- 育児が辛い。なんでこんなに辛いんだろう?
- 楽しく育児がしたい!
- 抜け出すにはどうしたらいい?
そんなお悩みに答えます。
子どもはカワイイはずなのに・・・子育てが辛い。
毎日、子育てが辛いと感じていませんか?
その気持ち痛いほどにわかります。
私もそうだったからです。
子どもはカワイイはずなのに、愛しいはずなのに、
- 子どもが鬱陶しいと感じる、憎たらしく感じてしまって罪悪感・・・
- もう育児を続けていけない。辛い。
- 朝起きた時から憂鬱。
どうして?
こんな苦しい毎日から抜け出したいけど、
自分なりに息抜きしたりしてみるけど、
どうしたらいいか分からない。
みんなは楽しそうに子どもと接して優しいママでいいな。
私っておかしいのかな
そう感じて苦しい時期がありました。
育児が辛いと感じていたあの頃、
考えても考えても、理由はわかりませんでした。
抜け出し方もわかりませんでした。
泥沼にはまって、消えてしまいたくなったこともあります。
でも、今、そこを通り過ぎ、その時の状況を俯瞰して見れるようになって思うことをこの記事では書いていきたいと思います。
辛いと感じているあなたへ、少しでも参考になれば幸いです。
育児が辛い原因は?日々の小さいフラストレーションの積み重ね
24時間365日休みなく続く子どものお世話。
本当に大変ですよね。
やってみなければわからない大変さや苦労があります。
月齢が上がってくれば楽になるというものでもなく、その都度、その子毎に大変さがあって、みんな大変な思いをしています。
子どもを一人、一から立派な大人に育て上げる一大仕事なんですから、大変なのは当たり前!プレッシャーも相当かかってきますよね。
皆さんは、育児でどんなことが大変と感じますか?
- 何をするにも自分を優先することができず、ほっとしたり十分な睡眠をとる時間がない。
- 成長過程で困ることがあり、色々と対処しても育児書通りに行かない。
- この大変さがいつまで続くかわからない。
- 子どもを優先しているはずなのに、私は我慢しているのに子どもはいうことを聞いてくれない。
- いつまでも楽にならない。
- 夫が協力してくれない。
- 思う通りに家事を進められない。
- 感情が爆発して子どもに暴力を振るってしまう。
今思い出せるだけでも、たくさんの辛さがありました。
いつもイライラしてしまい、子どもにとっても優しく笑いかけることもでき無くなってしまう日もありました。
子どもが泣くと「うるさい!」と感じ、またイライラ。優しく抱きしめてあげることもできずに子どもは余計に泣く悪循環。
私の場合は、持病の偏頭痛のせいで思う通りに体が動かないことも・・・
とは言え、育児の辛さは毎日続く細かいことの積み重ね。
これ!とは言い切れないところがあります。
じゃあ、本質的なことを見てみると、私たちは何でこんなにイライラしてしまうんだろう?
辛さの奥にある、みんなに共通したもっと根本的な理由ってあるのではないかな?と考えてみると、そこに浮かんできたのは、「孤独」でした。
育児が辛い・・・その理由は?「孤独」
よくよく突き詰めて考えてみると、育児って「孤独」だなあって私は感じます。
周囲や世間って、子どもやママに対して冷たいなって感じることが多々あります。
みんなと違うことをしたり、少しでも常識というものから外れたことをすればSNSなどで非難される。
ママ友に悩みを相談したら、「マウント」と取られて相談しにくくなった。
赤ちゃんが泣いているだけで、睨まれたり「可哀想」「泣かせるな」と見知らぬ方から指摘された。
悩みを相談すると「そんなことで」「みんなやってる」そんな言葉をかけられることがある。
「言い方に気遣いがない」「もっと酷い状況の人もいる」そんな指摘を受けることも。
そんな楽して、私たちの頃は・・・という苦労話を逆に返されることも。
「母=聖母」のような幻想を抱いている人って結構多いような気がします。
母なのだから、母になったのだから全員が初めからうまくできるはずないですよね。
みんな、もがきながら、色々と工夫して乗り越えたり苦労したりしながら母になっていくのだと思います。
その幻想がママたちを苦しめているのを知っているのか?いないのか?
実際に、ママたちのことなんておかまいなしにそんな心ない言葉をかけてくる人にたくさん出会いました。
そんな人って、ただ単に言いたいことを垂れ流しているだけであって、実際に助けてなんか絶対にくれないんですよね。
言いたい放題言っているだけっていう無責任な人です。
私としては、個人的にはそういう人にはなりたくないです。
子どもにもそういう人にはなって欲しくないと思う。
自分の周囲の人がそんな人ばかりだったら、ママたちだって孤独感をよりいっそう深めてしまいますよね。
- 赤ちゃんは泣くことで意思表示しているんだから泣いたっていいんですよ。
- 便利な育児道具がいっぱいあるんだから目一杯使って楽なら楽に越したことないじゃないですか!
- アドバイスはありがたいが正論が欲しいわけじゃない!まずは話をよく聞いて欲しいんです。
- みんなにできていても私は辛いんだ!
- 子どももママにも個人差があるんだよーーー!
そんなふうに共感しあえる仲間がいますか?
否定されたり仲間外れにされるのが怖くて正直な気持ちをなかなか吐き出せないですよね。
私もメンタルが豆腐なのでよくわかります。
・
- 気軽に相談できる人がいない・場所がない
- 小さい子連れで気軽に出かけられない
- 息抜きしたいけど頼れる人がいない。
- 悩みを相談できる人がいない。
- ストレスを発散できる方法が分からない。
そんなふうに感じることありませんか?
ちゃんと話をじっくり聞いてくれる人いますか?
いないですよね?
勇気を出して相談をしても正論で返される。
わかってる。
でもできない、と自分を責めてしまうばかり
確かに、頭のネジの遥かにぶっ飛んだおかしいママもいることも事実。
子どもを産むと、注意散漫になったり図々しくなったりするの事実です。
でも、社会全体がピリピリしすぎじゃない?子どもや子連れに対して厳しすぎひん?って感じるのは私だけでしょうか。
そんな状況は、このコロナ禍でもっともっと深刻になってきていると感じます。
巣篭もり生活が長期化してきて
- 気軽に外出できなくなり、
- リフレッシュや悩み相談できる友達に会いにくくなる。
- 子育て相談の場に行きにくくなる。
ことが長くなって、ママたちのストレスも蓄積してきていると思います。
今、育児に必要なことは「共感」
多分ですけど、
- この月齢ではこういうもの
- こう対処すれば大体大丈夫
- こういうこともあるよね
- ある程度適当でも大丈夫〜
みたいな感じに適度に力が抜けてくると、グッと育児が楽になるのかなって感じています。
でも、これってある程度自分で実感しないと分からないものですし、他人に言われたところで、そうできるものでもないと思うんですよ。
それなら、何が大切かってことなんですが、これは万人に言えることですが
- わかってもらえること
- 認めてもらえること
- 褒めてもらえること
これがかなり重要かなと思います。
この3つは、子どもにだけでなくママたちにも必要ですよね。
大変さをわかってもらえたり、苦労を認めてもらえる、考えや感じたことを共感してよく頑張ってるね、ありがとうって褒めてもらえることって人間にとって本当に大事なことだと思います。
私が子育てをしている中で本当にラッキーだったと思うのは、認めあえて励ましあえるママ友に出会えたことです。
みんな優しくて、素直に共感しあえて、褒めてくれて一緒に怒ったり泣いたりしてくれる友達ができたことは本当に幸せなことでした。
私は家庭の中でさえ、夫婦で労ったり話を聞いてもらうということができていなかったので、本当に追い詰められていたと思います。
私が、育児ノイローゼ寸前だった頃。
慣れないふたり育児に毎日必死で、しかも赤ちゃんの夜泣きが酷くて全然寝れなくて、しんどくて上の子も可愛いと思えなくなって、でもなんとか毎日を回して生きてた頃。
今思い出しても涙が出てしまうんですが、「もうこれは限界!」てところまで頑張った、ある日、一番仲のいい近所のママ友を尋ねました。
いつも通り笑顔で訪ねたはずでしたが、多分、寝不足もあったし酷い顔をしていたと思います。
彼女は笑顔で迎え入れてくれて、暖かいお茶と美味しいお菓子を出してくれて、上の子たちは勝手に遊び始めました。
赤ちゃんを抱っこしてくれながら、何気なくたくさん話を聞いてくれて、共感してくれて褒めてくれて、最後にはいっぱい笑って、
「ゆっくりお風呂入ってる?」って言って、入浴剤をくれました。
これがなかったら、私も子どもを虐待したりもしかして、心中とかの道を選んでしまっていたかもしれないと思います。
過ぎてみれば、また、他の人から見れば「それくらいのことで」って思うかもしれません。
でもそれくらい、育児では、心も体も追い詰められることがあるし、共感してもらう&褒めてもらうってことは最重要になると思います。
今、コロナ禍で、育児広場なども閉鎖される状況の中で、
ママたちがおしゃべりし共感して、ストレス発散できる場が減っています。
どんどんとママたちは孤立しています。
正直に話し合える人が身近にいるのが一番ですが、いない場合は児童相談所や電話相談などに頼ってみるのも一つです。
助けてもらえる人は必ずいるはずです。
助けてって、言っていいんです。辛かったら助けを求めましょう。
旦那さんも大変だからと自分に蓋をして勝手に諦めてしまうのではなく、自分の大変さ、手伝って欲しいことなどを素直に伝えて話し合うのもとても大事です。
家庭に一番の味方がいて、お互いに労い合えるのが理想と私は思います。
コロナ禍でのテレワークや在宅勤務が進み、様々なことがオンラインで行えるようになった今、ママ会議もオンラインで行えるようになればいいのになと思います。
(オンラインだと子どもたちはお友だちと遊べないけど)
このブログにコメント書いてくれてもいいですし、メッセージくれてもいいです。
一人でも多くのママがストレスを少しでも少なくして育児ができるように私も何か力になれたらと思います。
ママである私たち一人一人が、子どもたち、ママたちを認め合って共感し、優しい言葉をかけてあげられる世の中になったら、子育てももっと楽しく、もっと楽に、子どもたちももっともっと健やかに育つに違いないと思います。
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