも健康で退院できますように!

お祈りしています。

まとめ

帝王切開は痛いし、怖いです。

それがふつうですから大丈夫です。妊娠中のホルモンの影響でよけいに不安や恐怖心が増している状態です。

そんなにも怖い思いをして命がけで赤ちゃんを出産しようとしているママは凄いです。世界中のママ、リスペクト!

怖かったら無理をして感情をおさえこめずに、怖いって言っても大丈夫です。
旦那さんや親友、助産師さんやお医者さんに相談してみましょう。
病院にもよりますが、助産師さんと話し合って、手術中に不安を和らげるために音楽をかけてもらったり声がけをしてもらえたりする場合もあります。

お医者さんも、ママと赤ちゃんを守ろうと必死に頑張ってくれています。
不安や緊張が強すぎると思わぬトラブルになってしまうこともあるので、出来るだけ楽しいことをイメージしてリラックスして手術に臨みましょう。

経膣分娩にも通じることですが、できるだけリラックスしてお産に臨むと痛みも和らぎますし、意外にも辛くなく、トラブルも少なくなると言われています。

「案ずるよりも産むが易し」です。

できるだけリラックスできる環境を作ってみてくださいね。

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