- 子育てってなんか思ってたのと違う。。。これって私だけ?
- 子育てってなんかうまくいかないなあ〜。落ち込んでしまう。
- まだ子どもを育てたことはないけど、子育てってどんな感じなのかな?ちょっと覗いてみたい。
そんなお悩みに答えます。
今回は、私が実際に子育てをして感じた子育ての現実、子育て前とのギャップをお話ししていきたいと思います。
- 【before】妊娠中は幸せいっぱい⇨【after】しんどいこといっぱい
- 【before】出産は死ぬほど痛い!⇨【after】出産後も痛いことが山ほどある
- 【before】赤ちゃんはずっと眠っている天使⇨【after】ずっと眠っている赤ちゃんは稀!むしろ寝ない
- 【before】手作りの離乳食をパクパク食べてくれる幸せ⇨【after】丁寧に作ったものほど食べない。ベビーフードの方がよく食べる
- 【before】旦那命!旦那くん以上に赤ちゃんを愛せるか分からない⇨【after】親バカ炸裂!むしろ役に立たない旦那はじゃまものw
- 【before】我が子はいつでも何しても可愛い!⇨【after】ぶっちゃけ可愛いと思えない時もある
- 【before】赤ちゃんが生まれたら可愛い服をいっぱい着せたい⇨【after】デザインより着心地や数!可愛いものに限ってすぐに汚す
- 【before】可愛くておしゃれなママになる!⇨【after】いつもヨレヨレ。毎日スニーカーにデニム。
- 【before】子どもには感情的にならない。叱る時は冷静に言い聞かせる⇨【after】努力はするがなかなか難しい
- 【before】育児のピークは赤ちゃんの時期。その時期を乗り越えれば楽になる⇨【after】育児の悩みは年齢によって変わる。大変な時期はずっと続く・・・
- 【まとめ】育児中の親にとって大切なことってなんだろう?
【before】妊娠中は幸せいっぱい⇨【after】しんどいこといっぱい
子どもを授かる前、大好きな人と結婚して、いつかは子育てもしてみたいなあと思っていました。
子どもを授かるってどんな感じなんだろう?
- 大好きな人との間にできた子どもが自分のお腹の中にいる
- 周りの人は気を使ってくれチヤホヤしてくれる
- 生まれてくる赤ちゃんのためにおしゃれで可愛い服やベビー用品を揃える
妊娠中って、さぞかし幸せいっぱいなんだろうなあ〜と想像していました。
ところが、いざ自分が妊娠してみると現実は
気持ちや体が安定して過ごせる期間はほんのわずか。
そのわずかな期間にも出産準備や引っ越しなどやることが盛り沢山でなかなか自分のやりたいことを楽しむ時間も取れませんでした。
大好きなお酒も飲めなくなり、食べるものも気を使うなど制限されることも多く、自分の体の中で大切な赤ちゃんを育てているという責任感や不安に押しつぶされそうな日々でなかなか楽しむことができませんでした。
とはいえ、生まれてくる前は自分の都合やペースで動けたので、今考えてみたらずっと自由だったんですよねw
【before】出産は死ぬほど痛い!⇨【after】出産後も痛いことが山ほどある
中学生の時に、初めて出産する場面のビデオを見てから、
出産=めちゃくちゃ痛いもの
と刷り込まれてきた私。
世間では、鼻からスイカが出るほど痛いとも言いますよね。
それが現実かはおいておいて、
未知なる出産の痛みにずっと恐怖心を抱いていました。
出産は激痛!
私は、ふたりの子どもとも帝王切開だったので、経膣分娩の痛みはしりません。
でも、帝王切開でも痛みはありますし、熱も出て出産自体がしんどかったことは事実です。
でもでも、実際に出産してみると、出産の時が痛みのピークではないことを知るんですよね。
まず、後陣痛が激痛!帝王切開の傷も痛い!
経膣分娩の方なら会陰の傷も痛いと言いますよね。
授乳も痛い!というか、授乳以前におっぱいが痛い!
おっぱいも自然に出て、すぐに軌道に乗るわけでは決してない。
新生時期なんて口に含んだと思ったらすぐに寝るし・・・
乳首が切れていたい!噛まれていたい!
痛くても赤子をぶん殴ることもできないし。。
乳口炎ができて授乳自体が痛くて苦痛にもなりました。
幸せいっぱいな時間になるはずの授乳がまさか苦痛に満ちた時間になるなんて考えもしませんでした・・・
寝ている時に赤ちゃんの不意打ちキックをみぞおちにくらったり、絵本を読んでいる時の頭突きを鼻にくらったり、子育て中も痛いこと山盛り。
痛みは出産がピークではありませんでした・・・
【before】赤ちゃんはずっと眠っている天使⇨【after】ずっと眠っている赤ちゃんは稀!むしろ寝ない
出産前の私は、赤ちゃんってずっと眠っているイメージでした。
そんなイメージないですか?
ずっと眠っている赤ちゃんを可愛いなあ〜と見つめて、目が覚めたら授乳して・・・
見たいなメルヘンなイメージだったのですが。
授乳していない時にはすやすや眠っている天使♡
現実は違いました。
ムスメは寝てくれるほうでしたが、ムスコは新生児のうちからまあ寝ない。
授乳の時にはろくに飲まずにすぐ寝るくせに、寝てもすぐに起きる。
ろくに飲んでないから寝れないんだよ。
って、起こして飲ませようとするけど、そこは寝る・・・っていう。
ずっとおっぱいにくっついているイメージでした。
なので、当然夜もろくに眠れないし、睡眠不足と疲労で本当にノイローゼ寸前でした。
というか、あれはノイローゼだったのかもしれないです。
もっと、周りの人の手を借りて乗り切ればよかったなあと今になって思います。
育児が辛くなりすぎて、赤ちゃんを連れて半ば家出同然で温泉に行きましたw
【before】手作りの離乳食をパクパク食べてくれる幸せ⇨【after】丁寧に作ったものほど食べない。ベビーフードの方がよく食べる
授乳期を終えて、離乳食を食べ始める時期になるとドキドキしながらも気合が入るママも多いと思います。
私も第一子のムスメの時はそうでした。
おかゆや野菜を柔らかく煮たものを一生懸命に裏ごしして、しかも量もちょっぴりの割にめちゃくちゃ手間がかかるんですよね。
でも、それを初めて赤ちゃんがおっぱい以外のものを食べてくれるのが嬉しくて、ドキドキしながらワクワクしながら作っていました。
赤ちゃんがパクパクゴックンしてくれることを想像して・・・
ママが作った離乳食を美味しそうに食べてくれる♡
でも、現実は・・・
べえ〜
ってされることがほとんどです。
というのも、赤ちゃんはおっぱい以外の味、舌触りになれていません。
異物を口に入れられたら、誰だってべえーってなりますよね。
しかも、赤ちゃんはおっぱいを飲むのは得意でも、食べ物を口の奥に運んでゴックンするという舌の動きにまだまだなれていません。
だから、当然
べええーー
それが当時はショックで。
手間暇かけて作ったものを
べえーーー
しまいには手でグチャーー
今ならこれが当然とわかるけど、当時は、
- なんで?
- おいしくないから?
- どうやったら食べてくれるの?
- 手間暇かけたご飯をいたずらしないで!
なんて、怒りまで湧いてきたものでした。
でも、意外と市販品や適当に作ったものの方が食べてくれるんですよね。
気楽にやったもん勝ちみたいなところがあります。
あまり育児本や市の離乳食指導を過信しない方がいいかもです。
詳しくは↓最近の離乳食事情を書いた記事を読んでみてくださいね。
そんな中で、ムスコのアレルギーが発覚!
食物アレルギーを持つ人が家族に全くいなかったので、まさに晴天の霹靂でした!
自宅で作れる米粉パンの研究に明け暮れた日もありました。
食物アレルギーがあると毎日の食べ物の管理もとても大変なものになって育児がさらに大変になってしまいます。
世のお母さんは本当によく頑張っていますよね。
ママ、すごいです!
【before】旦那命!旦那くん以上に赤ちゃんを愛せるか分からない⇨【after】親バカ炸裂!むしろ役に立たない旦那はじゃまものw
結婚した当初は、旦那さん命!
ラブラブでした。
赤ちゃんを授かってからも、「旦那さん以上に赤ちゃんを愛せるかわからない」なんて訳のわからないことほざいていた私。
旦那さんより愛せるかは分からない
ちゃんと可愛がれるかな・・・?
実際に生まれてみたら、赤ちゃんの可愛いこと可愛いこと。
これが血の繋がりか?母性か?
親バカって怖い。ってほど可愛く感じました。
出産前は、私に母性なんてあるのかな?と思っていましたが、母性がなかったら育児って乗り越えていけないと思います。
こんなに辛かったり痛かったり自分を犠牲にしなければならないことが続く中で、子どもと元気に健康に毎日過ごせているだけでも凄いことだと思います。
母性がなかったら無理だな、逃げ出してるかも、投げ出してるかもと感じることもあります。
一方で、日に日に旦那への嫌悪感が増幅。
一緒に育児をしようとしてくれない。
こちらがバタバタしていても素知らぬ顔でゲーム。
仕事から帰ってきてもこちらの話も聞かずにテレビに注目
そんなことが重なり、旦那がだんだん邪魔者にさえ思えたこともありました。
女性は子どもを産むことで脳が変化するっていうけど、それもあながち間違っていないと思います。
赤ちゃんを育てる方向、守る方向に考え方がシフトしていくのだと人間の生物としての凄さを感じてしまいます。
【before】我が子はいつでも何しても可愛い!⇨【after】ぶっちゃけ可愛いと思えない時もある
かつては、親バカという言葉もあるくらいやし、自分の子どもって何しても可愛いんだろうなあとぼんやりと思っていました。
いつでもどこでもずっと可愛い♡
実際に、第一子が生まれて赤ちゃんのうちは、本当に可愛くて可愛くて、やっぱり何やっても可愛いなあと思っていたんですが、やはり、成長とともに可愛いだけでは済まないことも出てくるようになりました。
我が子を可愛いと思えない時があるなんて、自分は親失格!と自分を責めた時もありました。
でも、親だって人間です。
子どもだって立派な一人の人間です。
人間と人間同士で接していて、嫌だと感じることはもちろんあるし、可愛いと思えない時があっても当然のことですよね。
特に、親は子どもに責任を感じすぎていたり、子どもの問題を自分の問題と勘違いしていたり、また、疲れが溜まりすぎていると心から可愛いと思えないこともあります。
私も、あまりに子育てに一生懸命になりすぎて、「こうしなくては!」「こうするべき」と強く思い込んでいた時には、子どもに強く当たりすぎてしまったり、イライラすることが多かったです。
特に第一子の時は、この先この子がどうなるんだろうという見通しがつかないので不安にもなるんですよね。
ある程度、「子どもってこういうもの」とか「いずれはこうなるから」と予測がつくようになると楽になるんですけどね。
もっと肩の力を抜いて、人と人として接することで少し気持ちが楽になります。
子どもと接していると、私もまだまだ人間として未熟だなと考えさせられることばかりです。
子どもには色々と教えてあげたいと思っていても、実際には子どもには教えられることばかり。
そして、支えられることもあります。
大きくなってくると、赤ちゃんの時のように、してあげるばかりの対象ではなく、時に距離を置いて、信じて任せることが大事になることもあります。
親もこどももお互いにお互いを尊重し、心から信じることが本当の愛情かなと思います。
子育てって本当に深いです。
【before】赤ちゃんが生まれたら可愛い服をいっぱい着せたい⇨【after】デザインより着心地や数!可愛いものに限ってすぐに汚す
出産前は、赤ちゃんが生まれたら可愛い服をいっぱいきせたい!と思っていました。
実際に、出産前や生まれてからもいくつか可愛いお気に入りの服を用意して楽しみに待っていました。
可愛い服を着せておしゃれさせたい!
ただ、実際に生まれてみると、デザインで選んだ服は襟がついており、赤ちゃんの短い首にはチクチクしてしまって着心地が悪そう。
生地の伸びが悪くてお着替えがさせにくい。
家では洗濯できなかったり。
そして、可愛いくてお高かった服に限って汚すのはなんでなの?
よだれで服が汚れないようにするはずのスタイもわざわざ舐める噛むスタイル。
お出かけ前にウンチをして服を汚すことも多々あり、やはり、赤ちゃんの服はデザインよりも着心地や数!と痛感しました。
【before】可愛くておしゃれなママになる!⇨【after】いつもヨレヨレ。毎日スニーカーにデニム。
独身時代はおしゃれが好きでファッションにも相当お金をかけていた私。
出産前には、子どもが生まれたらおしゃれなママになってお出かけしたり、子どもとお揃いコーデとかが夢でした。
- ママになってもおしゃれ♡
- 子どもとおそろコーデとかしたい!
でも、現実はいつもヨレヨレ。
子どもと一緒に遊んで汚れても気にならない黒やブラウン、グレーなど地味色の服にデニムが定番コーデ
子どもがダッシュしたらいつでも追いかけられるように足元はスニーカー。
ヒールやスカートなんて久しく履いていません。
ママの服選びの基準は動きやすさ!洗濯しやすさ!汚れが気にならないこと!子どもに触れてもチクチクしない素材ww
クローゼットもだんだん子どものものが増えてくるので、ママの領域が侵されてきてしまいます。
そもそも子どもが眩しすぎて、そのとなりでおそろコーデなんて恥ずかしくてできません(//∇//)
女子力高いママってすごいなっていつも尊敬の眼差しでみてしまいます。
日焼け止めとか塗ってる暇もなく、子どもも肌が弱くて日焼け止めにかぶれてしまうので日焼け止めをぬれず。
おしゃれママとは程遠いです。
子どもの手が離れてきたらまたおしゃれしたいです。
あ、でもその頃には教育費とか色々かかるし、ファッションにかけてるお金がないかもなw
独身時代のファッション費用、ためておいたらよかったなあーw
【before】子どもには感情的にならない。叱る時は冷静に言い聞かせる⇨【after】努力はするがなかなか難しい
幼少期に感情的な母親に嫌気がさしていた私は、自分が子どもを育てるとしたら絶対に感情的にならないと子どもの時から決めていました。
叱る時は冷静に、言い聞かせる。
- 決して感情的にはならない
- 叱るときは冷静に
- 言葉を選んで言い聞かせる
でも、あれほど誓ったにもかかわらず、実際はなかなか難しいのが現実です。
過去に母親が言っていた言葉をトレースしていることすらあって、心底自分が嫌になることもあります。
出産後はホルモンバランスが崩れてしまい感情的になってしまうことも多くなりますよね。
急いでいるときや忙しい時、自分に余裕がない時には感情的になりやすいので、なるべく精神的にも時間的にも余裕を持って、子どもに接することができるように努力しています。
でも、感情をコントロールするのってなかなか難しいですよね。
私は、マインドフルネスを毎日の生活に取り入れることで感情をコントロールするのが楽になったように感じます。
ストレスも感じにくくなり、気持ちが楽になったように感じます。
このことは脳科学的にも証明されており、マイクロソフトの研修など世界中でビジネスにも取り入れられるなどエビデンスもある方法なので、ぜひ今後も続けていきたいと思います。
【before】育児のピークは赤ちゃんの時期。その時期を乗り越えれば楽になる⇨【after】育児の悩みは年齢によって変わる。大変な時期はずっと続く・・・
子どもが生まれてから、よく年配の方から、
- 今が一番大変な時期ね
- この時期を乗り切れば後は楽になるよ
- 幼稚園に入ったらだいぶ手が離れるよ
- 小学校になったら・・・
などと散々言われてきたので、自分もなんとなくそうなのかな?と思っていました
- 子育ては、子どもが赤ちゃんのうちが一番大変。
- この時期を乗り越えれば楽になる
が、実際は、子育ての悩みは年齢が大きくなっても形を変えるだけで、ずっと続くものだなと思っています。
確かに、新生児期や赤ちゃんが小さい時は、眠れなかったり体力的にしんどいことも多く、月齢が上がるごとにそういう意味での大変さは減って楽になってきます。
でも、今度は、後追いをしてママから離れなくて精神的にきつかったり、離乳食を食べてくれなくて体重が増えてくれなくて心配になったりしますよね。
それって、幼稚園に入っても、小学校に入っても、中学生になっても、何らかの形で悩むんですよね。
子どもたちが成人して独り立ちするまで、子どもと一緒に悩んで成長していくのが子育てなんだなあと感じます。
【まとめ】育児中の親にとって大切なことってなんだろう?
自分が子育てをする親の立場になって、子育てって「思ってたんと違う」と感じることが多いです。
自分の子どもの頃を振り返れば納得がいくんですが、子どもがいつも親の想定内にいるとは全く限らないんですよね。
子どもとはいえ別の人間ですから。
というか、想定外ばかりw
そんな中で、子どもと自分をより良い方向に持っていくために、人生の先輩として、子どもに何を伝えられるんだろうと考えてしまいます。
私は、子育てしていく中で、
- 自分の体や心のコンディション
- 自分の感情のコントロール
- 子どもとの向き合い方
で悩むことが多いのかなと思います。
日々子どものお世話をしたり、子どもに何かを伝える時、自分の体力・精神力が充実していないと難しいと思います。
理想や正しいことを実践するよりも、自分や子どものコンディションを整えることがまずは大事
まずは自分や子どもの命を守って、しっかりとした食事と睡眠を確保する。
健康・元気に生活して成長してたらまずはそれでOK
その上で、自分にできることから無理なく伝えていければいいかなと思います。
子どもも自分も一人の人間ですから、意見が食い違うこともあるし、考えの相違があることもあります。
可愛いと思えないことがあることもあって当然です。
自分も子どもも両方大事にしていきましょう。
子育てをしていると辛いことや大変なことばかりに目が行きがちですが、子どもに教えられたり、支えられたりしている部分がたくさんあるのも事実です。
こどもがいなかったらできなかった体験や見えなかった景色を見せてもらっているのもまた現実です。
子育てさせてもらっていること。親にしてもらったことに感謝もしています。
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