- 入園候補の幼稚園がお弁当なので迷っている。
- 好き嫌いが多い子だけど、幼稚園では給食でも大丈夫かな?
- 幼稚園がお弁当か給食かの選択制。
- 毎日お弁当を作る自信がないんだけど・・・子どものためにはお弁当の方がいいの?
そんなお悩みに答えます。
【お弁当 or 給食】子どものためにはどっちがいいの?
今まで家庭で全ての食事を済ませていた子ども。
大きくなって保育園や幼稚園に通うようになると、親の目や手を離れた場所で食事をする機会が増えます。
幼稚園によっては、「昼食はお弁当を持ってきてください」と言われて毎日お弁当というところもあれば、「全て給食です」というところもあるでしょう。
また、その子ども子どもによってお弁当と給食の選択制というところもあります。
お弁当か給食か?
幼稚園選びの大きなポイントでもあり、迷ってしまいますよね。
忙しい朝にお弁当を作るのは大変なものです。
週のうちでお弁当の日が増えればその分負担も増えるので、お弁当の回数が多い園はちょっと敬遠してしまいがちです。
ただ、親としては自分の負担もさることながら
「お弁当と給食、どちらにするのが子どものためなのか?」
結局そこに行き着くのではないでしょうか?
ここでは、お弁当・給食それぞれのメリット・デメリットを比べてみました。
お弁当のメリット・デメリット
- 子どもが好きなものを入れられるので完食しやすい
- ママが子どもの摂取する栄養を管理しやすい
- アレルギーにも対応しやすい
- 食費が安く済むことも
- 親子のコミュニケーションの手段にもなる
- 栄養のバランスが偏りやすい?
- 好きなものばかり食べるようになる?
- 毎日お弁当を作るのは大変?
完食しやすく自己肯定感アップにつながる
毎日、ママの作ってくれたお弁当を持参する場合、お弁当には子どもの好きなもの・食べやすいものや量を入れられるので子どもが完食しやすいです。
また、子どもの体調や気分、季節によって食材を変えたり量を調整できるので、子どもにとってはママの愛情を感じつつ、食べやすいメニューが食べられるというメリットがあります。
家庭とは違った環境で食事をすると言うのは、子どもたちにとって意外と大変なことです。
食事を完食するということは、子どもが「できた!」という達成感を持つことができ、自信にもつながります。
我が家でも園から帰ってきてから、「今日も全部食べたよ」と子どもが嬉しそうに話すのが日課になっており、ママにも褒めてもらうことでさらなる自信になるようです。
「今日もお弁当美味しかったよ!」
「どんなおかずが好き?」
「嫌いな食材もこのおかずなら食べられるよ!」
などと親子の良いコミュニケーションにもつながります。
栄養や食材の管理がしやすくアレルギー対策にも◉
お弁当もママが作るということになると、子どもの口に入るほとんどのものはママが作ったものと言うことになるので、食べるものや栄養バランスの管理もしやすくなりますよね。
これは特にアレルギーのお子さんを持つ親御さんには安心できると思います。
前日のおかずの残りを詰めたりもできるので、給食代を考えるとお弁当は食費の節約にもなりますよ。
偏食や好き嫌いが治らなくなる?
一方で、食べやすいものや好きなものばかりを食べているので偏食に繋がったり好き嫌いが治らないのではないか?と心配する方もいるでしょう。
好き嫌いのある方はわかると思いますが、食べ物の好き嫌いはいずれ自然に治ることも多いです。
今は、食感や味が好きでなくても、何らかのきっかけや時期がきたら好きになることもあります。
小学校に入って給食になったら食べられるようになったと言う話もよく聞きます。
なので、今無理に直さなくてもいいかなと個人的には思います。
栄養バランスについても、お弁当以外の朝食や夕食で賄うようにすれば大丈夫。
1日のうちにバランスがよくなくても、1週間くらいのスパンで考えると楽になりますよ。
毎日のお弁当作りは大変
このように、色々なことを考えて毎日お弁当を作らなくてはならないとなると、特に初めてのママは大変に感じるかもしれません。
どの幼稚園にしようか迷って踏み切れない大きな理由はお弁当、と言う話も実際に聞きます。
でも、お弁当作りには慣れますし、毎日のお弁当作りを楽にするちょっとしたコツもあります。
それについては、後の項で紹介していきますね。
給食のメリット・デメリット
- プロが作った食事で栄養バランスがいい
- みんなと同じものを食べることで好き嫌いが克服しやすい
- お弁当を作らなくていいので親は楽
- 暖かいもの・汁物を食べられる
- 食べ慣れていない食材や味で完食できないことも
- 一部アレルギーに対応できないことも
- 食費が高くつく?
栄養バランスの整った食事が摂れる
毎日お弁当を作らなくてもいいのでママに人気の給食ですが、子どもたちへのメリットはどうでしょうか?
給食の最も大きなメリットとしては、プロの栄養士さんが作ったバリエーション豊かで栄養バランスの整った食事を摂れると言うことでしょうか。
暖かいもの・冷たいものをそのまま食べられる
また、汁物やゼリーなどお弁当では難しい暖かい料理・冷たい料理を食べられることも魅力の一つです。
暑い日には冷たいものを、寒い日に暖かいものを食べられるのはありがたいですよね。
お弁当でも保温庫を使ってお弁当を温めたりしますが、汁物はなかなか難しいですもんね。
食べ慣れない食事で完食が難しいことも
園によっては国際色豊かな様々な献立が日替わりで並ぶところもありますね。(ママは羨ましい・・・)
一方で、家庭では食べ慣れていない食感や味の料理は幼児にとっては食べにくいと感じてしまうことが多いのも事実です。
実際に、我が家の子どもが通う幼稚園でも給食はあるのですが、給食の料理は食べにくくて残す子が多いそうです。
みんなで食べることで好き嫌い克服も
反面、みんなが同じメニューを食べると言うことで、お友だちにつられやすい時期の子どもたちは普段食べない食材も食べえるようになり、好き嫌いを克服したと言う声も聞きます。
これはありがたいですよね。
しかし、一部のアレルギーには対応していないこともあり、アレルギーを持つお子さんは事前に献立をチェックして別メニューとなったりお弁当持参となって子どもが疎外感を感じることもあります。
お弁当よりも食費が高くつく
給食ということでママは楽できますが、その分費用が高くつくと言うデメリットもあります。
【後ろめたさを感じる必要なし】冷凍食品は美味しくて便利!お弁当作りが大変だと感じたら利用しない手はない
毎日のお弁当作りって大変そうだなあと感じて敬遠しているママもたくさんいらっしゃると思います。
ただ、ちょっとしたコツがあって、お弁当作りは時短で行けます。
私も初めは30分とかかかっていましたが、今は15分〜20分くらいでお弁当が完成するようになりました。
コツとしては、
- 前の日の残り物を詰める
- 冷凍できる作り置きを使う
- 冷凍食品を使う
なんですが、冷凍保存できるおかずの作り方はこちら↓↓の記事にも載せていますので参考になさってくださいね。
↓↓
冷凍食品を使うと言うと、敬遠されるママが多いと思います。
- 冷凍食品て体に悪いんじゃない?
- 手を抜いている感が・・・
悩むと言うことはそれだけお子さんのことを大事に思って考えてくれているってことです。
育児に少しでも手も時間もかけたいと思っているママも
少しでも時間をかけずに子どもと一緒にいる時間を作りたいと思っているママも
どちらが正解ってことはないし、どちらも立派なママです。
時間や手間をかけることだけが育児じゃないです。
家族が健康でいられるように管理したり、家庭を効率よく回すことも大事なことです。
それはママ自身にも言えること。
仕事も家事も育児も・・・ママはいつも時間に追われて忙しいです。
ママ一人ひとりのキャパシティには違いがあるし、やれることも違います。
ママ自身にもメンテナンスや休養も必要です。
自分を犠牲にすることが立派なことではないです。
少々大げさになってしまいましたが、冷凍食品一つ使うのにそこまで追い詰められる必要はありません。
考えすぎることなく、後ろめたさを感じる必要はありません。
冷凍食品はメーカーが栄養や美味しさを考えて作ってくれたプロの料理ですから、子どもも美味しい!と言って食べることが多いです。
イロドリも考えられていることが多いので、華やかなお弁当になりますし、おかずのバリエーションも増えていいことずくめです。
実は、冷凍食品は冷凍で保存するため、保存料をいれる必要がないので添加されていないものが多いです。
食品添加物については、よくお弁当に使うハムやソーセージ、かまぼこにも入っていますし、それを気にしたら外食できなくなりますよね。
ママにとっても子どもにとっても、手軽で美味しいのはいいことですよね。
【結論】お弁当?給食?育児に正解なし!子どもの様子&ご家庭の都合で決めるべし
以上、お弁当や給食のメリット・デメリットを見てきました。
- どの項目が気になりましたか?
- どの項目を優先したいですか?
お弁当・給食問題は、パパやママが気になる項目、優先したい項目で決めていいと思います。
それはご家庭によっても様々ですし、
どっちが圧倒的に良くて、どっちが悪いと言う問題ではありません。
お子さんの様子やご家庭の様子、作る方の余裕で決めてしまいましょう。
迷ったらお子さんにどっちがいいかを聞いてもいいかもしれませんね。
子どもによっては、給食が食べられない子もいますし。
幼稚園によっては、給食を選択制にしていて、お弁当の日と給食の日を選べる園もあります。そういった選択制の園を選ぶというのも一つの選択肢としてアリだと思います。
失敗したかな?ちょっとこれは無理だな・・・と思ったら途中から変更してもいいと思います。
私はほぼ毎日お弁当を作っていますが、正直、
今日はしんどいな
お弁当作るんめんどくさいな
と思うこともあります。
手を抜くときもありますし、
何より大変よりも適当でも私の作ったお弁当を完食してくれ、「おいしかったよ」「可愛いお弁当だった」と言われるのがとっても嬉しいです。
小学校に入ったら給食になってしまうし、中学校もと考えると今後はほぼお弁当を作ることってないかもしれません。
ママが作ったお弁当を食べてくれる期間なんてほんのわずかな時期だけかもしれないなと思うと、残り少ないお弁当ライフも楽しんでいこうと思います。
お子さんにとってもママにとっても素敵な幼稚園ライフになりますように!
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