- 自販機でお金を入れたら戻ってきてしまう!
- 入る硬貨と入らない硬貨があるのはなぜ?
- 戻ってこないようにするにはどうしたらいいの?
そんなお悩みに応えます。
自販機にお金が入らない!偽札?偽造通貨?入れ方が悪いの?
自動販売機でジュースを買おうと思った時にお金が入っていかないことってありませんか?
子どもを連れていて喉が渇いたので自販機で飲み物を買おうと思ったのに、お金が入っていかない!
子どもは「ママ、早く!早く」って焦らせるし、
どうして入っていかないの?
偽札なの?
偽造通貨をつかまされた?
私の入れ方が悪いの?
急いでいる時、何度やっても入っていかないとイライラしてしまいます。
そんなことが最近度々あって、自分の入れ方が悪いなら直したい!と思ったので調べてみました。
お金が入っていかないのは自販機のセンサーが原因
自販機にお金が入っていかないのは、大きく分けて2つの原因があるようです。
- 入れたお金の不良
- 自販機側の不良
その原因を詳しくみていきましょう。
お金の不良が原因!自販機のセンサーは緻密
自販機にお金を入れると、自動で硬貨の種別を判別して入れた金額を判定してくれますよね。
自販機内にはお金を選別するセンサーがついていて、本物の硬貨か?何円硬貨か?などを判別しています。
防犯の都合上、その詳細については秘密だそうですが、人間が触っただけでは分からないような重さの差や、肉眼では分からない傷などまで検知しているのだそうです。
人間には分からないのような細かいところまで判定しているので、実際は本当のお金であってもちょっとした不良で通らないこともあるんです。
偽造通貨は通らないように厳密な設定にしているので、自販機を設置している商店や業者が損害を出さないためにはそこはある程度は仕方のないことですよね。
自販機のお金判別センサーはメンテナンス不足で故障していることもある
自販機に飲み物を補充している場面に出会った人も多くいると思います。
自販機に飲み物を補充してくれる職業の方をベンダーマンと言います。
ベンダーマンがしっかりとお仕事をしてくれているおかげで私たちは自販機を利用でき、お店がないところでも喉が乾いたら飲み物を買うことができる便利な生活をできているんですね。
感謝です。
先ほど、自販機ではお金を判別しているセンサーがあるとお話ししました。
このお金を判別するセンサー部分をコインメックというそうです。
お金はとても汚れているものなので、通貨が何度も通過するコインメックは、時間の経過と共にどんどん汚れていきます。
通常は、ベンダーマンが、商品の補充時に自販機も清掃してくれるので自販機の清潔や性能が保たれているんです。
しかし、実はベンダーマンにもノルマがあり、少ない人数でたくさんの自販機を回らなくてならずとても忙しいのです。
なので、飲み物を補充した後の清掃をどうしても後回しにしてしまうことがあるそうです。
もちろん、丁寧に作業をしてくれているベンダーマンもたくさんいらっしゃるのですが、こう言ったメンテナンス作業をいい加減にしていたり手抜きしていたりするために不都合が起きることもあります。
お金が戻ってきてしまう自販機は、このようにメンテナンス不足でコインメックが汚れているために起こる不都合や故障に気づかず放置されているためであることもあるそうです。
その他、自販機のメンテナンスの際にセンサーを作動し忘れていたなんてこともあるそうです。
自販機の電源が入っていない
初歩的なところすぎて、本当にこんなことあるの?って思ってしまいますが、実際にあるそうです。
設置やメンテナンスの際に電源を落として、そのまま電源を入れ忘れていたり、そのほかの原因で自販機自体に電源が入っていないこともあるそうです。
自販機にお金が入っていかない時にはどうしたら良い?
自販機にお金が入っていかない原因は分かったけれど、現実問題としてお金が戻ってきちゃうような時はどうしたらいいの?
その方法を思いつく限り並べてみました。
自販機の電源が入っているかを確認する
自販機に電気は付いていますか?
ボタンにライトは付いていますか?
後ろに回ってみて、電源プラグは刺さっているかを確認しましょう。
シワのあるお札はアイロンで伸ばす
折り目やシワのあるお札は戻ってきやすいです。
そんな時はアイロンでシワを伸ばしてから使いましょう。
お家に帰ってからアイロンをかけてもいいですが、その場でやるとしたら、手のひらで「手アイロン」をかけるのも意外と効果がありますよ。
裏表を変えたり、上下を入れ替えたりすると通ったりもします。
お金を変えてみる
お財布に他の硬貨やお札があれば、使えないのはお財布に戻して別の硬貨やお札を使ってみましょう。
もし、帰ってきてしまうお金に問題があるなら交換で解決するはずです。
でも、交換してもダメな場合もありますが・・・
硬貨を投入する時、角度や速度を変えて投入してみる
硬貨投入口に硬貨を投入する時、投入する角度や速度を変えて投入すると入ることがあります。
- 裏表を変える
- 斜め下側からいれてみる
- 斜め上側から入れてみる
- 1枚ずつゆっくり入れる
- デコピンで速度をつけて入れる
このようにして入ればラッキーですが、実際はなかなかうまくいかないことが多いです。
自販機の連絡先に電話する
自販機には、トラブルがあったときのために、コールセンターの電話番号が記載されています。
投入した硬貨が戻ってきてしまった場合にも、ここに電話してみてください。
コインメックの不具合だった場合、放置していると、その自販機はいつまで経ってもつかえないままの可能性もあります。
即効性のある対処法ではありませんが、連絡してあげれば、点検や修理をしてまた使えるようになるでしょう。
硬貨が戻ってこなくなった場合も同様に連絡すると後日返金されます。
キャッシュレス対応の自販機を利用する
最近増えてきたキャッシュレス対応の自販機。
これなら硬貨が戻ってくることはありません。
ICOCAやSuicaなど交通系ICに対応している自販機が多いような気がしますが、iDやnanaco、WAONなどに対応しているものもありますね。
お釣りもなく、硬貨が戻ってきてしまうストレスもないのでとても便利ですよね。
まとめ
街中の至る所にあり、お店がないところでも飲み物が買えて便利な自動販売機。
子どもは我慢するのが苦手なので、こどもを連れているときに飲み物が欲しくなって自販機にお世話になることが多く、ありがたいなあと思います。
自販機を管理・補充してくれるベンダーマンにも感謝の気持ちでいっぱいです。
一方で、お金が入っていかないことがあり、なんでなの?と調べたところ、お金の摩耗や自販機のコインメック不良が原因のことが多いことがわかりました。
偽造通貨を使ったりして自販機の不正利用などを防ぐものとして、センサーを厳しくするのはとても大事なことです。
なかなかお金が入っていかないとイライラしてしまいますが、便利な自販機を提供してくれているお店の方や飲料会社が損害を被らないためにも必要なことなのかなあと考えさせられました。
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